アーモンドチョコレート 明治とロッテーNo.25】
~60歳からの市販のお菓子日記~


 場所・電話番号 インターネット情報  料金(税別) 

●ロッテ

   東京都新宿区西新宿

     3-20-1

   0120-302-300


●明治
  
   東京都中央区京橋

     2-4-16

  0120-370-369

  

公式HPがあります


●ロッテ

https://www.lotte.co.jp/products/
catalogue/choco/06/detail02.html




●明治


https://www.meiji.co.jp/products
/chocolate/06327.html






●ロッテアーモンドチョコ

   86g1箱 178円


●明治アーモンドチョコ

   88g1箱 198円


  近所のスーパーで

  



先日、”お菓子総選挙”というテレビ番組を見ていたら、

ロッテアーモンドチョコが第18位に対して明治アーモンドチョコは第2位に選ばれていました。

ロッテと明治……本当にそんなに味に違いがあるのかな~と疑問に思いました。

かなり疑い深いので、両方を一緒に買ってきて、食べ比べてみることにしました。

重さはほとんど同じで、値段は20円、ロッテよりも明治が高かったです。

20円の差は本当にあるのでしょうか。



当時は30円。

アイスキャンデーが5円でしたからね。


私が子どもの頃、アーモンドチョコといえば

グリコだったような気がします。

ちょっと昔のことを調べてみましょう。

日本で最初にアーモンドチョコを発売したのは

グリコで、1958年(昭和33年)でした。

次に明治が1962年(昭和37年)に発売。

私は昭和29年生まれなので、

小さな頃はグリコしかなかったということです。

そして最後にロッテが

1983年(昭和58年)に発売しました。

   
食品の中でもビタミンEが多く含まれています。

ビタミンEは心臓病や糖尿病、老化の予防に

役立つビタミンです。

また腸の働きを活発にするので

便秘にもいいそうです。

その効用は紀元前から知られており、

旧約聖書の中にも書かれています。

読んでみたいですね、聖書のその部分。

 
 アーモンドの木はバラ科サクラ属に属します。

だから桜の花によく似ているんですね。

アジア西南部が原産地ですが、

現在はアメリカ合衆国、南ヨーロッパ、

オーストラリアなどで栽培されており、

アメリカカリフォルニアは世界最大の産地です。

日本でも小豆島や鹿児島で栽培されているようです。


 
   
その果肉は薄くて食べられませんが、

種の中の”仁”(じん)の部分が食用になります。

同じ仁でも梅の仁は小さいものですが、

アーモンドは大きいので、その仁も大きい。

 

 
アーモンドを漢字で書くと、

「扁桃」だって知っていましたか?

私は知りませんでした。びっくりです。

あの「扁桃腺」の扁桃です。

人間ののどの奥の器官の「扁桃」に

形が似ていることから漢字がそうなりました。

似ているといえば似ていますが、

ちょっとこじつけのような……。

わざわざ、そんな気持ち悪い器官の

名前をつけなくてもいいのに。




 
 
ロッテアーモンドチョコです。

「甘すぎなくてクセになる」が売りのようです。

甘過ぎない味が男性に人気らしいです。

男性でもうちの夫のように甘党もいますが。



 
 
明治アーモンドチョコです。

明治製菓は「明治」という名前ですが、

実は大正5年(1916年)設立です。

名前が変化していっているんです。

最初は明治製糖のお菓子部門として

「大正製菓株式会社」(やっぱりね)でしたが、

大正13年に「明治製菓」に変更されました。

大正15年に今も人気の明治ミルクチョコレート

昭和37年にアーモンドチョコが発売されました。



向かって左がロッテ、右が明治です。

明治の方が明るい色をしていますね。


実際にはもっといっぱい入っています。

夫も私も一日にロッテを1個、明治を1個ずつ

計2個を食べています。

たまに、夫には内緒で明治を2個

食べることもあります(笑)。


冷凍庫で冷やしてから食べています。

チョコの「ヒヤッ」とアーモンドの「カリッ」を

楽しみたいからです。

チョコは冷凍すると硬くなりますが、

アーモンドは冷凍してもカチカチにはなりません。



さあ、いよいよ食べくらべてみましょう。

まずロッテを食べてみました。

普通に美味しかったです。

「普通に」……です。


次に明治を食べてみました。

アーモンドの味がロッテとぜんぜん違いました。

素晴らしく美味しいアーモンドでした。

ロッテはほとんど香りがありませんが、

明治はアーモンドが圧倒的においしい。

アーモンドが違うんですよ。

20円高くても売れる理由がわかりました。



明治の方が美味しいとは夫には言わずに
(先入観に左右されないように)

次に夫が食べてみました。

「どう?」と聞いたら、

「明治の方がおいしい」とのことでした。

やっぱりね~。


ぜひ一度、食べ比べてみて下さい。

かなり違いますから。

もちろん味の好みはあくまでも主観的なものなので

自分で判断することが大切だと思います。

 
明治はアーモンドにかなりこだわっています。

どのくらいこだわっているかというと、

アーモンド業界で決められている基準の

最高ランクをさらに超える厳しさで

選び抜かれたアーモンドを使用しています。

さらに厳しく選別されたアーモンドの

香ばしさを最大限に引き出すために

ローストは直火を使用しています。

生のアーモンドは水分量が多いのですが、

ローストすることによって水分が抜けて

カリッとした食感になり、香ばしさが加わります。


 
 

ツリーシェイカー

 
明治アーモンドチョコの一日の生産量は

24万箱で、積み上げると富士山の高さを

超える4800メートルです。

明治の工場では、一日に数トンの

アーモンドを使ってチョコレートを作っています。

そんな大量のアーモンドはどうやって

収穫されるのでしょうか。

お菓子総選挙のテレビで見ました。

明治が契約しているアメリカの農場では、

大量のアーモンドを一気に収穫できる

”アーモンド収穫マシーン”があります。

アーモンドの木を揺さぶって実を下に落とすんですが、

1回ゆすると、ものすごい数のアーモンドが

あられのように下に落ちていって

すごい光景でした!  

2020年12月
   to the NEXT TOPIC  

60歳からの市販のお菓子日記  トップページに戻る