【丸大豆せんべいーNo.1 1】~60歳からの市販のお菓子日記~


 場所・電話番号 インターネット情報  料金(税別) 

三幸製菓株式会社

●住所

   新潟市北区新崎13-34


●電話番号

   0120-997-343
  

●公式HPがあります

  https://www.sanko-seika.co.jp/











1袋11枚入り  138円

   近所のスーパーで

  


ご飯が大好きな私は、お米を原料にしたおせんべいも大好きです。

スナック菓子は歯ごたえがあまりありませんが、

おせんべいはしっかりと噛まなければならないので老人にはいい運動になります。

食べやすいからと言って、やわらかいものばかり食べていると、頭がはやく老化してしまうそうです。

でも”日本一かたい伊賀の忍者せんべい”は食べられません。


 
これまでは岩塚の”黒豆せんべい”しか

食べたことがありませんでした。

塩味の黒豆せんべいです。

スーパーでもよく安売りをするし、

目立つ場所に置いてあります。

黒豆がとても香ばしいおせんべいです。

おせんべいが塩味なので

黒豆のちょっと苦い香ばしさが

しっかりと感じられるし、

渋いお茶とよく合います。

 
今回スーパーでちょっと下の方を見てみたら、

”丸大豆せんべい”というのが置いてありました。

丸大豆と書いてありますが、

実際には黒豆です。

黒豆せんべいと書くと岩塚製菓とだぶるので

多分、丸大豆せんべいと名乗っています。

私の好きなお醤油味ですから

買ってみました。



丸大豆せんべい(醤油味)


好き好きだと思いますが、

丸大豆せんべいで残念なのは

お醤油が甘いということでした。

どうして黒糖や砂糖を入れるのでしょうか。

中途半端な味です。

お砂糖を入れないで下さい。

夫もそう言っています。

砂糖を入れなければ

塩味の岩塚の黒豆せんべいよりも

人気が出ると思うんですけど……。

 
   
……と1枚目は思っていたんですが、

2枚目3枚目と食べていくうちに

不思議や不思議……

この甘辛い味が好きになってしまいました。

味覚なんていい加減なものです。



でも岩塚の黒豆せんべいの方が

黒豆の香ばしい風味がするように感じるのは

砂糖を入れてないからだと思います。

甘くないきりっとした醤油味の

丸大豆せんべいが理想的。


最初からしんな~りしている

ぬれせんべいと違って、

やっぱり湿気てほしくないので、

個別包装がうれしいです。

噛みごたえを楽しむおせんべいですから。


黒豆とは黒大豆のことで

その栄養成分は大豆とほとんど同じです。

では黒大豆と黄色い大豆の何が違うのでしょうか。

 黒豆には黒い皮がありますね。

その皮には体にいいといわれている

「ポリフェノール」が含まれています。

別名「若返りの栄養素」です。

今さら若返ってもしょうがないんですが…

   
最近はやわらかい食べ物が人気ですが

昔はかたいものが多かったので、

歯並びの悪い人は

ほとんどいなかったそうです。

三重県の伊賀には、通称

”忍者せんべい”という

かた焼きせんべいがあります。


重石で圧迫しながら1時間かけて

焼くそうで、日本で一番硬いお菓子です。

 
 伊賀名物かたやきは戦国時代、

伊賀忍者が携帯食料として長期保存できる

かたやきを持ち歩いたとされています。


でもこんな硬いおせんべいを割ったら、

その音で敵に見つかるんじゃないでしょうか?


   
手では割れません!

普通のおせんべいのように

前歯で割ると欠けるそうです。

自己責任で食べるおせんべいですね。


袋の中に専用の「木づち」が入っていて、

飛び散らないように袋に入れたまま

割らなければなりません。


でも非常に残念なことに

一部の伝統的なお店以外では、

食べやすくやわらかく焼いたものが

売られるようになったようです。


 
こんな「手裏剣型」もあるようです。



歯が弱く、唾液も少なくなった地元の

お年寄りは、お茶に浸してふやかしてから

食べるのが一般的らしいです。

 歯が丈夫な若い時に食べておけば

よかったと後悔しているおせんべいです。

2020年8月
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