【五月ヶ瀬せんべいーNo.1】~60歳からの市販のお菓子日記~


 場所・電話番号 インターネット情報・賞味期限  料金(税別) 

(株)五月ヶ瀬

●住所

  福井県坂井市丸岡町

  舟寄 9-1

●電話番号

  0120-082-825


  

●公式HPがあります

https://satsukigase.co.jp/
company/okashi/





●賞味期限  120日







●8枚入り  640円(割引)



4枚入り  400円

5枚入り  500円

8枚入り  800円

16枚入り 1600円

21枚入り 2000円
 (1枚おまけ)

32枚入り 3000円
 (2枚おまけ)

いろいろは箱入りがあり
バリエーション豊かです

通販でも購入可

  

 
私が住んでいる石川県のお隣、福井県のお菓子です。

昔からよく頂くお煎餅なんですが、福井県のお煎餅だとは、つい最近まで知りませんでした。


今は石川県の金沢駅や小松駅だけでも買えるようになりましたが、

昔は福井県のローカルなお菓子だったんでしょうね。


1975年(昭和50年)の発売以来のロングセラーお菓子です。

福井県でのお菓子売り上げNo.1だそうです。



 
私が近所のスーパーで買った

8枚入りの箱です。

わざわざ福井県まで買いに

行かなくても手軽に買えました。

800円(税別)が定価ですが

賞味期限があとひと月くらいだったので

2割引きの640円で買いました。

運がよかった。



この包み紙が素敵です。

上品で独特の雰囲気があって好きです。


3種類の家紋が印刷されていますが、

どこの家紋なんでしょうか?

 
 
まずは「丸に三つ柏」

 こちらは創業者の瀬川家の家紋だそうです。

現在の社長さんは瀬川祐司さんです。

 
 
次に「六つ葵」

福井藩主の松平家(松平三つ葵)にあやかり、

六つの葵を五月ヶ瀬の紋としたそうです。

 
 
そして「梅鉢」

加賀の文化工芸を奨励したことでも

有名な前田家にあやかり、

そして創業より地元の福井県だけでなく、

石川県の多くの販売店や納入業者にささえられ、

育てられた感謝の気持ちをいつまでも

忘れないようにとの意味がこもっています。



個別包装されているので、職場など

大勢へ配るお土産としても最適です。

万人受けするので喜ばれると思います。


また日持ちする(約4か月)ので

贈る方も贈られる方も安心なんですよね。




お土産として失敗のないお菓子だと思います。

 
   
お煎餅に書かれている漢字に注目。

「石窯煎餅」です。

炎が渦巻く石窯の遠赤外線効果でこんがり

香ばしく焼き上げています。

ピーナッツの美味しいあぶらが石窯で

じんわ~りと生地にしみ出すから美味しい。



ピーナッツがごろごろと出てきて、

ザックザックの食べ応えです。

硬めで噛み応えのあるお煎餅を

しっかりと噛みしめて食べると、

香ばしいピーナッツの香りが口の中に広がります。

ピーナッツのほろ苦さが

お煎餅の甘みを引き立てています。


材料はクッキーとあまり変わりませんが、

やわらかい口当たりのクッキーとは違う

あくまでも頑固な日本のお煎餅です。






 
 
ところでこのピーナッツですが、

薄皮つきってところがいいんですよね。

昔はこの栄養たっぷりのうす皮をむいて

捨てていました~。ああもったいない。

動脈硬化や脳卒中、糖尿病などの

生活習慣病を予防してくれ、皮膚の老化を防止して

くれるので「食べる化粧品」と呼ばれるほどです。

子どもの時に、ピーナッツは

ニキビが出るとか鼻血がでるとか

さんざん聞かされてきたので

今さら健康食品だと言われてもね~。

しかも皮を全部むいて捨てていた!

そしてショックなことにピーナッツという名前が

ついているので、ナッツ(木の実)だと

長年信じていましたが実は豆でした。


私の知り合いがピーナッツアレルギーなので

アーモンドやカシューナッツも食べられないのかと

思っていましたが、

「ピーナッツは豆で木の実じゃない!」

と教えてもらいました。

ああ何てことだ…60年以上勘違いしてきた。



   
ところで、五月ヶ瀬という名前ですが、

名前の由来は何なんでしょうか?

疑問に思ったので調べてみました。

「五月」は青葉の5月、勢いよく泳ぐ鯉のぼりの

ように、いつまでも勢いのある商品に育つように

という願いが込められているそうです。

「瀬」は創業者の瀬川隆之さんの名前から。



美しい名前です。

2020年5月
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