【Fインドの子どもと遊んだ】 〜70歳からのインド旅 死ぬまでにインド!〜 |
2024年2月28日(水) | |
昨日1日休んだら、すっかり元気になりました。 ホテルのアチャーな(美味しい)朝食を食べました。 |
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ホテルのレストランの壁にも私たちの部屋と同様に、たくさんのガンジス川の 絵が飾られていて、どの絵もとても素敵でした。 こんな風にガンジス川のいろいろな風景画がホテル内にあるというのは 統一感が出ていいと思いました。 |
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ガンジス川の主なガートの地図です。 赤字は実際に行ったところです。 |
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アッスィーガートには、オートリキシャで行きました。 「アッスィーガート タク キットナヘ (アッスィーガートまでいくらですか)?」 |
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オートリキシャを降りて、あとは石畳の狭い路地みたいなところを 歩いてアッスィーガートに向かいました。 なかなかいい感じの路地でした。 |
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子牛が舌をペロッと出してアチャー(かわいい)。 |
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ほとんどのインド人は牛肉を食べません。 豚肉や鶏肉などの肉も食べない人が多いです。 インドの多くの人にとって、肉は魂を汚す暴力の結果だから、 食べるべきではないと考えるようです(アヒンサー 非暴力主義)。 暴力が人間の魂に作用して、品性を損なうということです。 私たち日本人は肉を食べる時に他の人にその暴力をやってもらって そのことは考えないようにして食べています。 インド人はそういうごまかしをしないということです。 でもそういう理由だけでなく、インドにはタンパク質豊富な豆が たくさんあったからというのも大きいようです。 でも私がわからないのは、水牛なら食べてもよくて 牛はだめという点です。 牛は神様の乗り物だからだめで、水牛は違うからいいという点。 牛と水牛はどちらもウシ科の哺乳類ですが、種族が違うようですが。 牛は寒い所でも育ちますが、水牛は温かい地方にいます。 水牛の乳は脂肪分が8%で家畜の中で最も多く、ギーの原料となり、 鉄分・ビタミン・乳糖も牛の乳よりも豊富に含まれていますが 肉質が硬いので煮込み料理に向いています。 インド国内での水牛肉は主にイスラム教徒や外国人向けレストランで 使われますが、非菜食主義のヒンドゥー教徒にも 消費されているそうです。 実はインドは世界第二位の牛肉輸出国で、 水牛肉は国外に出たら牛肉と書き換えられるそうです。 これってインチキじゃないですか。 ベトナム・中国・ペルシャ湾沿岸国・北アフリカに輸出されています。 インドの牛肉は脂肪が少なく安いので、 欧米の牛肉生産者は心配しているらしい。 最近インドでは、若者が菜食から肉食に変わってきているそうです。 大学入学時にはベジタリアンでも、卒業時には全員肉を 食べるようになり、働くグーグルやアップルでは無料で 肉をたっぷり食べられる食堂があり、 そんな時に、インド人は個人主義ではないので、 1人だけ肉を食べないというと気まずくなってしまうらしいです。 |
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水牛 |
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日本では明治以前は仏教も神道も植物を中心とした食事を奨励してきました。 その大きな理由は、家畜の飼料を作るための広い土地がないことでした。 でも昔は肉が食べられていたそうです。 晩春から初秋まで(つまり食べ物がある季節)は 牛・鶏・猿・犬を食べるのは禁止されていましたが、 晩秋から早春までは食べ物がないので禁止されていなかったんです。 とても合理的な理由でいいと思います。 だからジビエは食べても罪なことではないと思いますが、 やはり残念ながら、家畜の肉の方が好きです…… ほとんど肉を食べてこなかった日本人が明治時代になって、 急に肉を食べるようになったのは、明治天皇が肉を食べてもいいという 許可を国民に与えたからです。 でも亡くなった母によると、戦争前までは家で食べるおかずは 毎日、魚の煮つけや塩焼きと野菜の煮物だったそうです。 戦争後、戦勝国のアメリカ人がステーキやハンバーガー、ベーコンを 食べているのをまねして、どんどん肉を食べるようになりました。 日本人が肉を食べるようになれば、牛の飼料を作るアメリカの農家が もうかります。 |
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アッスィーガートに着きました。 バラナシのガートは全部で84箇所ありますが、その中でも 一番上流の端っこにあるガートがアッシーガートです。 |
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煉瓦と板で作られた素敵なベンチの上でお休みしている人が いたんですが、その寝姿がインドっぽくて、 アチャーで(かっこよくて)見とれました。 ムンバイのZさんの寝姿もこんなんでした。 |
