【かちわりの種ーNo.2】~60歳からの市販のお菓子日記~

 場所・電話番号 インターネット情報・賞味期限  料金(税別) 

越後製菓株式会社

●住所

   新潟県長岡市呉服町
         1-4-5


●電話番号

   (0258)32-2358


  

●公式HPがあります

   https://www.echigoseika.co.jp/



●賞味期限  120日







●99g 袋    約160円(安い)

   16.5g×6袋入り


その他いろいろな量の袋
が揃っているようです。



かちわりの種”って最初てっきり、”おかき”だと思って買ったんです。

でも、
おかきにしてはかなり安いと感じたし、食感もおかきより固めだと思い、

材料を見てみて、普通のごはんにするお米を使っていることを知り、

見た目は”おかき”だけども、実は”おせんべい”だとわかって意外でした。


おせんべいと言えば、丸いおせんべいを連想しますよね。

このかちわりの種 せんべいは、おせんべいを割ったあと、

濃厚なたまり醤油につけるという画期的な方法で作られています。


越後製菓さんのどなたが考えたのかわかりませんが、面白いと思います。

なぜならば、普通の丸いおせんべいだと、割った断面は白くて味がついていませんが、

このかちわりの種はその断面にまで、たまり醤油がじゅわ~っとしみ込んでいる違いがあるからです。

だから当然、味が普通のおせんべいより濃いので、

甘いピーナッツがいいアクセントになっています。


 
KACHIWARI  NO  TANE


「かちわり」と言えば、甲子園名物

「かちわり氷」を思い出します。

そして柿の種の”柿”の部分を

かちわり(せんべい)に入れ替えたんですね。


 
 
 大袋に小袋が6つ入っています。

1つがちょうどいい量なので

食べすぎることがありません。


 
 
おかきと違い、おせんべいは硬いので、

丸ごとバリっと噛んだら歯が折れるかも……。

かちわりの種は最初から割ってあるので

老人にも食べやすいところが素晴らしい。

 
 
 この何とも”不規則な形”が美味しそうです。

断面にもお醤油がしみ込んでいるのがわかります。


”割り口”に、濃厚たまり醤油を

じゅわぁ~としみこませました”

と書いてあります。

 

 おせんべいとおかきの違いを調べてみました。

 煎餅(せんべい) おかき(柿山)とあられ 

【原料】

うるち米(普通のお米)




【原料】

 もち米(餅用のお米)



 【はじまり】

元々の起源は中国の前漢の時代(紀元前200年頃)

が発祥で小麦粉を原料にしたものが「煎餅」で

日本には飛鳥時代に伝わった。

お米を原料にした「せんべい」のはじまりは

江戸時代で売れ残りの団子をつぶして焼いて

茶店で売ったのがはじまり。


【はじまり】 

奈良時代、神様に鏡餅をお供えした後、

それをあぶっておやつにしたのがはじまり。

 
【歴史と名前の由来】

中国の前漢時代の記録にある小麦粉を

練って焼いた「煎餅チョウビン」が

その漢字の名前の由来。

売れ残りの団子をつぶして焼いたものを

茶店で売った
「せんばあさん」の名前から

せんべいとなったという説もある。

 
【歴史と名前の由来】

神様にお供えする鏡餅を欠き割って、

焼いたり揚げたりして作ったことに由来する。

室町時代の京都の宮中での呼び名だった。

 
【発祥地】

お米が原料の「せんべい」の発祥地は

埼玉県草加市説が有力。


【発祥地】

不明 

 
【作り方】

お米を粉にして練って焼く

 
【作り方】

餅を切って干してから焼く

 
【特徴】

加熱してもふくらまない

食感がかたい


【特徴】

加熱するとふくらむ 


食感がせんべいと比べてやわらかい


【東西の消費量】

関東ではせんべいの消費量が多い

 

【東西の消費量】 

関西ではおかきの消費量が多い

 









【おかきとあられ】

形が大きいものを「おかき」

小さいものを「あられ」と呼んでいる。

はっきりした違いはないが、

あられは餅を砕いて炒る音や

ふくらんだ形が天候の「あられ」に似ていることから

あられと呼ばれるようになった

 

単に材料が違うだけだとこれまで思ってきましたが、実は随分いろいろ違うものだったんですね。

おせんべいの作り方がわからないので、ネットで調べてみました。
 
①お米を研ぐ

 ②水気が抜けたら、粉にする 

 
 
③練りながら蒸気をあてて炊く 

 ④しっかりと練る

 
 
⑤平らに伸ばして型にはめて形を作る

  丸やだるま型、ちょうちん型などいろいろな型がある

  ⑥網にのせて、乾燥する

 
 


⑦素焼きする

   
かちわりの種はこの段階で割ってから

   ⑧のお醤油にくぐらせるということです。
 



”割れせん”は作業中に割れてしまった

おせんべいのことですが、

かちわりの種は
”割りせん”です。

割れたんじゃなくて、丸いおせんべいを

わざわざ割った
のです。

 
 
 ⑧醤油に素焼きせんべいをくぐらせる

 
 
⑨バットに並べ、余分な醤油をきったあと乾燥させる

  ⑩袋につめる 

 
 
近所のスーパーには売っていないんですが、

辛いもの好きの私は

”かちわりの種 七味唐辛子味”

が食べてみたいと思っています。

信州長野善光寺大門町の「八幡屋」の

七味を使っているそうです。

でもネットでは大量に買わなくては

ならないので買えません。

 
 
 
今、気づいたんですが、いつも私が買っている

お餅は越後製菓さんの切り餅でした。

これまでそのことに気がつきませんでした。

米どころ新潟の会社です。

 
   
 2020年5月
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