【シュークリームーNo.12】~60歳からの市販のお菓子日記~


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セブンイレブン
  ダブルクリーム 140円


ファミリーマート
  たっぷりダブルシュー138円


ローソン
  大きいツインシュー 112円

  

 
数あるスイーツ(生洋菓子)の中で一番人気はシュークリームだそうです。

シュークリームを嫌いな人はほとんどいないらしい。

そういえば、うちの夫もケーキよりもシュークリームの方が好きといつも言っています。

ということは、手土産に持っていけば、間違いなく喜ばれるということですね。

皆さんはシュークリームをケーキ屋さんで買いますか? コンビニやスーパーで買いますか?

私は金沢の小立野にあった風月堂というケーキ屋さんのシュークリームが大好きでした。

これまでの人生であれ以上のシュークリームはありませんでした。

卵・牛乳・砂糖・小麦粉だけで作った本物のカスタードクリームと

きれいに絞り出された生クリームがダブルで入っていました。

ところが、数年前に廃業してしまい、今はもう幻のシュークリームとなってしまいました。

それからはぷっつりケーキ屋さんのシュークリームを食べなくなりました。

スーパーかコンビニでたま~に買います。

コンビニのスイーツは日夜徹底的に研究されており、そのレベルはケーキ屋さんにも負けないと

聞いたので、今回、3社のシュークリームを食べてみました。

 
 


セブンイレブンの

「ダブルクリームの

カスタード&ホイップシュー


長い名前です。

重さを計ってみたら110gでした。

140円と3つの中では一番高い。

 
シュー皮はバターと小麦粉で作るので

当たり前ですが、バターの香りがしました。

 
 
   
クリームの量はちょうどでした。

たっぷり過ぎると甘過ぎるからです。

カスタードクリームが3つの中で

一番美味しかったと感じました。

何が違うのでしょうか。

生クリームの甘さも上品でした。

 
 


ファミリーマートの

「たっぷりクリームのダブルシュー」 

重さはセブンと同じ110g

値段もセブンとほとんど同じ138円


 
 
見た目はセブンのと変わりませんが、

 
 
 
切ってみると

ご覧の通り、ほとんどすき間がありません。

 当然、カロリーも一番高いでしょうね。

でも甘党にはうれしいクリームの量です。

 
 


ローソンの

「大きなツインシュー」 

重さは一番重い120g

やっぱり大きいから重いんですね。

でも一番安い112円。


   明らかに大きいローソンのシュークリーム

シュー皮の質感がセブンやファミマと

違うように見えました。

材料が違う?


 
 
「一番大きいのに、一番安い」

ということは材料が悪いのかなと

思ってしまいますね。


 ローソンのシュークリームは

ヤマザキ製パン製造ですから

大量生産で安くなるのかも……。

 
 
「要冷蔵」という表示がはっきり目立つように

書かれているのがローソンでした。

要冷蔵や消費期限は

生菓子では大切なことなので、

ローソンのわかりやすい表示は

とてもいいと思います。


 セブンやファミマは×でした。

ローソンすばらしい!


 3種類食べてみての感想は

セブンイレブンは一番あっさりした味で、ローソンはかなり甘い、

そしてファミリーマートはクリームがたっぷり入っているのでさらに甘い。

私の夫は甘党ですからローソンやファミマが好きらしい。

 
 
「シュークリーム」って英語じゃないんです。昔は英語だと思っていました。

以前、私が「シュークリームを食べた」とホームステイしていたアメリカ人に言ったら、

彼はそれを聞いてびっくりしました。    「え~!!!靴のクリームを食べた?」


本場のフランスでは、「シュー・ア・ラ・クレーム」と呼ばれています。

シューはフランス語でキャベツの意味、クレームはクリームのことです。

そういえば、確かにキャベツに形が似ていますね。


そして英語では、「クリームパフ」です。

 
カスタードクリームがフランスで生まれたのは

17世紀頃だそうです。

 
 
生クリームは、ある時に

 卵が傷んでいてカスタードクリームが

作れないため苦肉の策で

生クリームに砂糖を加えて泡立てて

使われるようになったらしいです。


カスタードクリームと生クリームの両方が入っている日本のシュークリームですが、

フランスでは最初から2つを混ぜたものを使うそうです。

 まあ、口の中に入れてしまえば、同じなんですが……。


2020年8月
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