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ガンガー(ガンジス川)に向かって一心不乱に お祈りしている人がいました。 |
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そうかと思えば、遊園地みたいな遊具もありました。 アッシーガートは地元の人々の憩いの場だそうです。 |
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何と、全て手動でした!!! いいですね〜。 |
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娘が聖者みたいなインド人と話していたので、何を話しているのかと 思ったら、占いをしないかというセールスでした。 「ジーナヒーン(いいえ結構です。)」と言ったら、 「どうして? もっと安くしようか?」と言ってきました。 それでうやむやなことを言って断るよりも、 はっきり言った方がいいと思い、 「占いが嫌いなんです。」と英語で言ったら、 すぐに諦めてどこかに行きました。 インドでは大学の先生などのインテリも含めて ほとんどの人が占いを信じるらしいんですが、本当でしょうか? |
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野良牛が昔と違ってほとんどいないからだと思いますが、 インドに来て初めて見た牛のウンチにたかっていたのは 日本では見たことのないような巨大なハエでした。 約50年前に夫がインドに行った時には、 食べ物にはハエがいっぱいたかっていてはらうのが大変だったが、 昔とくらべてハエは少なくなったらしいです。 インド駐在の人が書いた本によると、インドのアリはカップヌードルの セロファンを破り、丈夫なふたを破り、 ラーメンを食べていたらしいです。 それでも貴重なカップヌードルを捨てることはもったいなくてできず、 熱湯をかけて浮いてきたアリを捨てて食べたそうです。 ポテトチップスやクッキーの袋も破るし、干椎茸を入れてあった タッパーまでかじられたので、冷凍庫に入れることにしたそうです。 皮のバッグや靴まで食べるとは……インドのアリはさすが! |
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牛のうんちは今はどうかわかりませんが、 インドでは燃料として使われてきました。 瀬戸内寂聴の本で読みましたが、牛のうんちの燃料を 積み重ねて火をつけ、メリケン粉を手で練りパンを作って、 うんちの間につっこんで(笑)焼き、 小さなじゃが芋やなす、トマトも同じように焼く。 焼きあがる間に、岩塩をビンの尻で叩きつけて粉にして、 焼きナスを割き、トマトはつぶし、岩塩と油と酢でソースを作って つぶした野菜を混ぜて、玉ねぎを混ぜて指で食べたら、 ホテルのどんな料理よりもスワーディシュトゥ(美味しかった) だったそうです。 私も牛のうんちの燃料で焼いたその料理が食べてみたいです。 |
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この小屋は何だろうか?と思い、グーグルカメラで翻訳してもらうと、 女性用の更衣室でした。 女性は服を着たまま、ガンジス川で沐浴するので、ここで 乾いた服に着替えていくということですね。 |
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ちょっとしたショックを受けたんですが、 ガンジス川の沐浴はこんな囲まれたプールみたいな所でする んですよ……ガックリ……しかも金ぴかの遊覧船まである。 |
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ガートを歩いていたら、何回も「ボートに乗りませんか?」と セールスされましたが、明日の朝、夜明けに乗るつもりなので 「ジー ナヒーン(いいえ、乗りません。」と断ったら、 合掌されて「ティーケティーケ(わかりました)」と言われました。 「ナヒーン」だけだと、いかにも「ノー」という冷たい言い方ですが、 それにジーという丁寧語をつけるといやな言い方ではありません。 言葉は大切です。 |
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ここは何だろうか?と疑問でしたが、よく見ると、ジャイナ教のシンボルの 卍が書かれていますからジャイナガートです。 調べてみたら、ジャイナ教の創始者のマハーヴィーラの時代には ジャイナ教はガンジス川流域で活発で、 その後、インド大陸全体に広がって、 特に西インド、現在のグジャラート州に広がっていったそうです。 |
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アッスィーガートから、ガンジス川沿いをブラブラ歩いてみました。 ここはプラブーガートです。 |
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ガートが階段状になっているのは、川の水の水位に関わらず、 利用できるようにするためです。 水位が低い時は下の方まで行けるし、高い時は低い所は川の中なので 上の方を利用するということですね。 |
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ここはチェート・シン・ガート。 | |
ニランジャニガートの黒ヤギが階段をのぼる足がチャーミングでした。 | |
おしゃまなヤギくん |
