【50年前のインド-バラナシ】

〜21美で写真展byやけくそじじいとばばあ〜 
 


 
ネパールのポカラから、インドのバラナシまでは

バスと馬車で行きました。







21美会場内展示台

 
 

私たちはイギリス式紅茶よりもインド式チャイが好きです。

インドのチャイ屋(ミルクティー)はやかんでチャイを作ります。

その作り方は

@やかんに少量の水を入れて、沸騰したら紅茶を入れグツグツ煮出す

A濃い色になったら、牛乳をドボドボ入れ、さらに煮だす

B最後に砂糖をたっぷり入れて、マサラ(香辛料)を加える

    
 

※インドではなぜこんな作り方になったのでしょうか?

それは
イギリスの植民地時代に、インドの質のいい紅茶は

全部イギリスに送られて、インドの庶民には

商品にならないような
細かいほこりのような紅茶の葉っぱだけが

残された
ので、それを美味しく飲むために考え出された方法だったそうです。



バラナシの旧市街地では、野良犬、働くラクダや象、

自転車、馬車、リキシャ(人力車)を見ました。



そして現在ではもうほとんど見なくなった

インドの国産車のアンバサダーを見ました。

そのアンバサダーの屋根の上(高温になる)に

干してあるのは牛の糞です。燃料にします。

薪にくらべると煙が少なく、ゆっくりと燃えるので

かまどで煮炊きするのに適しています。



バラナシは年間100万人以上のヒンズー教徒が訪れ、

聖なるガンジス川で沐浴して、祈りを捧げる巡礼地として有名です。

      
 
   

高校の時に雑誌”朝日グラフ”でガンジス川の

沐浴風景を見て、自分の目で見たいと思ってきた場所に

「ついにやって来た!」と思いました。



沐浴する人だけではなく、洗濯する人、頭を洗う人、

口をゆすぐ人、牛を洗う少女もいました。

 
 
 
 
 

洗濯物がカラフルだったので、貴重なスライド(ポジフィルム)を使いました。

 
 
 
 
 
 
 
 

物乞いの中には、生きていくために親が自分の子どもの手足を

切断したり、足をわざわざ折ったりすることがあると

インドに行く前に聞いていましたが、

足が曲がっている男性を見て、それが本当だとわかり、

とても驚きました。よほど貧しいということです。

でも今年インドへ行ったら、そういう人は見なかったので

よかったと思いました。

 
 

街で子ども連れの男性に写真を撮らせてもらったんですが、

子どもが嫌がって立とうとしないところが、

何ともほほえましく、好きな1枚です。

 
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