【岐阜ー白川郷】~やけくそじじいの写真展~ |
白川郷(しらかわごう)は岐阜県の庄川流域の合掌造りの集落として知られ、 1995年に世界遺産(文化遺産)に登録されました。 白川郷は、現在も生活の場として使われているところに価値があります。 田んぼに囲まれた中にかやぶき屋根の家が点在する山村の景色は 日本の原風景で、日本を代表する人気観光地のひとつです。 2004年と2011年に行ってきました。 |
2004年8月 田んぼの稲がだいぶ黄色くなってきています。 |
建物が密集する都市部や街道沿いでは、 茅葺(かやぶき)は火災に弱いため嫌われ、瓦屋根が普及しました。 |
一方、農村部では材料となるススキや稲わらなどが手に入りやすかったので 農閑期に村の共同作業で屋根をふき替えてきました。 |
屋根が急こう配なのは雨漏りを防止するためです。 |
2010年初秋 |
茅葺は世界各地で最も原始的な屋根とされており、 イギリスやドイツ、北欧など、世界中で使われており、 日本独特の屋根ではありません。 |
昔は村の共同作業だった葺き替えも、今では葺き替え業者に お金を出して頼まなければなりません。 一体、いくらくらいかかるのでしょうか? |
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屋根全体を葺き替えたとすると、約2000万円!だそうです。 家が一軒建ちますね。 屋根表面だけの修繕なら、それでも500万円です。 茅葺職人の人件費、足場代、材料費、運搬費、廃材の処分費などが含まれます。 |
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