【食品添加物と農薬】~料理レシピ集金沢から~

  
皆さんは食品添加物や農薬を気にする方ですか?

……正直言って、私はあまり気にする方ではないです。

でも最低限度、これくらいは気をつけなければと思っていることがいくつかあります。

本を読んだり、ネットで調べたりして

間違っている情報もあるかもしれませんが、自分でそれなりにまとめて考えてみました。


なるべく正しい知識を身につけて、でも情報にふりまわされずに、よくないものは避けていきながら

あまり神経質にならずに、いろいろな食品をバランスよく食べることが大切だと思います。


食品  添加物  目的  病気 
加工肉全般

ハム・ベーコン・ソーセージ・生ハム・ランチョンミート・コンビーフ・サラミ・ビーフジャーキー

コンビニやスーパーの
ハムサンド・ホットドッグなど
亜硝酸ナトリウム  発色剤

肉は時間が経つと黒ずんできて見た目が悪くなるから
でも着色料ではなく、肉本来の赤い色を固定するもの

他に食中毒菌の増殖を抑えるため
 
ガン 

258円(16枚)

 
 

258円(5枚)
   
   

●亜硝酸ナトリウムを使っていない加工肉(安全だが値段が高い)例

   セブンイレブン    製造は信州ハム

       無塩せきスライスハムロース・無塩せきポークウインナほそびき/あらびき

       無塩せきベーコンハーフカット

   イオン(トップバリュー グリーンアイ)  製造は信州ハム

       ローススライスハム・ももスライスハム・ポークウインナほそびき/あらびき・

       皮なしミニウィンナ・ベーコンスライス

       イオンに買い物に行ってグリーンアイのハムやベーコンを探してみました。

         棚の上の方のほとんど目立たない所にありましたが、

         例えばハムは5枚で258円とやはりかなり高いですね。

         1枚50円以上のハムということになります。

         普通のハムは16枚で同じ258円でしたから1枚16円くらいです。

         またグリーンアイのハムは普通の安いハムにくらべて色がうすかったです。

         発色剤の亜硝酸ナトリウムを使っていないからですが、当然、時間が経つと

         黒ずんでくるので、賞味期限が短かったです。



●コンビニやスーパーのサンドイッチは亜硝酸ナトリウムが入っているハムなどを使用しているようです。



●私個人の出した結論

   たまにはハムやベーコン、ソーセージも食べたいので買いますが、

     グリーンアイではなく、普通の安いのを買おうと思います。

     但し、たま~ににしようと思います。

   たま~に食べるのなら大して問題ないと思われますが、
毎日食べることは絶対に

     
避けることが大切だと思います。(例えば毎日お弁当にウインナを入れるのは×)

   やはり加工肉ではなく、普通の肉(時間が経つと黒ずんでくる)を使って

     料理をすることが基本ですね。

    

たらこ・明太子・いくら


コンビニやスーパーのの明太子おにぎりや明太子パスタ
明太子焼うどん


練りうに(タール色素)


いくらの醤油漬けは鮮やかな赤色にしなくてもいいので亜硝酸ナトリウムは使用されてないことが多い
 
亜硝酸ナトリウム 発色剤

魚卵は時間が経つと黒ずんできて見た目が悪くなるので
こちらもハムなどと同じで必要なものだと思います。
ガン 
 タール色素(赤色106・黄色5・赤色102・赤色3など)  着色料

赤唐辛子だけでは鮮やかな赤色にならないので
こちらは全く不要の毒物
ガン
 



 

