【ミルクチョコレート 明治とロッテーNo.20】
~60歳からの市販のお菓子日記~


 場所・電話番号 インターネット情報  料金(税別) 

●明治

   東京都中央区

    京橋2-4-16

   03-3273-4001

●ロッテ

   東京都新宿区

    西新宿3-20-1

   03-5388-5617

  

公式HPがあります

●明治

 https://www.meiji.co.jp/
 products/chocolate/



●ロッテ

https://www.lotte.co.jp/products/
catalogue/choco/



●明治ミルクチョコ1枚

    98円

●ロッテガーナミルクチョコ1枚

    98円


  近所のスーパーで

  



今回、実は森永・明治・ロッテの3種類を

同時に食べてみたかったんですが、

何と森永が売っていなかった……。

1918年(大正7年)に当時最新の設備を導入し、

外国人技師を招いて日本初の

国産ミルクチョコレートを作った

板チョコの元祖 森永が消えていました!


売れないから、お店には置かないということですよね。


   
ということで、明治とロッテです。

こうやって見ると随分大きさが違ってみえますが、

実は全く同じ50gです。

明治の包み紙はチョコレートらしくて好きですが

ロッテの赤い箱も売り場で目立つのでいいです。



ところで板チョコの”みぞ”ですが、

みぞがあると、パキッと割りやすいですよね。

でもそれだけじゃないんです。

溝があることで溝と溝の間を冷風が通り抜け、

チョコレートを均一に冷やすことができるそうです。


 上が明治、下がロッテです。

同じ50gなのにこんなに大きさが違うのは

ロッテの方が薄いからです。

明治が3×5で15ピース

ロッテが4×6で24ピース

見た目は断然、明治がおいしそうです。

   
1926年(大正15年)から販売されている

明治ミルクチョコレートです。

明治製菓は明治時代に創業されたのかと

思っていたら違うんですね。

1916年(大正5年)創立でした。

大正ミルクチョコレートっていうのも素敵です。


   この形は板チョコとして

とても美しいと思います。

ロッテの形にくらべて断然美しい。

 







明治のロゴがいつのまにか変わっていました。

古い方もクラッシックな感じでとても素敵でしたが、

どうして変更したのでしょうか?

それは明治製菓と明治乳業が経営統合したからです。

だから別々だったロゴも統一したんですね。

新しいロゴの

は「とろりとした生クリーム」

e は「にこっと笑った顔」

i j i は「お母さんと両脇の子ども」

をイメージしたそうです。

これは個人的なイメージですが、

i j i は自転車に乗っている人が前と後ろに

子どもを乗せているように見えます。

以前のおしゃれなロゴに対して、

丸みがあってかわいらしい温かみのあるロゴです。

 

原材料名(含有量の多い順)


砂糖・カカオマス・全粉乳・ココアバター

レシチン・香料


この材料へのこだわりから

”永遠のピュアチョコレート”と言われています。



植物油脂を使っていない

ミルクチョコは日本では明治だけです。

チョコの本場のスイスやベルギーでは

植物油脂を使ったチョコは

チョコレートとはみなされないそうです。

でもミルクチョコ以外では

明治も植物油脂を使っています。

チョコを作るのに必要なココアバターは

天然成分なのでコストが高くつくので、

その代用品として、安い植物油脂が使われています。

ココアバターだけを使っていては

もうからないんですね、やっぱり。


 

日本の板チョコが1枚50gなのに対して

なんと1枚
250gもあります!!!

ニュージーランド板チョコを食べてから

日本の板チョコはあまり食べたくなくなりました。


去年、ニュージーランド人からお土産に

もらった「ウィッタカーズ」という板チョコが

とても美味しくてびっくりしました。

ニュージーランドの人々にとって

子どもの頃から慣れ親しんだ味だそうです。

このチョコですが植物油脂は一切入っていません。

油分はココアバターだけです。


もう1度食べたいな~と思っていたら

……願いがなぜか通じて……

そのニュージーランド人が

たまたま送ってきてくれました。

うれしかった~。


 
 
 
何年か前に大阪の姪っ子の高校の

コンサートに行った時に、電車の窓から

巨大な板チョコが見えました。

家に帰ってからネットで調べたら

明治ミルクチョコレートの巨大看板でした。

この看板、電車の中からでなく、

実際に近くまで行って写真を撮りたいです。

まさに小人の気分でしょうね。

 
 
   
東海道本線JR京都線の

摂津富田と高槻間や

阪急京都本線の

富田と高槻間の車窓から見えます。

 
 
2011年(平成23年)、明治製菓大阪工場に

設置された巨大な看板「ビッグミルチ」は

縦27メートル×横165メートルで

プラスチック製のパーツ42枚を使用しています。


縦3×横14の巨大な板チョコです。

本物のチョコは縦3×横5です。

本物の明治ミルクチョコの38万枚分だそうです。

 
 真っ赤なパッケージの

ロッテガーナミルクチョコレートです。

日本では一般的にアフリカの国の名前は

ほとんど知られていませんが、

例外的に「ガーナ」は知名度のある国の一つです。

それはもちろんこのガーナミルクチョコによって

有名になったということですよね。

ガーナはカカオ豆生産世界第2位の国です。

   
 
 
明治より多少色がうすいのは

ミルクが多いからかな?

24ピースに分かれているので、

食べ方によっては24日間でコツコツ食べると

いうこともできます。

一日に1ピース4円の楽しみです。

私は1回に4ピースくらい食べます。

 
 

原材料名(含有量の多い順)


砂糖・全粉乳・カカオマス・ココアバター・

植物油脂・乳化剤・香料

カカオマスよりも全粉乳が多いということは

ミルクっぽいということですね。


 明治と違って植物油脂が入っていますね。

ロッテが特別なわけではなく、

日本では明治のミルクチョコ以外のチョコには

ほとんど入っているんです。


ヨーロッパでは植物油脂をめぐって

チョコレート対立があるそうです。

植物油脂なし派の

スイス・ベルギー・ドイツ・フランス・イタリアなどと

植物油脂容認派の

イギリス・北欧などが

対立しています。

植物油脂を使うと、口どけがよくなるそうです。

 

   
値段も同じ、重さも同じ50gと

完全にお互いライバルを意識していますね。



さて、その肝心の味の方なんですが、

同じ板チョコですが、味が違いました。


夫は明治、私はロッテと意見が分かれました。


ロッテは植物油脂を使っていて体に悪いかも

しれませんが、私はロッテの味が好きです。

1枚まるまる食べるというわけではないし

問題ないと思われるくらいの量です。

ロッテはミルク感が強くて、口の中で

とろける感じがおいしい(多分植物油脂のため)。


味覚というのは、十人十色なものなので

自分の好みで選べばいいです。

2020年10月
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