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ニランジャニガートで、フレッシュジュースを飲むことになりました。 インドのジュースはうそがありません。 本当にその場で絞ってくれます。 |
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マハニルヴァニガートとシヴァラガートです。 | |
シヴァラガートから上って、上の道に出ることにしました。 | |
オートリキシャに乗って、いったんドルフィンホテルに帰って休みました。 | |
夕方、またアッスィーガートに行くことになりましたが、 今度は娘がダウンしてしまい、夫と2人でオートリキシャに乗りました。 |
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アッスィーガートに着いてすぐにトイレに行きたかったので、 ヒンディー語で 「ショーチャーレー カハーンヘ?(トイレはとこでしょうか)」 と聞いてみたらすぐにわかりました。 やはり、どこの国に行っても、 「トイレはどこでしょうか?」は必須ですよね。 |
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トイレには掃除している女性がいました。 掃除というのは不浄な所と考えられているので、 カーストの上の人間は絶対にしないで、最下層の不可触民がします。 インドでは上流家庭はもちろん、中流家庭でも使用人がいることが多いので、 家族はごみを片付けません。 ごみや掃除は最下層の人間がすることであって、自分たちには関係ないと 考える人が多いんでしょうね。 だからインドで環境を良くするのは、とてもむずかしいことかなと思います。 それにくらべれば、日本は普通にごみを捨てに行くし、掃除も自分たちで するし、いい国だなと実感しました。 これまで意識してきませんでしたが、インドに来てそういう現実を見て、 日本では仏教の影響があったということに気づかされました。 禅寺ではお坊さんがトイレ掃除をしています。 これがヒンズー教寺院なら、お坊さんは掃除せずに、カーストの低い人が 掃除をしているんでしょうね。 これまで何も考えてきませんでしたが、仏教っていいですね。 |
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今朝見た観覧車を子ども達が自分の体の重さで回していて、 とてもスリリングで面白そうでした。 やっぱり間違いなく人力観覧車! 感動!!! |
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ヒンディー教の聖者みたいな人が槍みたいな物を持って歩いてきました。 | |
夜のプージャの準備をしているようです。 ガンガーセヴァサミティーと書いてあるようです。 |
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金ぴかのワニに乗っている神様は誰でしょうか? ネットで調べてみたら、”ガンガー”という女神で、 ガンジス川を神格化した神でした。 インドでは川そのものも「ガンガー」と呼び、「ガンジス」は英語です。 その女神の乗り物は金ぴかワニの”クンビーラ”です。 そして驚くべきことに、このクンビーラは 日本の金比羅(こんぴら)さんのことらしい。 そういえば、クンビーラとコンピーラ……似ていますよ。 インドと日本 いろいろな所で繋がっています。 金比羅さんは海上での交通安全と大漁の神として、 漁師が特に信仰する神様です。 インドのクンビーラは聖なる河に棲むワニを神格化した 水の神、海の神として信仰されてきました。 |
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金ぴかワニのクンビーラに乗るガンガー |
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日本の金比羅さん |
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ここで、物乞いと思われる子どもが3人、カップを持って 「マネーマネー」と言ってきました。 私はこの時、日本から小分けされた美味しいお菓子を 持ってくればよかったと、とても後悔しました。 持っていたんだけれど、ホテルに置いてあったんですよね。 お金じゃなくてその場で食べられるお菓子なら、もし親方みたいな人に お金をとられることなく、お腹が満たされるからです。 物乞いは、インドではカーストの一番低い人たちなんでしょうか? どんなに私たち日本人が貧乏旅行していたとしても、 この子たちは絶対に一生貧乏旅行さえできないん だろうなと思いました。 |
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「アプカ ナーム キャ ヘ?(名前は?)」ときいてみたら、 アンシェリちゃんとレッカーナムちゃんでした。 「メラ サッタル(私は70歳だよ。)」「アプカ ヘ?(あなたは?)」 |
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子どもにお金をあげてもいいのだろうかという疑問がわきました。 何も仕事をしていないのにお金をもらうのはどうなんだろうか? 私はまだ仕事らしいこともできないような 幼い男の子に10ルピーをあげました。 するとピンクのカーディガンを着た女の子がその子からお金を とろうとして喧嘩になってしまいました。 その後、女の子は私に何回も何回も「マネー」と言うので、 今度は私が手を出して、 冗談で「ゲラー ディージェ(お金ちょうだい)」と 言ってみたら、隣の子がカップに入った コインのお金を私にくれました!!! 人からお金をもらったのは、生まれて初めてだったので ちょっとうれしかった。 |