無着色明太子

合成着色料は入ってなくても
亜硝酸ナトリウム(発色剤)は入っています。
多分、発色剤を入れないと
茶色い気持ちの悪い明太子になります。


●タール色素について

   
原料は石油で、特に赤色106号は海外では発がん性があるのでほとんど

   使用禁止になっていますが日本では認められています。

   業務用かき氷シロップや色のついたエナジードリンクに使われている

   赤色2号はアメリカでは使用禁止。

   そういえば、家庭用のシロップは色が薄いけど、お店で食べる氷いちごは

   鮮やかな赤色をしていますね。



●スーパーやコンビニのパック入りの明太子やたらこ

   無着色と書いてある明太子はタール色素が入っていませんが、亜硝酸は全てに入っています。

   無着色の真っ赤じゃない明太子が好きですが、普通のスーパーにはほとんど置いてありません。



●亜硝酸ナトリウムやタール色素を使っていない明太子おにぎり

   セブンイレブンの明太子おにぎりはベニコウジ色素が微量使用されていて

     亜硝酸は使われていません。

   ファミリーマートやローソンは亜硝酸を使用しているものと使用していないものがあるので、

     原材料をよく確認した方がいいです。



●明太子パスタやたらこパスタにはどこのコンビニやスーパーでも亜硝酸は使われています。

   やはり、中に隠れているおにぎりと違い、見た目が悪くなるからでしょう。




●私個人の出した結論

  炊き立てごはんに明太子は本当に美味しいですよね。

  でも毎日毎日、明太子やいくらでお酒を飲んだり、ご飯を食べたり、明太子おにぎりを

  食べるのはよくなくて、
たま~に少しだけ食べる分にはあまり影響はないと思います。

  これまでも、たま~にしか食べていなかったので、そのまま継続していきます。

  
輸入グレープフルーツ・オレンジ・レモン・スィーティー OPP(オルトフェニルフェノール)

OPPーNa

TBZ

イマザイル

その他多数

袋入りのものだけでなく、
バラ売りの場合もスーパーでどんな防カビ剤を使用しているのかポップで表示義務があるのでわかります。
防ガビ剤  ガン

TBZは子どもに奇形 
   

●遠い国(アメリカ・南アフリカ・メキシコ・イスラエルなど)から船で運ばれるので、

    腐ったりカビが生えたりするので防カビ剤が使用されます。

  それらの国では、自分の国の中なら輸送に時間がかからないので、

    防カビ剤は使われていないように思います。




●皮だけでなく、果肉まで浸透して残留します。

  私はこれまで4~5月にはアメリカカリフォルニアオレンジがとてもおいしいので、

    買っていました。

  皮をきれいに水洗いすれば、大したことがないと思っていたからです。

  でも実は果肉にまで影響しているとは……。

  あまり気持ちのいいものではないですね。



●なぜ危険な防カビ剤が日本では認められているのでしょうか?

    アメリカから日本に輸入されていたグレープフルーツやオレンジを

    1975年、当時の農林省が検査したところ、OPPが検出されました。

    OPPは日本では昔、農薬(殺菌剤)として使われていましたが、その頃には

    使用禁止になっていました。また食品添加物としても使用禁止でした。

    つまり、OPPがかんきつ類に使われているということは食品衛生法違反でしたから、

    厚生省は輸入業者に対して、廃棄を命じ、海に捨てられました。

    これに対して、アメリカ政府やアメリカの新聞は激怒しました。

    アメリカ側にとっては、防カビ剤は必要不可欠のものだったからで、つまり日本に

    オレンジなどを輸出することができないということを意味したからです。

    アメリカ政府(当時のフォード大統領も)は日本政府に対して、

    OPPを許可するように強く求めてきました。

    この頃、日本とアメリカの間では貿易摩擦が発生していました。

    日本から大量の車や電化製品がアメリカに輸出されていたので貿易の不均衡がありました。

    アメリカ政府はその貿易不均衡を解消するひとつの方法として、牛肉とかんきつ類の

    輸入を求めてきたので、認めなければ日本の基幹産業の車や電化製品が輸出できなく

    なるかもしれないということになりました。


    1977年、高度な政治的判断によってOPPは使用が認められるようになりました。

    政治的な理由によって、同じ様にイマザイルも1992年に認可されました。



●日本の厚生省は国民のことも考えてくれていると思いますが、

 アメリカ政府やアメリカの農家の利益、日本の自動車会社、電気メーカーには弱いです。

 
自分の健康は自分で守るしかないのだと強く思います。

   
   
袋入りインスタントラーメン
  特に油揚げめんの
  醤油味


カップラーメン
カップやきそば
カップうどん
カップそば


他に
古くなった干物(見切り品など)
古くなったピーナッツ
も過酸化脂質ができる
 

油揚げめんの
油が酸化して過酸化脂質ができる
酸化防止剤  ガン 
多くの添加物
いろいろな目的で  ガン 
   
   

