【金沢舞踏館ー山本萌と白榊ケイ】~やけくそじじいの写真展~ |
山本 萌さんは石川県生まれで、師の土方巽の暗黒舞踏の公演に参加しました。 1976年金沢舞踏館を設立し、金沢を拠点として独自の舞踏を発表してきています。 白榊ケイさんは1979年から金沢舞踏館に参加し、 萌さんの公私にわたるパートナーとして、またソロ活動もしています。 萌さんと共に海外公演を多数こなしています。 暗黒舞踏は土方巽を中心にした舞台芸術で、 その試みは話題を呼び、渋澤龍彦、埴谷雄高、三島由紀夫などの作家は 暗黒舞踏に魅了され、舞台に上がる者までいました。 正統的な舞踊界からは異端視され、 「剃髪、白塗り、裸体、突然変異ダンス、テクニックのない素人の踊り」 などと嫌悪される存在でした。 天上界を志向するクラッシックバレエなどとは異なり、 床や地面へのこだわり、低く曲げた腰によって下界を志向します。 |
1976年秋 東京 目黒アスベスト館・公演 |
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