【ヒンディー語で”ドラえもん”の歌】  


〜70歳からのインド旅 死ぬまでにインド〜





 
 
ほんとうのヒンディー語でドラえもんの歌を覚えるのは大変ですが、

  日本語で(意味のないようなあるような日本語ですが)覚えるのは簡単です。

私はこのヒンディー語の歌が気に入ってしまい、インドに行く前から

  お風呂で歌っていて、インドから帰ってきたあとも、あいかわらず

  毎日お風呂で歌っています。やめられないくらい楽しい。

日本語のドラえもんの歌は嫌いなのに……。
ぜんざい喫茶 あ〜るぞ    イカ湯葉 貼〜るぞ

  (こんなこといいな       できたらいいな)

どーや日本  誰だお前とキャラ立っちゃう ムカ〜デ ふ〜ん

  (あんなゆ〜め こんなゆ〜め いっぱいある〜けど〜)

歴史家 どんな包丁 アジ ハマチ カンパチ

  (みんなみんなみ〜んな かなえてく〜れる)

あったりめえだ そんな平家 鮭 サンマ シャチ 目かゆ〜い

  (ふしぎなポッケでかなえてく〜れる〜)

足(あっし)長(な〜が)注油(ちゅ〜うゆ)きりたんぽ  ドーン

  (そ〜らをじゆうに飛びたいな飛びたいな〜)  

やあ!  ヘリコプター

  (はい! タケコプター)

あっはっは〜 メッコール 狂ったロ〜ボ  奴隷(どれい〜)もん〜

  (あんあんあん とってもだ〜いすき どらえ〜もん〜)

あっはっは〜 メッコール 狂ったロ〜ボ  奴隷(どれい〜)もん〜

  (あんあんあん とってもだ〜いすき どらえ〜もん〜)
日本では1969年(昭和44年)に藤子・F・不二雄によって書かれた

  ”ドラえもん)ですが、1990年代からは海外でも出版されるようになり、

  世界30カ国以上の言語に翻訳されています。

テレビアニメ放映は香港(1982年)から始まって、タイ、イタリア、スペイン、

  スペイン語圏の中南米9カ国、ロシア、中国、インドネシア、マレーシア、

  シンガポール、サウジアラビアなどの中近東やアフリカ、ベトナム、韓国、

  フランス……。

 
 
インドでは、2010年頃からドラえもんの放送が始まりました。

公用語のヒンディー語で放映されています。

男の子用にはドラえもんがプリントされた服が人気です。

服の他に、乗り物やドーナッツにも人気のドラえもん。

     
 
キャラクターの名前が微妙に違っているのが面白いです。

ドラえもんは奴隷(ドレー)もん、のび太はのべ太、しずかはシドゥカ、

  ジャイアンはジアン、スネ夫はスニオになっています。
 
 
インドでも国民的アニメになったドラえもんですが、

  2016年頃に、インドとパキスタンで「ドラえもん」放送禁止を呼びかける

  運動が広がっていきました。

それは子どもが誰かに頼って自分で問題解決しようとしなくなるのではないか

  つまり、他力本願になるんじゃないかという教育面からの理由でした。

ドラえもんのポケットからは次から次と「どこでもドアー」のような

  秘密兵器が出てきて問題解決しますからね。

インド人はその点、まじめだと感じます。

日本人なら「問題は誰かに頼るのではなく、自分で解決してほしい」と

  まで考える親はそんなにいないでしょうね。

でも現在は、そんな運動を忘れたかのように、国民的アニメとなっているそうです。

 
 
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