【C歩いて世界一周してきた】   

No.1ー東京と日光旅(71歳の時)

やけくそじじいとばばあの日本写真旅

                        

2025年11月12日(水)ー4日目(日光)
 


(カメラを持っていったら不審者になるので、写真はホテルのHPから貸して頂きました)

栃木県日光の鬼怒川温泉は神奈川県の箱根と並ぶ、東京の奥座敷と呼ばれています。

起きてすぐに露天風呂へ朝風呂に行きました。

無色透明で臭いもないすっきりしたお湯でした。

昔から「やけどに効く鬼怒川」と言われているそうです。

素晴らしい景色だったのですが、山の中腹に
鉄塔が1つドーンと見えました。

先客がいたので、露天風呂の中をウロウロすることはできなかったのですが

ある特定の場所(写真左から2番目の黒枕)に寝ると、

ちょうど1本の柱によって鉄塔が見えないのです!

鉄塔が見えないスポット」です。

このことは後でわかりました。

何回かこの露天風呂に入ったのですが、いつもそのスポットには先客がいました。

こういったスポット見っけが面白くて好きです。



お風呂からあがって脱衣場に行ったら、ばばあは重大なことに気づきました。

な、な、なんとバスタオルを忘れてしまったことに!!!

じじいに女風呂まで持ってきてと頼むわけにもいかず……困りました。

仕方なく、浴衣で拭いて、その濡れた浴衣を着て部屋に戻ったのでした。

半ボケばばあの朝の大失敗でした。

 

ホテル七重八重の朝食は夕食のような個室ではなく

景色の美しい大きな食堂で頂きました。



座る場所が決まっていて、そこに座るとご飯や味噌汁を持ってきてもらえました。

驚いたことにバイキングではありませんでした。


   

朝からすごいご馳走! 

バイキングじゃないので、個々に盛りつけたということです。びっくりしました。


   

干物をミニ七輪で自分で目の前で焼いたら最高に美味しかった……本当のぜいたく!

いつも家で魚を焼く時は、台所と食卓をあっち行ったりこっち行ったりして

せわしない思いをしているので、非日常的で旅に来てよかったあと思いました。


  

  

左写真の日光ゆばのお刺身が美味しかったです。

ゆばのお刺身は一般の家庭でもよく食べられているそうです。

いつも家では少量のご飯とおかずちょこっとしか食べないのに、一つ残らず完食……

……どうして朝からこんなにいっぱいお腹に入るのでしょうか?

でも日常的にこんな朝ごはんを食べていたら、あっという間に

糖尿病つきの肥満になることでしょう。

たまにだからいいんですね。


 


昨日は暗くなってからホテルに入ったので

お部屋からの景色が見えませんでしたが、今朝はくっきり紅葉の山が見えました。




    

部屋のベランダから見える川は、穏やかに流れる美しい鬼怒川です。

鬼怒川は関東平野東部を北から南へと流れ、利根川に合流する川です。

洪水になると、普段は静かに流れる川が、激しい流れと岩が転がってぶつかる音などから

「鬼が怒っているような川」ー鬼怒川……となりました。

    

驚いたことに、ベランダから今日乗船する「鬼怒川ライン下り」の船が見えました。

こんなに近いとは思いませんでした。

今日、最初のライン下りが9:00ですから、その準備をしていました。




全国各地の川下りの背景には江戸時代から明治時代に

船が物資運搬に使われていた歴史があります。

その昔、運搬船は鬼怒川から利根川、江戸川へ入って江戸へと物資を運んでいました。

人間が米を1俵(60kg)、馬が米2俵(120kg)を運ぶのに

精一杯の時代にたくさんの米を運べた舟は非常に重宝されました。

利根川と江戸川に挟まれた千葉県野田で醤油の生産が盛んだったのはそういう理由からでした。
(野田にはキッコーマンやヤマサの本社がある)

ところが、明治19年、上野駅から宇都宮駅まで鉄道が通り、

たくさんの荷物を運べるようになったので、舟運にとっては致命的な打撃となり、

以後、鉄道輸送へと移っていったので、観光用の船の使い方へと変化していきました。

イギリスの船での輸送が今はナローボートという観光用に変化していったのと同じです。

    
   