●どれも大体は体によくないものですが、たまには食べたくなりますよね。

 チリチリの油揚げめんも私は好きです。

 でも、これからはなるべく油揚げめんではなく、ノンフライめんを買って食べることにします。

 油揚げめんなら、
長時間保存しないで、日付の新しいうちに食べようと思います。



●ノンフライめん

   一般的なものでは東洋水産の”マルちゃん正麺”や日清食品の”ラ王”で、

   地方のラーメンでは”熊本もっこすラーメン”はノンフライめんで添加物も少ないラーメンです。

   カップめんでは、東洋水産の”麺づくりラーメン”もノンフライめんです。



●毎日毎日食べるのは絶対によくないですが、
たま~に食べるくらいなら問題ないと思います。

   

山崎パンのランチパック

山崎パンの食パン
臭素酸カリウム

表示はされないので入っているかどうかはパンの袋を見てもわからない。
パンの膨らみ方や食感をよくするため  ガン

腎臓や中枢神経に影響を与え腎不全、難聴などがおこることがある
   

●臭素酸カリウムはかつては世界中で使われてきましたが、1990年にイギリス、1993年にドイツ、

   1994年にはカナダ、2001年にスリランカ、2005年には中国で使用禁止となりました。

   アメリカでは禁止されていませんが、カリフォルニア州では、臭素酸カリウムを使用した場合は

   警告ラベルを貼らなければならないそうです。

   そのくらい危険なものを日本では有名タレントがコマーシャルでどんどん宣伝していますね。



●ちなみに山崎パン以外のメーカーでは臭素酸カリウムを使っているメーカーはなく、

   かわりに問題のないビタミンCを使用しています。


●臭素酸カリウムだけでなく、添加物がほとんど含まれていないパン

   セブンイレブンの”ミミまでおいしいセブンブレッド”

   敷島パンの”パスコ超熟”



●以前から
ヤマザキのパンは買っていないので、そのまま継続します。
   
   
煮干し  BHA 
BHT
酸化防止剤(煮干しに含まれる油が酸化して過酸化脂質になるのを防止する)  ガン 
   

●大手食品会社(ヤマキやマルトモなど)の煮干しにはBHAは使われていません。


  かわりに酸化防止剤として安全性に問題のないビタミンEが使用されています。



●イオンの煮干しコーナーにはBHAやBHTが使用されている煮干しはひとつもありませんでした。

  全てビタミンEが酸化防止剤として使われていました。よかったです。


   
回転寿司のガリ(業務用の生姜の甘酢づけ)

九州の醤油(甘い醤油が好まれるので)

食品ではありませんが
歯磨きチューブやうがい薬
サッカリンナトリウム(合成甘味料) 甘みをつけるため(砂糖より安価で砂糖の300倍の甘さ)

腐らないようにするため 
強い発がん性があると一度は使用禁止になったが、実験の結果、現在は発がん性物質リストからは外されたが
本当のところはわからないので要注意
   
 

 


