【D飛行機でゼレンスキー大統領
のそっくりさんを見た】


〜70歳からのインド旅 死ぬまでにインド!〜 
 





 
2024年2月26日(月)
今日は娘の住むムンバイからガンジス川のあるバラナシまで

  飛行機で移動します。

バラナシは昔はベナレスと言われてきました。

ベナレスはイギリス人がつけた名前なので、バラナシと言います。

娘の夫は長期出張なので、娘と3人での旅です。

朝ごはんのデザートはシェイクにしました。

しばらく家を留守にするので、残り物の整理です。

インドの甘酸っぱい青りんごとバナナと牛乳と

  ダヒ(ヒンディー語でヨーグルトの意味)で

  きれいなうす緑色の最高のシェイクになりました。

アチャー(おいしい)!
 
        
 
午後1時半ムンバイ発バラナシ行きの国内線飛行機に乗りました。

するとインド人のCAさんがやってきて私に言いました。

  「その窓際の席はあなたの席ではなく、この人(インド人)の席ですよ。」

私は「ティーケティーケ(わかりました)。ごめんなさい。」と言いました。

私は”人の席に知らん顔して座る”という、インド人みたいなことをしました。

そのインド人男性もCAさんに言う前に、私に直接はっきり言えばいいのに

  珍しく”主張しないインド人”だなと思いました。
 
まもなくお昼ごはんが出てきました。

私はベジタリアンではありませんが、

  ベジタリアンメニュー(左)、夫はチキンメニュー(右)にしました。

とてもスワーディシュトゥ(とても美味しい)、アチャー(美味しい)。

インドでは約1/3の人がベジタリアンです。

肉や魚を食べない理由は、動物が殺される時に味わった恐怖や悲しみが

  食事を通して自分の中にも入ってくるのを防ぐためと、

  同じ広さの土地があった場合、動物の餌を作って、動物に食べさせて

  その動物を食べるより、人間の食べられる穀物や野菜を育てて食べた方が

  合理的だという考えに基づいています。
  
通路側の席に座っていたら、「あれ〜? ゼレンスキー大統領じゃない?」と

  見間違うくらいのそっくりさんがいました。

しかもゼレンスキー大統領の大好きな黒いTシャツまで着ています。
              

どっちがどっちなのか、区別がつかないくらい似ています。

通路を隔ててお隣の席に座っていた女性マリさんは

  手のひらにメヘンディーを描いていました。

ムンバイ在住で、これからバラナシに観光に行かれるそうです。

バラナシのどこかでまた会うかもしれないと思っていたら、

  本当にまた出会って、お互いに手を振って喜び合いました。
 
 

メヘンディ―はヘナという植物の粉で描くアートですが、単純なお洒落ではなく、宗教的なものらしいです。

2週間ほどで消えてしまいます。

特に結婚式にはなくてはならないものです。

新婦のメヘンディ―には新郎の名前が隠されていて、式では新郎が

自分の名前を発見するという儀式があるそうです。

私は長女の友達(パキスタン人)の結婚式に出席したことがありますが、

やはり同じようにメヘンディ―を描いてもらっていました。

パキスタンとインドは仲が悪いですが、文化的にはよく似ています。


バラナシ空港からホテルまでタクシーに乗りました。

「ドルフィングランドホテル、タク、キットナヘ?

  (ドルフィングランドホテルまでいくらですか)」と

  ヒンディー語でちょっとききたかったけど、

  英語の堪能な娘が英語でさっとやりとりしました。

楽ちん楽ちん。

ドライバーはやはりヒンドゥー教徒さんらしく、神様のお守りがついていました。
   
この窓を開け閉めする手動のハンドルを見て、懐かしくて懐かしくて。

手動ハンドルの車がほしい!

自動よりも微妙な開け方ができるから、やっぱりアナログが好き。
      
バラナシのドルフィングランドホテル(イルカホテル)に着きました。

このホテルを選んだのは、たくさんあるガートの中で、

  シャムシャン(ヒンディー語で火葬場)がある

  ハリシュチャンドラガートに近いからでした。

結構、変な理由でホテルを選んでいます(笑)。
 
 
 
       
 
この巨大な宿帳がアチャー(いい)ですね〜。

せせこましくない、おおらか〜なインドらしい宿帳が好きです。
         

ここのスタッフの皆さんはみんな親切でフレンドリーした。

ウエルカムドリンクは青い海のようなジュースでした。

ヒンディー語で「イエ キャ ヘ? (これは何ですか)」と

  スタッフにたずねたら、「××××」とヒンディー語で

  言われて何のことかわかりませんでした(笑)。
        
ホテルの部屋の中は清潔で落ち着いていて、いい感じでした。

ベッドの上にかけてあるガンジス川の朝焼けの絵がアチャー(素敵)です。
                     
 
      

左が私たちの部屋の、右が娘の部屋のガンジス川の絵(ヨガをしている?)。

 
 
ホテルの近所はお店があり便利な所だったので買物に行きました。

雑貨屋みたいなお店でドゥードゥー(牛乳)を買い、

  道端のサブジーワーラー(道端で店を開く露天商)で

  ぶどうを量り売りで買いました。

ヒンディー語で

  「ドゥードゥ キットナヘ?(牛乳はいくらですか)」とききました。
 
     
         
ホテル ドルフィングランドはイルミネーションがついていて、

  わかりやすいホテルです。
 
夕食は疲れてホテルから出たくないので、日本から持ってきた

  インスタント食品を食べようとしましたが、ここで問題が起こりました。

日本から持っていった電気ポットを使ったら、

  ブレイカーが落ちて真っ暗に……。

ホテルスタッフがすぐに来てくれて電気はついたのですが、

  ポットは使えません。

ホテル備え付けのポットもあるのですが、口が狭くてレトルト食品を

  中に入れて煮ることができません。

そこで考えたのが、お風呂に置いてあるバケツにポットで沸かした熱いお湯を

  入れて、すのこでふたをしてレトルト食品を温める方法でした。

これが以外にもうまくいって、無事、食べることができました。
 
 
         
 
       
 
めでたし、めでたし……と思ったら、今度は私の体調が悪くなって、

  のどが痛い、せきが出る、おまけに足までつってきて最悪な体調に。

明日はバラナシ観光できるのでしょうか……

パジャマ(これは実はヒンディー語)に着替えて、

  ガラムチャイ(熱いミルクティー)を飲んで寝ました。

ナマステ(お休みなさい)。
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