朝8:30から、鬼怒川ライン下りの予約受付なので

8:30ぴったりに電話をかけましたが、すでに話し中でした。

乗れなくなったらいやなので、
しつこくしつこく電話を切ってすぐに電話をかけるということを

5回繰り返したら、ようやく繋がりました。

なぜ当日の朝じゃないと予約できないかというと、

当日の天気・水の量・流れの速さなど、当日にならないとわからないからです。

魚の水揚げが当日にならないとわからないようなものですね。

10:10発の船を予約しました。

出発時刻の20分前(つまり9:50)までに現地でチケットを買うようにとのことでした。

   

すぐ近くなので、そんなに早く行く必要もないのですが、

じじいが例によって心配性なので、9時にホテルを出発。

表通りに出なくても、川沿いの道を少し歩いたら、乗船場に行けました。


  

鬼怒川ライン下り 乗船場の大きな看板がありました。

階段を降ります。


      

水の多い時は午後もライン下りできますが、

最近は水の量が少なくて午前中だけです。

10:10発に予約してあります。

   

料金表の下にどこかの少年の写真が……レオナルドディカプリオでした。

なんでも
「お忍び」でライン下りに来たそうです。

この姿でライン下りしても、1人の外国人少年で、誰もディカプリオだとは気づきません。



午後は水の量が少ないので欠便で、午前中に6便出ます。

9:00(出航済み)  9:35(出航済み)  

10:10(満席)  10:45(満席)  

11:20(空席あり)  11:55(空席あり)と書いてあります。

2人で乗船料が7000円でした。

この料金には下船後のシャトルバス代が含まれています。
 

  


ライフジャケットがずらーり。

ライフジャケットが着れないほど小さい赤ちゃんは乗れないということです。




救命ベストをつけている時に船が転覆した場合の注意点が書かれていました。

川の中で立つと危険なので、ラッコのように寝て

川の流れに任せていれば、どこかの岸に着くということでした。

ラッコのように川で漂うのもいいなあ……

と、とんでもないことを考えてしまうばばあでした。

  

10:10発の船の乗船30分前になると、長い階段で河原に降りられます。

早く降りてテントの長椅子に順番に座りました。

早く来たので写真が撮りやすい、船の1番前の席に座れました。

さっき、じじいが心配性で早く来すぎだと悪口を言いましたが、

結果的には早く来て正解でした。

まさに「早起きは三文の得」でした。

  

でもあとでよく考えてみたら、

船頭さん(こっち向いている)とお客さん(後ろ姿)がみんな入っている写真は、

後ろの方の席じゃないと撮れないことに気づきました。

それに後ろの席はたとえ水の量が多くても濡れにくい。

ああ、あとのまつりか……。

  

本当は上の乗船チケット売り場のコインロッカーに荷物を

預けるつもりでしたが、やめました。

ライン下りHPではわからなかったことですが、帰りの無料シャトルバスは

鬼怒川温泉駅と駐車場には行きますが、

出発地点(乗船チケット売り場)には戻ってこない
から

船に荷物を全部持ち込んだ方がいいと言われました。

このことは客の立場から言うと結構重要なことで、

ライン下りのHPにしっかり書いてほしいと思いました。

 
 

この船は最大乗員32人です。

横には最大3人が座れましたが、私たちは2人で座れたのでゆっくりしていました。


  

この透明のビニールは水しぶきを除ける用のもので、前と横についています。

水がかかりそうな場所に来ると、船頭さんが「はーい、ビニール上げて!」

私たち2人は一番前なので、特にその重要な役割をちゃんと果たさなくてはなりません。

船頭さんのかけ声で何回か練習しましたが、その時に船頭さんがおっしゃるには

「ビニールしていても、濡れたら仕方ないのであきらめてね。」(笑)

このビニールのおかげで、全然濡れませんでした(水の量も少なかった)。

でも水の量が多ければ、絶対に濡れると思いますが、その分迫力があるということです。

何事も一長一短。



船頭さんは面白い人でした。

楽しいことを言って楽しませてくれました。

前の船頭さんの他に後ろに舵取りの方もいらっしゃって2人体制です。

そうですよね。前の船頭さんは進行方向に対して後ろを向いているので

もしもの時に、後ろの船頭さんが教えてくれます。

こちらのライン下りの会社では船頭さんがネパール人も含めて16人在籍しているそうです。


  

鬼怒川ライン下りの波のハッピが素敵です。

鬼怒川ライン下りは全部で6kmで、前半3kmが割と激しいそうです。

約40分間の船旅です。



後ろの座席の様子はスマホをバックにして撮りました。

お客さんが30人くらい乗っています。


  