個人の寿司屋では手作りしているところもありますが、回転寿司では業務用のガリを使っているそうです。

    砂糖の甘さでないとは知りませんでした。

    私はこれまで”ただ”だと思って意地きたなくいっぱい食べていました(笑)。

    これからはちょっとだけつまむことにします。ただほど高いものはない。


●サッカリンナトリウムは人工的に作られた化学合成物質なので、これを使えば長時間腐りません。


●この甘味料は戦争後の1948年に使用が許可されました。

    この頃は食料が乏しく、人々は甘みに飢えていたので少量で甘みをつけることの

    できるサッカリンが認可されました。

    しかし、サッカリンナトリウムはずっと発がん性の疑いが持たれていたため、

    市販の食品にはほとんど使われていませんが、回転寿司のガリやスーパーの

    寿司のガリ、赤い酢ダコなどに使われています。

    なお、砂糖と違ってカロリーゼロ(つまり太らない)なのでアメリカでは

    大量に使用されていますが、中国や日本では使用料が制限されています。


●また食品ではありませんが、歯磨きチューブのほぼ100%に使われています。

   そんなこと知りませんでした。

   値段の高いフッ素入りやホワイトニングなどのチューブや

     モンダミンなどのうがい液にも入っています。

   チューブで歯を磨いた後は、水で口をすすぐので、そのまま体の中に入るわけではありませんが。

   私は歯ブラシに水だけでしっかり磨いた後、チューブを少量だけつけて
さっと磨き

   
しっかりゆすぐことにしています。

   以前、歯医者さんの歯科衛生士さんに、フッ素入りのチューブを使ってほとんどゆすがないようにと

   指導されたことがありましたが、口の中が甘くて気持ち悪いのでやりませんでしたが、やっぱり

   しっかりゆすがないとよくないんですね。素直に言うことをきかなくてよかったです。


●サッカリンナトリウムを使っていないチューブはシャボン玉石鹸の”シャボン玉せっけんハミガキ”ですが、

  普通のお店には置いてないので通販で買わなければなりません。通常のチューブの2倍の値段で

  しかも普通のチューブのような爽快感はないらしいです。爽快感がないのなら使いたくないです。


●私個人の出した結論

   そういうわけで、どうせしっかりゆすぐんだから、特別のチューブは買わずに

   水でしっかり磨いてから、その後安いチューブでさっと磨いて、よくゆすぐということにしています。

   
ダイエット飲料・お酒・お菓子(糖類ゼロ・カロリーゼロ)

ゼロカロリーコーラなどの清涼飲料水、糖類ゼロの缶チューハイ・ノンアルコールいビール・発泡酒・チョコレート、のど飴、ガム、乳酸菌飲料、お弁当など

ロッテチョコレートZEROや
ノーベル製菓の
VC3000のど飴など
  
   
合成甘味料(アスパルテーム・スクラロース・アセスルファムK・サッカリン) カロリーゼロにするため

 
脳腫瘍・認知症

肝臓にダメージ

免疫力低下

白血病・リンパ腫

 
   
   

●なぜ糖類ゼロなのでしょうか?   

    ゼロカロリーの合成甘味料が使われているから。

    そしてアスパルテームとアセスルファムKは砂糖の200倍、

      スクラロースは600倍の甘みです。

    日本では、アステルパームはアメリカ政府の強い圧力によって、

      1983年に使用が許可されました。

    (私の義母は糖尿病で、砂糖のかわりに医者から味の素の

     パルスィート(アスパルテーム)を使うように指導されて亡くなるまで使っていました。)



●アセスルファムKは妊娠女性が使用すると、胎児に影響があるかもしれないことが

    ラット実験でわかっています。



●アメリカの調査で、合成甘味料入りのダイエット飲料を1日1回以上飲んでいた人は、

   全く飲まない人より脳卒中や認知症になる率が3倍高かったそうです。



●ダイエット飲料やお菓子は買ったことがないのですが、甘いのになぜカロリーが0なのかが

   不思議だったのです。そういうことだったんですね。

●2023年7月15日の中日新聞より抜粋

   世界保健機関WHO傘下の国際ガン研究機関は、無加糖をうたった清涼飲料水や食品などに

   広く使われている人工甘味料「アスパルテーム」について、発がん性の可能性があるとの

   見解を示した。特に肝臓ガンを引き起こす可能性について懸念を示した。

   
鮭フレークびん詰め 合成着色料 きれいなピンク色にするため  ガン

アレルギー 
 

合成着色料入り

 

合成着色料なし


●イオンで何種類かの鮭フレークが販売されていますが、ほとんどのものには

    合成着色料は使われていませんでした。

    でもひとつだけ、非常に目立つ所に置いてあったものは合成着色料使用でした。

    正直言って、一番美味しそうでした。こうやって人は見た目から選ぶんですね。




鮭フレークを買うのなら、見た目よりも原材料名表示をしっかり確かめた方がいいと思います。 
  
   
紅生姜 合成着色料 真っ赤な紅生姜にするため ガン

アレルギー
 

合成着色料使用

 

赤大根の色素を使用


●スーパーの漬物コーナーには2種類の紅生姜があって、真っ赤な方は合成着色料を使用しており、

  うすい赤色のは赤大根色素などを使用しています。


●たこ焼き屋さんなどお店で、真っ赤な紅生姜がのっている場合は、食べない方がいいと思います。


   
   
チリ産の塩鮭(シャケ)  抗生物質

殺虫剤
鮭が病気にならないように  ? 
   

