【前田のクリケットーNo.3】～60歳からの市販のお菓子日記～

今回は昔なつかしい”前田のクリケット”を食べてみました。私が子どもの頃からのロングロングセラーです。

	袋の片隅に「ポイっとかわいい❤ビスケット」と書かれていますが、本当にこんなに小さなかわいいビスケットは他にはありませんね。世界で一番小さいかも。

	１個あたりいくらなのかが知りたくなって数えてみたら（ひま人です）　　８１個入っていたので、９８円÷８１個＝１．２円でした。１個１．２円とは……。今日は８個食べたので、９．６円食べたことになります。まだ１０円食べていないのかと思ったら、じゃあもっと食べようか……と止まらなくなりそうになりました。

	よく見ると形が微妙に違っているんです。他のと違う模様のクリケットを見つけました。クリームを絞ってあるような形です。少ししか入っていない貴重品ですね。

	もう1つ、こんなのも見つけました。てっぺんにＢＣＧのようなハンコ跡があります。ＢＣＧとは結核のワクチンのことで、今の年寄りは昔、子どもの時に受けました。別名、ハンコ注射と呼ばれていました。最近コロナウィルスのことでまた話題になっています。

	ひっくり返すと、裏側には網の焦げ目があります。工場では網の上で焼いているんでしょうか。表面はカリっとしていて、味はちょっぴりほろ苦く、素朴な和風クッキーのような感じです。

	ところで、「クリケット」の名前の由来は何なんでしょうか？イギリスの野球に似たスポーツのクリケットのボールのことかなとも思いましたが、全然関係ないようです。英語で「コオロギ」はクリケットだそうですが、これも関係がないようです。子どもの時から長い間、疑問でした。

	調べてみたらわかりました～！！！そのコロコロの形が栗に似ているので、「クリのようなビスケット」で ”クリケット”だったんです。何て可愛らしい命名でしょうか！

昭和３０年代、白黒テレビが私の家にもやっとこさ、やってきました。主演は今は亡くなられましたが藤田まことさん（中央）です。	「てなもんや三度笠」は昭和３７年（１９６２年）から昭和４３年（１９６８年）までの７年間放送された時代劇風お笑い番組でした。毎週日曜日の夜６時からのお子様のゴールデンタイムに家族みんなで見た思い出があります。その時は子どもだったので知りませんでしたが、大阪のＡＢＣホールでの公開放送形式だったんですね。最高視聴率６０％の人気番組でした。

白木みのるさんが小坊主役で可愛かった。といっても大人だったんですね。今でも白木さんの高い響くような声がはっきりと耳に残っています。	”てなもんや三度笠”でのＣＭ効果は抜群で、前田製菓はいちやく有名になりました。

番組のオープニングでお堂の中から時次郎（藤田まこと）が出てきて、「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー」とクラッカーを着物の懐から出して、この決めセリフを言いました。ああ、懐かしい。このＣＭで前田のクラッカーは一躍、人気商品になりましたね。	藤田まことと言えば、”てなもんや”の影響で、私の頭の中ではお笑いの俳優というイメージがありましたが、こんなシリアスな時代劇にも出ていました。

	おじいちゃんになった白木みのるさんです。映画のテルマエロマエでラーメン屋のおやじ役でした。もはや子どもの顔ではありません。

１９１８年（大正７年）に大阪堺に「前田西洋菓子製造所」として創業以来、２０１８年で操業１００年でした。	前田製菓のマークが”いかして”います。朝日に白馬です。朝日に向かって白馬が駆けていくイメージです。

	袋の裏に、老眼鏡かけても見えないような赤い文字で何か書いてあります。何て書いてあるんでしょうか。ズームアップしてみます。

私は昭和の子どもですが、ほんとに昭和っぽい歌です。	”前田のソフトビスケットの歌”でした。坊やが大好き、パパも好きそれからそれから　ママも好き朝日にお馬のついている素敵なマークのおやつですそれそれな～に　それな～にラララ前田の前田のソフトビスケット　ビスケット
２０２０年６月
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場所・電話番号	インターネット情報	料金（税別）
前田製菓 ●住所大阪府堺市堺区協和町5-480 ●電話番号 0761-55-0207	●公式ＨＰがあります　　　https://www.atarimaeda.com/	●１１０ｇ入り袋　　９８円　　　（近所のスーパーで）駄菓子屋さん用の食べきり２５ｇ入りもあるようです。こちらは３０円らしい。