ここで驚いたのは、川の深さがとても浅いということでした。

船底が川底についているような感触がわかりました。

船底は多分かなり傷んでいると思いました。

午後になると、もっと水量が減って、運行できなくなるから午前中で終了なんですね。


 
 

 

      

何でも質問してと船頭さんがおっしゃるので、質問してみました。

「たくさんのお客さんが乗っている時と、少ない時ではどう違いますか?」

意外なことに、少ないお客さんの時の方が、ずっと漕いでいないといけないので

大変だそうです。



  

船頭さんの後方に何か見えました……リフトみたいなものでした。

東京電力の職員がこの1人乗りのリフトみたいなものに乗り、

水量を計るそうです。水力発電にとっては水量が大切だからなんですね。


    

船頭さんの操る船で、何じゃら岩、何じゃら岩(ゴリラや象だったかな?)

とかの名前のついた岩を見ながら進みます。


    

川の水が透き通っていて非常に美しい。

  

向こうに吊り橋が見えて、観光客の人が見えました。

手を振ってくれていましたから、こちらも手を大きく振りました。


  

船頭さんの漕ぐ時の態勢が凄い……ほとんそ寝ています!!!

  

川幅が狭くなっている場所はスリル満点でした。

  

2011年に浜松市の天竜川の川下りでの転覆事故では、

船頭さん1人と、乗客4人が死亡しました。

この事故を受けて、運行会社は事業を廃止しました。

この事故の前までは、みんなお気楽で

ライフジャケットを着けないお客さんもたくさんいたようです。



また記憶に新しいライン下りと言えば、2023年に京都の保津川下りで

船が転覆して、船頭さん2人が死亡、お客さん19人がけがした事故がありました。

国土交通省は、この事故を受けて全ての乗船客へのライフジャケット着用を

義務付けることを、全国の川下り船事業者に指導しました。

  

     

もうすぐ船着き場という所で、流れがほとんどなくなるからでしょうか

モーターボートが迎えに来てひもで下船場まで引っ張っていきました。

右手の岸に見えるのはクレーン車とトラックです。

お客さんが船着き場で降りてから、そこまで船を持って行って

クレーン車でトラックに船を乗せて、乗船場まで運ぶんです。



10:10に出て、10:50に到着しました。

40分の船旅でした。


    

この船着き場から歩いてすぐの所にシャトルバス乗り場がありました。

   

大瀧ドライブインというお店の前がシャトルバス乗り場になっています。

  

シャトルバスを待っている間に、食べ物や飲み物を買ってもらおうということですね。

でも私たちは一つも残さず、朝食をたっぷり食べていたので何も食べませんでした。

11:10発のシャトルバスに乗って、鬼怒川温泉駅に向かいました。


 
鬼怒川温泉駅まで無料シャトルバスで送ってもらいました。

鬼怒川のアイドル ”鬼怒太くん”です。




  

駅前には誰でも入れる足湯がありました。



   

今日の予定はまずおさるランド(日光さる軍団)→ワールドスクエアですから

普通に現金でバス運賃を払えば、いくらになるかを計算してみました。

鬼怒川温泉駅からおさるランドまでは490円
おさるランドからワールドスクエアまでは350円
ワールドスクエアから鬼怒川温泉駅までは250円
合計 1人1090円×2人=
2180円

820円のフリーパスを駅構内のバスチケット売り場で買うことにしました。

820円×2人=
1640円。

11:30発のバスでおさるランドに向かいました。



主なバス停は

鬼怒川温泉駅ー東武ワールドスクエアー日光江戸村ートリックアート前ーおさるランド前です。

今日は、おさるランド→ワールドスクエア→鬼怒川温泉に帰ってきたいと思います。

まず遠い所から近い所に行って、戻るという流れです。


途中、日光江戸村の前を通りましたが、水曜日は定休日なのでしーんとしていました。

水曜が定休日というのも、調べておいてよかったことの1つでした。

最初、定休日はないという先入観があり、水曜に行くつもりでいたからです。

何かの時にそれがわかって、木曜に変更したのでした。

 
   


おさるランド(おさるの学校)に12:00に到着

おさるランド前の風船うさぎがとってもいい動きをしていました。

風が強かったので
元気に体操してくれたんです。

  

  

    
 


 
 