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もちろん、この子ども達はヒンズー語の文字を 読むこともできないのでグーグル翻訳も使えないし、 ヒンズー語で話すしかありませんから、 少しでもヒンズー語を覚えてきて ほんとうによかったなと思いました。 唯一知っている英語はマネー(お金)です。 英語が話せる子どもはよほど恵まれた子どもなんだと思います。 インドでたくさんの子どもが学校に行っていないのは、 カーストの低い人間には無知のままでいてほしいと カーストの高い人たちが考えるからかもしれません。 インド舞踊の舞台を見に行こうとしたら、女の子もついてきました。 私はかわいいなと思って、その子と遊ぶことにしました。 お金だけが目的じゃなく、外国人に興味があるのかもしれません。 ヒンディー語でドラえもんの歌を歌ってみました。 インドではドラえもんのテレビを夕方やっていると聞きましたが、 今もやっているのでしょうか? インドのホテルでテレビを見たかったのですが、あまりにもその操作が むずかしくて見れませんでした。 ヒンディー語を話すドラえもんやのび太、しずかちゃん、ジャイアン、 スネ夫を見たいな。 先日新聞で見ましたが、ドラえもんは”他力本願”で 教育上悪いのでバングラディシュでは 禁止になったとかなんとか…… ヒンディー語の音で覚えるのはむずかしいので、 日本語の音を使った語呂合わせのヒンディー語を 日本でお風呂にお浸かりしながら練習していました。 ♪ぜんざい喫茶あ〜るぞ イカ湯葉貼〜るぞ どーや日本、誰だお前とキャラ立っちゃうムカ〜デ ふ〜ん 歴史家どんな包丁 アジハマチカンパチ あったりめえだ そんな平家 鮭サンマシャチ 目かゆ〜い 足な〜が注油 きりたんぽど〜ん やあ ヘリコプター あっはっは めっこ〜る 狂ったロボ どれえ〜もん あっはっは めっこ〜る 狂ったロボ どれえ〜もん♪♪♪ わかったのかわからなかったのかよくわかりませんでしたが、 笑ってくれました。 それからヒンディー語で1(エク),2(ドゥイ),3(ティーン), 4(チャール),5(パーンチ)と言いながらカンフーをしてみたら 一緒にやってくれました。 |
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そして最後にその子に50ルピーをあげました。 |
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貧富の差が激しい国 インドですが、 マハラジャ(地方の王様)たちは、今、どうしているのでしょうか。 インド独立後、その領土を政府に返上して、その代償として 政府から莫大な年金を受け取っているそうです。 また税金は一切免除、飛行機や列車の1等無料パス、 水道料金や電気代もただ。 インド国民会議でマハラジャに対する特権を廃止するという 決議をしたら、怒り狂ったマハラジャたちが団結して ストライキをして、決議を支持した議員は資金源を 断たれるなどその地盤を失うほどの反撃にあいました。 |
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夜のプージャがいよいよ始まったようです。 プージャとはヒンドゥー教の礼拝の儀式のことで、 日常的にも行われますが、出産や結婚などの 人生のイベントでも行われます。 儀式の手順としては、身を清め、花を添え、貝殻を鳴らして行います。 礼拝を取り仕切るのは僧侶や聖者です。 プージャの語源は、プーは花、ジャーは生ける つまり花を生けるという意味だそうです。 日本でいえば、仏壇にお花をお供えするみたいな感じですね。 |
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ガートの階段には巡礼者がびっしりと詰めかけて座っていました。 階段状になっていると、プージャの時にも便利なんだなと思いました。 |
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そして最後に人々は手を前にやって 「ハイルヒトラー」みたいなことをしました。 これは神様に全てを捧げますという意味らしいです。 ハイルヒトラーはヒトラーへの忠誠を示しているので同じです。 ヒトラーはインドのこれをまねしたんじゃないかな……もしかして。 もしかしてじゃなくて、本当に真似したらしいです、神秘主義に 傾倒したヒトラーが。 |
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会場が一体となって、礼拝している光景に驚きました。 |
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オートリキシャでホテルに帰りました。 「バイヤー ドルフィングランドホテル タク キットナヘ? (お兄さん、ドルフィングランドホテルまではいくらですか?)」 お兄さんが「100ルピー」と言うので、「ティーケティーケ(OK)」 |
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日本から持っていったおつまみや近所の店で買った牛乳です。 牛乳は常温保存でも大丈夫なロングライフ牛乳で、 賞味期限は5月24日でした。 とても美味しい牛乳でした。 |
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