●私が一番嫌いなもの、絶対に買わないもの、それはチリ産の養殖鮭です。

    昔は、チリ産の鮭はスーパーに売られていませんでしたが、

      いつの頃からか売られるようになりました。

    ある日(だいぶ前のことです)、私はスーパーで鮭を買って家で焼いて食べました。

    すると変な薬のような味と脂っこいしつこい味がしました。鮭本来の味がしませんでした。
 

       どうして? と思って翌日スーパーで確認したら、チリ産と書いてありました。

    同じ鮭なのに、どうして薬のような味なのか、調べてみるまでわかりませんでした。

    今では、チリ産はスーパーでメインで売られています。

    天然もののロシア産やアラスカ産、そして国産の鮭は隅の方に

      追いやられて小さくなっています。



●天然の鮭と養殖の鮭

   鮭はもともとは、ノルウェーやアラスカ、日本の北海道沖など寒い所にいる魚です。

   南米のチリには昔は鮭は生息していませんでした。

   1970年代に日本のJICA(ジャイカ)がチリに鮭の養殖の技術を持ち込んだそうです。

   そのため、チリで養殖されている鮭には、チリの海に元々いる寄生虫に

     対する免疫がないので薬を使います。

   また狭いケージの中に鮭はギュッギュ詰めで養殖されて、極度のストレスを感じています。

   私たち人間でも、畳1枚に5人寝なさいって言われたら、しんどいです。

   そしてストレスがピークに達した時、生き物は病気になります。

   そこで使用されるのが
抗生物質です。

   地元の人は、養殖場の現状を知っているので、養殖の鮭は食べないそうです。

   チリで使われる抗生物質の量は主要生産国の間では最大で、

     アメリカの大手スーパーではチリ産のサーモンから撤退していると報道されています。

   通常天然の鮭は海の魚を食べていますが、養殖の鮭は
鶏や牛肉などの残骸や

     穀物をエサ
として与えられています。

   つまり自然に反した不自然な魚になっているわけです。

   牛肉を与えられていた牛が狂牛病になったのと同じような感じですね。



●天然鮭は養殖鮭の2倍の値段がしますが、これだけはゆずれません。絶対、天然鮭です。

    お金がなかったら、チリ産養殖鮭の半分だけでもいいので、天然鮭を買います。

    なおスーパーに売られている塩鮭だけでなく、コンビニやスーパーのお弁当に入っている鮭は

    コストを下げる必要があるので、 みんなチリ産養殖鮭です。

 

    

 豆腐には種類がたくさんあり、はっきりわからなかったので少しだけ調べてまとめてみました。


●豆腐の基本的な作り方

    ①まず大豆を水に浸し、よく水を含ませる

    ②水を加えながらすりつぶして、白い粥状にして、釜で煮る

    ③ろ過して、豆腐とおからに分ける

    ④豆乳に凝固剤を加えて固める



●凝固剤について

   にがり(主成分は塩化マグネシウム)

     塩を作る時に、海水を煮詰め、塩を取り出した後に残る液体をにがりと言う。

     いろいろなミネラルが多い。

     他の凝固剤と違い、豆腐を固める時ににがりを使うのは技術が必要になる。

     その理由は、固まるのが早いので、タイミングが難しいから。

     大豆の甘みをしっかり引き出せるので、昔からにがりが使われてきた。


   塩化カルシウム(海水から作られる)

     豆腐を作る時に、使うと味が落ちると言われており、

     油揚げなどの加工品に使用されることが多い。

   
硫酸カルシウム(化学合成)

     固まる力が比較的弱く、ゆっくり固まるので、豆腐が作りやすいのが特徴。

     みずみずしくなめらかな豆腐ができる。

   グルコノデルタラクトン(GDL)

     簡単に固まるので、少ない大豆から大量の豆腐を作ることができ、

     安くなる。激安豆腐はこれが多い。



●豆腐は大きく分けると3種類あります。


   絹ごし豆腐(歴史的には新しく、江戸時代中期から) 

     パックの中に水が入っている。


     木綿豆腐より濃い豆乳を作り、直接型箱に豆乳と凝固剤を入れて固める。

     水分を多く含んでおり、きめ細かくなめらかな舌ざわり。

     栄養はビタミンBが木綿よりも多い。

     冷やっこに向いている。


  木綿豆腐(歴史的には絹ごし豆腐よりも古い) 