おさるランド入場券2人で3800円。

まずお猿ちゃんのサッカーを見ました。

日本チームとアルゼンチンチーム(体格がいい)の対決。

お兄さんがおっしゃるには「いいプレイをしたら声援お願いします。」

そうですよね。人間だけでなく、お猿だって褒められたらうれしい。


  

  
 
 


 

この子は生まれたばかりの赤ちゃん猿です。

赤ちゃんと遊びたい時にはチケットとは別料金のコインを買わなければなりません。




   

昔みたいに、お猿に何かをやらせているというような支配的な感じではなく

お姉さんとお猿は仲良しのようでした。



昔からの伝統的な調教は、猿に恐怖心を与えたり、芸をいやがった時に叩くなどの

体罰を加えたりするもので、

芸を教え込むというよりは人間への服従を強いるものでした。



それに対して、現代のトレーニング方法は

@猿が芸をすることが猿にとって楽しく、芸をすれば食べ物やおもちゃがもらえる

A猿一匹一匹の正確や動きに合わせて、披露するトレーニング内容を調整する

B恐怖心ではなく、調教師との間に信頼関係を築くことを重視する

Cストレス軽減のために、飼育環境を改善する

    

    

人間の足の架け方とは違うのが興味深い。

    

    

      

  
 
 


 

お昼になったので、岩下(生姜の産地)の新生姜メンチカツ1つ(350円)と

チョコバナナ1本(400円)をシェアーして食べました。

  

   

午後はおさる学校と海賊のお芝居(パイレーツモンキー)を見ました。

  

おさる学校では見る前に、ある疑問がありました。


お猿は絶対に計算できないと思うけど、どうやって計算ができたように

見せるんだろうか?
 という疑問でした。

それがわかりました!

お姉さんの耳にお猿がひそひそ話をしているように見せて

お姉さんが「正解!」って言うんですよ。

それがわかって笑いました。なるほど…と思いました。

   

パイレーツモンキーのショーは撮影禁止なので写真はありませんが、

「おっぱい見えるぞ!」と言うと、おっぱいを隠したり、

階段を逆立ちで降りたり、3メートル開いている左右の階段をピョーンと飛んだり

素晴らしいものでした。

たくさん練習がんばってくれてありがとう!!!



株式会社おさるランドの社長は村崎太郎さんです。

太郎さんは山口県光市の貧しい家に生まれました。

村崎家は曾祖父から代々猿回しを生業とする家でした。

太郎さんは被差別部落で生まれ、差別を受けてきました。

猿回しは江戸時代から部落出身者の職業として差別されてきたのでした。

ただそこに生まれたというだけで差別するなんて酷いです。

太郎さんのお父さんの代の時に20年間途絶えていましたが、

彼が高校生の時に、猿まわしになることを決意しました。

日本の貴重な伝統芸として、テレビや映画、CMにも出演、アメリカでも公演し、

アメリカ連邦議会から「日本伝統芸能」の称号を受けました。

  

2:17におさるの学校前バス停から、日光江戸村行きのバスに乗って

2:50にワールドスクエアーバス停で降りました。

 
 

入場料は2人で2800円。

ワールドスクエアは

世界の有名な建築物や遺跡を
25分の1の縮尺で再現したテーマパークです。

以前行ったことのある東京のスモールワールズは80分の1だったので

それに比べるとかなり大きいと思います。

そして大きさよりももっと面白いのは、園内を走る電車や飛行機の乗り物の

速度まで25分の1なんです。凝っています。

”本物に見えるかチェック”もしてみました。

そして撮った写真(例えばスカイツリー)を家族に見せてみて、

「この間、スカイツリーに行ってきたよ。」と言って信じるかどうか……楽しみ……




あとでわかったことなんですが、1日に2回(10時と14時ー時期により変更)

行われる予約のいらない
30分間無料ガイドツアーがあります。

園内の建築物の製作秘話や14万人の小さな住人たちの中の面白いキャラクター、

そしておすすめの写真の撮り方などをわかりやすく解説してくれるそうです。

午後3時に到着した私たちはその無料ガイドツアーに参加できませんでした……
ああ残念。

ニューヨークのマリリンモンロー、イギリスのシャーロックホームズ、

万里の長城の三蔵法師、ローマの休日の撮影中のコロッセオ、日本の夏祭りの寅さん、……などの

小さな住人たちがどこにいるのかが、よく分からなかったんですよね。

特にパナマ運河の仕組みの再現が見たかったのにわからなかったのです。


  

                     本物に見えるーその1

25分の1の大きさの飛行機を作るのに一体いくらかかったのでしょうか?

