【ピーナッツかりんとうーNo.24】~60歳からの市販のお菓子日記~


 場所・電話番号 インターネット情報  料金(税別) 

三菱食品株式会社

●住所

   東京都文京区小石川

    1-1


●電話番号

   03-4553-5111

  



●1袋(110g入り)

    98円

    近くのドラッグストアーで

  

 

”かりんとう”……というと普通は

こんな黒砂糖の黒いのを連想しますよね。

ウ●●に似ているやつです。

 
こんなかりんとうらしいかりんとうが

昔から苦手でした。

砂糖のかたまりを食べているんじゃないか

……と思うくらい甘過ぎます。


黒砂糖が白砂糖よりも体にいいことは

知っていますが、体よりも味を優先したいです。

ちなみに超甘党の夫はこっちが好きです。


噛むと口いっぱいに黒砂糖の

独特の風味が広がり、満足するようです。

ああ、趣味が合わない。


でも最近はいろいろなかりんとうがあって、

この生活志向の”ピーナッツかりんとう”は

ちょっと細めの白っぽいかりんとうに

香ばしいピーナッツの粒々がまぶしてあり、

しつこくありませんから食べやすいんです。

 
どこのメーカーのか覚えていませんが、

以前食べたピーナッツかりんとうは

もっといっぱいピーナッツがまぶしてあったので

とても香ばしくて好きでしたが、

最近お店で見かけなくなったのが残念です。

 
 

 
黒砂糖のかりんとうよりもあっさりしているので

食べ過ぎに注意です。

5個でやめとこうと思っていても、

結局10個くらいは食べてしまいます。

その点、黒いかりんとうなら、

1個食べて、もう充分〜となります。

 
   

かりんとうは漢字で書くと「花林糖」です。

「花林糖」の語源は諸説あるようですが、

この花林(かりん)の木の黒い色と似ていたので

「花林糖」という名前がついたようです。

そういえば色も感じも似ていますよね。

 でも単純に噛んだ時の音が

”カリンカリン”だからかもしれません。


 

マーファー





ペスティーニョ


かりんとうの歴史は古いようです。

奈良時代の遣唐使が中国から持ち帰ってきた

唐菓子の中に小麦粉の揚げ菓子がありました。


それって現在も中国にある中国版かりんとうの

麻花(マーファー)のことでしょうか?


当時の唐菓子は高級品で、

庶民とは縁遠く一部の上流貴族しか

口にできない高級菓子でした。

今は「庶民の代表みたいなお菓子」ですが。


そして現在のようなかりんとうは、

明治時代のはじめに浅草のお店が

棒状の揚げ菓子に黒砂糖をつけて

売り出したところ評判となり、下町一帯に

そして日本全国に広まりました。


黒砂糖が使われた理由は、

当時、白砂糖は高級品だったので庶民には

手に入りにくかったからです。


また中国からではなく、ポルトガルから

カステラと一緒に伝わったのかもしれません。

スペインには”ペスティーニョ”という

かりんとうそっくりのお菓子があるそうです。

 

現在の私が作ったパンの耳のお菓子です。

油で揚げるのがめんどくさいので

バターで焼いて作ります。



昭和20年代生まれの私には、

パンの耳で作った

”かりんとうもどき”が懐かしいです。

昔、亡くなった母がパンの耳を油で揚げて

お砂糖をたっぷりまぶして作ってくれました。

思い出のおやつナンバーワンですね。


 母はその頃とても忙しかったはずなのに、

今の私のようにめんどくさいとか言わずに

美味しいものをいっぱい作ってくれました。

感謝 感謝。

2020年12月 
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