     パックの中に水が入っている。


     豆腐を一度固めた後、崩して、再び布を敷いた穴のある型箱に入れて、

        重石をして(脱水)固める。

     しっかりした食感(舌ざわりはざらざらしてなめらかでない)と濃厚な豆腐の味わいがある。


     栄養分が圧縮されるので、タンパク質・カルシウム・鉄分・食物繊維などが

        絹ごしより2~3割多く含まれる。

    豆腐ステーキや豆腐ハンバーグ、炒り豆腐に向いている。

 
  充填豆腐(じゅうてん豆腐)  工場での大量生産に適している 


     パックの中に水が入っていない

     豆乳をいったん冷して、直接容器に豆乳と凝固剤を入れて、すぐに密封して、

     その後、容器ごと加熱して冷して固める。

     密封した後に充分加熱するので、他の豆腐よりも長期間保存できる。

     防腐剤が入っているから長期保存できるわけではなく、無菌状態だからということです。

     レトルトや缶詰に防腐剤が必要ないのと同じです。

     充填絹ごし豆腐


●私の経験から

    何年か前まで金沢の町の豆腐屋さんが作った絹ごし豆腐を買っていました。

    ところが、ある日、その豆腐が消費期限前であるにもかかわらず、腐っていました。

    まな板で豆腐を切ってお皿に盛りつける前に、ちょっとだけ調味料をかけずに

    豆腐を味見してみる習慣があるので、腐っていることがわかりました。

    もし、醤油をかけてしまっていたら、腐っているかどうかわからなかったと思います。

    すぐにスーパーに行ってそのことを報告して、保健所の人が調べに来ました。

    私はそれ以来、工場で大量生産した充填豆腐しか買わなくなりました。

    本当は町の豆腐屋さんを大切にしたいんですが、仕方がありません。

    現在、イオンで豆腐を買う時には、高い豆腐(1丁100円以上)でも安い豆腐(1丁38円)でも

    どちらも充填豆腐、または木綿豆腐を買っています。

  
野菜・果物  農薬 殺虫

殺菌

除草
ガン

めまい・吐き気など 

●まず中国産の野菜は農薬漬けで、国産なら安心というのは幻想だと思います。

 なぜならば、日本では農薬検査がないからです。

 国は人の健康に害を及ぼさないように一定の使用基準を設けており、それ以上の

 農薬使用を禁止していますが、なかにはそれを無視してたくさん農薬を使う農家も

 ありますが、農薬検査がないので、消費者にはわかりません。



●日本は雨が多く、病気や虫が発生しやすく、野菜が病気になりやすい気候です。

  雨が降ると農薬が流れてしまい、もう1度散布しなければならないので

    使用量が多くなるんですね。

  日本は過去の歴史でも病害虫の被害によって飢饉が何回も起こりました。

  狭い国土でたくさんの人間の食料を作っていかなければならないので

  やむをえず農薬を使わなければ成り立っていかない事情は、農家の方々の

    ご苦労を考えると、よく理解できます。

  そして今のところ、有機栽培、オーガニック野菜は価格も通常よりもかなり高く、

    全て無農薬の野菜を買うことはむずかしいです。

  しかもオーガニックと言っても、ほんとうの所はよくわからないと感じます。

    疑い深い性格です。



●農薬を使う目的は、大きく分けて3つです。

   ①殺虫剤

      人にとっておいしい野菜や果物は虫にとってもおいしいです。

      特に暖かい季節はちょっと油断すると畑全部が全滅ということもあるそうです。

   ②殺菌剤

      植物も人間と同様に、いろいろな病気になります。

      葉が枯れるもの、根っこが腐るもの、実の中が黒くなるものだどがあります。

      土の中には必要な微生物もたくさんいますが、土壌を殺菌してしまうのが殺菌剤です。

   ③除草剤

      除草は大変な手間がかかります。

      私の狭い庭でも、本当にひんぱんに草むしりしないと大変なことになりますから

      その大変さはよくわかります。



●農薬を使わないということ

    野菜に虫がついて食べられたり、病気になったり、除草しなければならないということです。



●農薬の使用量は、作物や気候条件によって大きく異なるので単純に比較できません。

    例えばアメリカは農薬使用量が少なくてすむ小麦や大豆、とうもろこしを作っていますが、

    日本では農薬を必要とする果物などが多いです。

    米やじゃが芋はその中間くらいにあたります。

    日本はヨーロッパやアメリカにくらべて、雨が多く温暖な気候のため

      病害虫が発生しやすいのです。



●残留農薬が多い野菜と果物 ワースト順位

    いちご(1番多い)・ほうれん草・りんご・ぶどう・桃・さくらんぼ・なし・

    トマト・じゃが芋・パプリカ・ピーマン・唐辛子

 残留農薬が少ない野菜と果物 ベスト順位

    アボガド(1番少ない)・パイナップル・キャベツ・玉ねぎ・

    アスパラガス・マンゴー・なすび・メロン・キィウィ



●野菜・果物から農薬を落とすいろいろな方法

    基本的に一番気をつけなければならないのは生食(サラダなど)です。

    ゆでたり、炒めたり、揚げたりすると残留農薬はかなり除去できるようです。

    キャベツ・レタス・白菜

      丸ごとキャベツの場合、1番外側の葉1~2枚を捨てて(農薬が1番ついている)