今回は昔なつかしい”前田のクリケット”を食べてみました。私が子どもの頃からのロングロングセラーです。

	袋の片隅に「ポイっとかわいい❤ビスケット」と書かれていますが、本当にこんなに小さなかわいいビスケットは他にはありませんね。世界で一番小さいかも。

	１個あたりいくらなのかが知りたくなって数えてみたら（ひま人です）　　８１個入っていたので、９８円÷８１個＝１．２円でした。１個１．２円とは……。今日は８個食べたので、９．６円食べたことになります。まだ１０円食べていないのかと思ったら、じゃあもっと食べようか……と止まらなくなりそうになりました。

	よく見ると形が微妙に違っているんです。他のと違う模様のクリケットを見つけました。クリームを絞ってあるような形です。少ししか入っていない貴重品ですね。

	もう1つ、こんなのも見つけました。てっぺんにＢＣＧのようなハンコ跡があります。ＢＣＧとは結核のワクチンのことで、今の年寄りは昔、子どもの時に受けました。別名、ハンコ注射と呼ばれていました。最近コロナウィルスのことでまた話題になっています。

	ひっくり返すと、裏側には網の焦げ目があります。工場では網の上で焼いているんでしょうか。表面はカリっとしていて、味はちょっぴりほろ苦く、素朴な和風クッキーのような感じです。

	ところで、「クリケット」の名前の由来は何なんでしょうか？イギリスの野球に似たスポーツのクリケットのボールのことかなとも思いましたが、全然関係ないようです。英語で「コオロギ」はクリケットだそうですが、これも関係がないようです。子どもの時から長い間、疑問でした。

	調べてみたらわかりました～！！！そのコロコロの形が栗に似ているので、「クリのようなビスケット」で ”クリケット”だったんです。何て可愛らしい命名でしょうか！

昭和３０年代、白黒テレビが私の家にもやっとこさ、やってきました。主演は今は亡くなられましたが藤田まことさん（中央）です。	「てなもんや三度笠」は昭和３７年（１９６２年）から昭和４３年（１９６８年）までの７年間放送された時代劇風お笑い番組でした。毎週日曜日の夜６時からのお子様のゴールデンタイムに家族みんなで見た思い出があります。その時は子どもだったので知りませんでしたが、大阪のＡＢＣホールでの公開放送形式だったんですね。最高視聴率６０％の人気番組でした。

白木みのるさんが小坊主役で可愛かった。といっても大人だったんですね。今でも白木さんの高い響くような声がはっきりと耳に残っています。	”てなもんや三度笠”でのＣＭ効果は抜群で、前田製菓はいちやく有名になりました。

番組のオープニングでお堂の中から時次郎（藤田まこと）が出てきて、「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー」とクラッカーを着物の懐から出して、この決めセリフを言いました。ああ、懐かしい。このＣＭで前田のクラッカーは一躍、人気商品になりましたね。	藤田まことと言えば、”てなもんや”の影響で、私の頭の中ではお笑いの俳優というイメージがありましたが、こんなシリアスな時代劇にも出ていました。

	おじいちゃんになった白木みのるさんです。映画のテルマエロマエでラーメン屋のおやじ役でした。もはや子どもの顔ではありません。

１９１８年（大正７年）に大阪堺に「前田西洋菓子製造所」として創業以来、２０１８年で操業１００年でした。	前田製菓のマークが”いかして”います。朝日に白馬です。朝日に向かって白馬が駆けていくイメージです。

	袋の裏に、老眼鏡かけても見えないような赤い文字で何か書いてあります。何て書いてあるんでしょうか。ズームアップしてみます。

私は昭和の子どもですが、ほんとに昭和っぽい歌です。	”前田のソフトビスケットの歌”でした。坊やが大好き、パパも好きそれからそれから　ママも好き朝日にお馬のついている素敵なマークのおやつですそれそれな～に　それな～にラララ前田の前田のソフトビスケット　ビスケット
２０２０年６月
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