約400万円らしいです。

  
 
 

 

 

まず太平洋をジャブジャブ歩いてアメリカ合衆国に来てみました。





首都ワシントンのホワイトハウスの前に誰か立っているので


よく見てみたら……赤いネクタイのトランプ大統領でした。

2025年1月まではバイデン大統領だったんだと思います。

ということは、国会議事堂には2025年10月までは石破茂総理がいたんでしょうね。

このような小さな住人がワールドスクエア全体で14万人いるようです。

身長は約7cm(つまり7×25=175cm)です。



  

ニューヨークです。


自由の女神の足元には実物大の足跡が描かれているそうです。

海に見立てた大きな池が広がり、その中を船が行き交っていました。


 


 
 
 
     

園内の建物にかかった費用は平均すると1つ約5000万円だそうです!

そして、2001年9月のテロで崩壊した上の写真のワールドトレードセンターは

何と総工費3億円をかけて作られたミニチュアです。

現実には見れなくなりましたが、ここでは見ることができます。


  

    

ここはどこなんだろう?……ロケットあるし、NASA?


歩いて大西洋をジャブジャブ渡ってヨーロッパに来ました。

  

ロシア モスクワのクレムリン

園内の建築物を作る時には、その建物の設計者の許可を受けていますが、

設計者がすでに亡くなっている建物もたくさんあり、許可を受けるのは大変だそうです。


    
  
フランスパリのエッフェル塔と凱旋門が紅葉の山々に囲まれています。

  

ミニチュアの建物に慣れてきたところで等身大のイギリスの衛兵さんに出会うと、

とんでもない
巨人に見えてしまう……そういう自分もここでは巨人なんですが。

  

風車のオランダです。

    

真ん中の写真のイギリスロンドンのビッグベンだけ、本当に行ったことがあります。

右の写真はスペインの現在も建設中のサグラダファミリアですね。


  
  
イタリアローマのコロッセオです。



歩いてアフリカ大陸にやって来ました。

アフリカ大陸では唯一の国エジプトのピラミッドとスフィンクスです。

  

紅葉の山に囲まれたピラミッドとは超現実空間ですが、

雪の降る時に来て、ピラミッドの雪景色も見たいです。

なぜなら、雪のピラミッドの写真を撮って、「異常気象で雪が降った!」と

家族を騙したいからです。

このラクダに乗って写真撮影もできます。


  
              本物に見えるーその3

    




中近東にも歩いてやってきました。
  



アジアの国々へもシルクロードを歩いて行ってきました。

    

タイの仏教寺院とインドのタージマハールです。

インドのほとんどの人々は一生、紅葉の山を見れないんだなと思いました。



    

中国北京の故宮と万里の長城は実際に行ったことがあるので、

当時のことを思い出しました。

万里の長城に行くバスで一緒になった親切な中国人家族に

特産の桃をおっそ分けして頂きました。





そして日本海をジャブジャブと歩いてついにわが日本に帰ってきました。

    
                                   本物に見えるーその4

ネットで読んだんですが、スカイツリーのそばに住んでいる人が

「スカイツリーの周りって、ほんとにこんな感じ」とびっくりなさっていました。

本物が634mもあるので、25分の1に縮小しても25mもあります。

本物が完成する2年前には、こちらに展示されていたそうです。


  

こんな田舎に国会議事堂があったらいいな。


  

ワールドスクエアで一番感心したのが、お寺の周りの木々でした……これ本物の盆栽です。

全部で2万本植えられているそうです。

確かに
盆栽というのは本当の木のミニチュアですから、うまいこと考えたものです。

巨人になったような錯覚に陥りました。

  