       使う分だけ1枚ずつはがして洗い、

       サラダの場合は、せん切りにしてから、大きなボールに入れて2回くらい

      水を替えて洗ってざるにあげます。

      炒める場合は切る前に1枚1枚洗ってから、大きく切ります。

    ブロッコリー

      小分けにして流し水でよ~く洗い、ざるに上げて、つかるくらいの沸騰したお湯に

      塩小さじ半分入れて、好みの硬さまでゆでて、

      ざるに上げます(水っぽくなるので水はかけないこと)

      但し、ゆで過ぎると野菜の栄養分まで流れるのでさっとゆでることが大切です。

      電子レンジでは農薬はとれにくいです。

    きゅうり

      流水で20秒くらいよく洗います。(手で表面の汚れをこすり取りながら)

    かぼちゃ(切り売り)

      皮は農薬がついていますが、栄養価も非常に高いので、皮の部分を洗います。
       (水っぽくなるので実の方はなるべく洗わないようにすること)

    ほうれん草などの菜っ葉類

      お湯を沸かしておき、その間に洗い桶の中のたっぷりの水でよく洗い、

      お湯が沸騰したら塩小さじ半分くらい入れた中でさっとゆでて、

      冷たい水の中に入れ、しばらく流水で冷やしてから、絞って、切り、

      もう1度絞ります。

      但し、ゆで過ぎると野菜の栄養分まで流れるのでさっとゆでることが大切です。

      電子レンジでは農薬は落ちにくいです。

    トマト

      流水で10秒くらい、よく洗い、表皮についた農薬を落とします。

    じゃが芋

      流水で洗って農薬を落としてから、皮をむき、芽を包丁の刃先で取り除きます。

    れんこん

      たわしを使って表面の泥と農薬を落しながら洗い、皮をピーラーでむいて、

      食べやすく切り(煮物や酢れんこんなどにカットする)、

      できれば酢水(れんこんがつかるくらいの水に酢をちらちら加える)に10分くらい

      つけて、真水で洗ってから調理します。

      酢が農薬を引き出してくれます。

    りんご

      丸のまま、流水で10秒くらい洗います。

      皮も食べるのなら、20秒くらいはよく洗った方がいいです。

    バナナ

      皮をむく前に、流水でさっと洗ってから、むいて食べます。

      私の母方の祖母は昔、バナナを食べる時に必ず洗っていました。

      他の大人は誰もそんなことをしなかったので、とても印象的でしたが、

      実は正しかったということです。

      皮はどうせ食べないんだから洗う必要はないと思うかもしれませんが、

      農薬が手についてしまって、その手で目をこすったりすると

      特に子どもはよくないと思います。

   
いちご(農薬が一番ついている果物)

      つぶつぶの種の部分に農薬が入り込むんですね。

      よ~く洗って食べようと思いますが、水っぽくなるような気がしていやですね。

   キィウィ

      知り合いがよく洗って皮ごと食べるというので、私も食べてみたら

      これが意外とおいしいのに驚きました。今まで皮をむいていたのがもったいない。

      キィウィの皮は実の部分よりも栄養がたっぷりなだけでなく、おいしい。

      キィウィは農薬がほとんどかかっていない果物なので安心です。

      あの頑丈な皮に守られて虫がこないんでしょうか。

   とうもろこし

      皮をむけば、中は大丈夫だとこれまで思っていましたが、違うことがわかりました。

      とうもろこしを作ったことのある人によると、とうもろこしの実は甘いので、

      虫がつかないように農薬をかけるけれども、農薬が実にかかるようにすき間から

      いれるそうです。だから皮をむいて毛をむしりとって、その後、
洗って
から

      焼くということになりますね。その点、キャベツなんかとは違います。

      やはり農家の人に聞いてみるのが一番だと思いました。単なる想像ではだめです。
     

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