【50年前のインド-デリー】

〜21美で写真展byやけくそじじいとばばあ〜 
 


 
アグラから列車(蒸気機関車です)に乗って

インドの首都のデリーに行きました。

 


21美会場内展示台

 
 

リキシャ(人力車)に乗って宿に行こうとしたら、

リキシャのお兄ちゃんに連れていかれたのは

サリーなどの布地を売っている生地屋でした。

店主が水パイプで喫煙していました。

煙が水を通ることで冷やされ、やわらかい味わいになります。

もちろん何も買いませんでしたが、

水パイプはしっかり吸わせてもらいました。

プーッと吐き出すのではなく、ふわっとゆったり、くゆらせる

中近東発祥の煙草です。

 
    

映画館の看板です。

「貧しいランジータとダニー」というタイトルらしい。

 


泊まっていた安宿の屋上から撮った1枚。



壁の有効利用じゃないですか! しかも美しい。



デリー中心部のコンノートプレイスの前に

ずらっと並んでいるのは、インド国産車のアンバサダーです。

1958年から2014年まで1度もデザインの変更なく

生産されていた
インドの国民車でした。

構造が単純なので、修理が簡単で、

しかもインドでは輸入車への関税が高かったので、

56年間、国産車アンバサダーだけが走っていたのでした。

しかし、輸入制限の撤廃と同時に売れ行きが急減し、

大気汚染や安全性の点からも売れなくなり、

ついに2014年に生産を終了しました。

私がインドへ行った50年前はアンバサダーだらけでしたが

今年行ったインドでは1台も走っておらず、

ちょっと寂しかったです。

ちなみにアンバサダー(ambassador)は大使を意味します。




壁に書かれている文字はインド公用語のヒンディー文字です。

50年前は何と書かれてあるのか、

スマホもないので、チンプンカンプンわかりませんでした。

今、この文字を
グーグルカメラで翻訳してみると……

「ポリオ小児麻痺、ダマダマ病院、ニューデリー慈善病院、

無料……」みたいなことが書いてあるらしく、

想像(政治的なことが書かれてあるとずっと思っていた)とは

全然違いました(笑)。

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