  
  本物に見えるーその5



こんなポスターがありましたが、結局1日どころか30分で世界一周してしまいました。

ここは、30分で回る所ではないと強く感じました。

そばの踏切で15:47の蒸気機関車を見たかったので、仕方がなかったんです。

細かーい所をじっくり見ていけば、とても楽しい所だと思いますが、

どこへ行っても何も見てもザーッと見てそれでいいやという人は行かない方がいいです。

NHKでワールドスクエアの舞台裏を特集したことがあったそうですが見たかった。

最初にも言いましたが、
無料ガイドツアーに参加すればもっと楽しめたと思います。

特に写真はガイドツアーでいろいろ教えてもらったあとで撮ったら

かなり面白い写真が撮れたと思い残念です。

家にあった双眼鏡を持っていって、細部を見たら相当面白かったと思います。





SL蒸気機関車「大樹」がワールドスクエアー駅を通過する時間を

東武鉄道の”トプチケ”で調べてありました。

https://www.tobu.co.jp/railway/useful/service_tobutike/

大樹は「下今市駅」から「東武日光駅」の間 約7km

そして「下今市駅」から「東武ワールドスクエア駅」と通って「鬼怒川温泉駅」の間 約12kmを

ゆっくりと運転しています。

私たちが見たかった鬼怒川温泉駅発15:41のSL大樹6号は

東武ワールドスクエア駅を15:47に発車して、

下今市駅に16;21に到着する予定でした。

駅をちょっと過ぎたあたりの
踏切で待ち伏せしていたら、来ました!

      

  

     

昔、私たちが子どもの頃は電車はなく、汽車(蒸気機関車)でした。

駅を出る時に、汽笛を鳴らすのですが、ばばあはこの日、生まれて初めて

非常に
力強い汽笛の音を聞いて感動しました。

音と言っても、ただの大きな音ではなく、魂が揺さぶられるようなそんな音。

これが駅の構内だと、他の雑音がいろいろ聞こえて感動しなかっただろうと思いました。


    

蒸気機関車の汽笛は発車の合図として使われる他、踏切の手前や

見通しの悪いカーブ、駅構内への進入時にも使われます。

蒸気機関車は、石炭を燃やして発生した蒸気の力で車輪を動かしますが、

汽笛も圧縮された蒸気を一気に噴出させることによって大きな音を出します。

  

  

ワールドスクエア内のバス停に戻り、鬼怒川温泉駅前までバスで帰りました。


     

4:05のバスで鬼怒川温泉駅へ。

フリーパスを持っているので便利でした。


鬼怒川温泉に戻ってきました。

もう町にも慣れて、グーグルマップの青い矢印アプリがなくてもホテルに帰れました。



  

七重八重ホテルは、鬼怒川温泉で一番有名な金谷ホテル(右上の写真)のそばにあります。

  

  

明日のために、急須で緑茶を作って、ペットボトルに入れて

緑茶を製造しました。300円節約。

しかも急須だとペットボトルの口にお茶を入れやすいのです。





入浴後、6:00に夕食に行ったら、またまた豪華でした。

  

  

牛ヒレステーキ陶板焼き(玉ねぎ・椎茸・ピーマン・人参・和風ステーキソース)

お造り(甘海老・鮪・サーモン・貝柱)


  

赤魚の南蛮漬け

ホタルイカの沖漬け(大根おろし・柚子)

  

湯波サラダ

鮎の塩焼き・香り巻き・はじかみ生姜

    

むかご芋饅頭(湯波きのこあん・木の芽)

吸い物(五色流し・三つ葉・柚子)と香の物三種盛りとカニ釜めし

甘み(デザート)はメロン  でした。


  

夕食後、1時間休んで、露天風呂に入ってから

夜の9:00にホテル内のリフレクソロジールーム(足の裏への施術)に行きました。

チェックインした時に、ホテル内で使える1000円券を1人2000円ずつ

もらったので、それを使いました。

ちょうど20分間が1人2000円だったからです。




施術者の女性の指に包帯が巻かれているのは、本当に力を入れて

しっかり施術していらっしゃるので無理がきて、指が切れてしまったからだそうです。

いい加減にしていれば、そんなことにはならなかったんです。

まじめな方だと思います。




施術者の方によると、レフレクソロジーは元々は

ネイティブアメリカンの伝統医療で足つぼマッサージとは全く違うそうです。

知りませんでした。ヨーロッパのものだとばかり思っていました。

痛い所は悪い所と繋がっていて

右足は肝臓・胆のう・盲腸…(身体の右側にある臓器)

左足は忘れました。

彼女は生まれも育ちも鬼怒川で、銭湯はオール温泉だとおっしゃっていました。

それを聞いて「ここら辺では湯波をどうやって食べていますか?」

と質問してみたら、「刺身」として食べるのが一般的だそうです。

リフレの後は、お水をゆっくり飲むように指導されました。

そして翌朝、起きて驚きました。

東京のホテル以来、2人ともよく眠れずに困っていましたが

リフレしてもらったら、
朝までぐっすりで、しかも便秘が治りました。

ありがとうございました!!!

次のトピックへ    トップページへ戻る