【ESLの煙もくもくソフトクリーム】   

No.1ー東京と日光旅

やけくそじじいとばばあの日本写真旅

                       

2025年11月14日(金)ー6日目(日光から金沢へ)

この日の早朝というか夜中というか、午前3時にじじいが目が覚めてしまい

露天風呂に入りに行ったら、先客がいたらしい……怖い……幽霊?

向こうもそう思っていたりして……

ばばあはそんな夜中には怖いので、普通に6時に入りにいきました。
 

どうしてなのかはわかりませんが、昨夜同様、誰ひとりとして他のお客さんがいませんでした。

でもじじいによると男風呂は昨夜も今朝(夜中の3時)も3ー4人いたそうです。

誰もいないのは気楽でよかったです。泳いだり自由に過ごせました。

それと昨夜は変な彫刻に青や赤でライトアップされていて怖い雰囲気(面白かった)でしたが

朝は全然怖くなかったので面白くなかったかな……怖いもの見たさ……。

それにしても露天風呂に造花の緑の植物と人工芝はとてもいやでした。

本物のおかめツタは手入れもいらないのに……。


  

お部屋から見える風景はとてもきれいでした。

    

   

夕食同様、バイキング朝食です。



このバイキングでいいなと思ったのは「のっけコーナー」というのがあって

おろした長芋やしらす、明太子、オクラ、ねぎとろなどを自由にご飯にのっけて丼にできることでした。

でも、焼き魚だけは何の魚なのかわかりませんが、

骨だらけ・脂肪だらけで気持ち悪くてどうしても全部食べられず残しました。


   

  

朝食の帰りに、元「クラブ タクラマカン」で現在は卓球(1時間無料)とゲームセンターに

なっている「ゲーセンのタクラマカン」を見学してきました。

タクラマカン砂漠のタクラマカンですね。

タクラマカンはウイグル語で「入ったら出られない死の世界」の意味なので

ゲーセンも一度入ったら出られなくなる世界かも……。

  

ここがクラブだった時代(バブル期)は社員旅行などの団体さんの需要が

相当あったんだなと想像しました。

バブル崩壊と共に景気が悪くなり、派手に社員旅行をする会社も減って、

多くのホテルが廃業したそうです。

先日、テレビで鬼怒川温泉の「廃墟」を見ました。

割れた窓ガラスに壊れた看板……鬼怒川温泉駅から遠いホテルほど廃墟率が高くなっているそうです。

解体するのにも、巨額の解体費が必要で、そのままになっているようです。

廃墟マニアが不法侵入しているとのことでした。

    
     

鬼怒川温泉駅までの無料シャトルバスの発車時間までに時間があったので、

橋の上へライン下りを見に行きました。

写真を撮るのが大好きです。




ライン下りの乗船場が見えました。

 

     

  

  

  

  

橋の真下を船が通っていきます。

    

ロビーで鬼怒川温泉駅行きのシャトルバスを

地元のローカル新聞の下野(しもつけ)新聞を読んで待ちました。


  

ホテル名のおおるりは、この瑠璃色の小鳥から来ているそうです。

フロントの男性はベトナム人とインドネシア人で、

どうやってコミュニケーションしているのか質問したら、共通言語の日本語でした。

ありがとうをスマホで調べて、2人にお礼を言いました。

シンカムオン(ベトナム語)、テリマカーシー(インドネシア語)

ホテルおおるりさんのインスタグラムを見てみたら

2021年以前はひんぱんに更新されていましたが、その後、オーナーが変わったようで

2022年に再オープン、そして2024年お正月以降、更新されていません。


 

無料シャトルバスはたくさんの人でしたが、スーツケースを引っ張って

駅まで歩かなくてもいいのは、ほんとうに助かりました。

ありがとうございました。
 

鬼怒川温泉駅に到着しました。

  

駅横にあるカフェーの前に蒸気機関車の煙を連想させる黒いソフトクリーム!

竹炭とチョコレートで黒いんです。

食べてみたくなってカフェーに入ったら、なんとストリートピアノがありました。

煙ソフト(605円)を2人でシェアーして食べてから、

図々しくも、へたなピアノを弾いてきました。


  
 
  


       

10:10鬼怒川温泉駅着のSL大樹がいました。

ホームで大樹に手を触れて写真を撮っている人がいて

やけどするからやめて下さい。」と注意されていました。

実はばばあもこっそり触ってみたかった……。

 
  

SLは駅員さんの黒と赤の制服が明治時代みたいでかっこいい。

  

SLの乗務員さんは手まで振ってくれました。

  

鬼怒川温泉駅から10:48発の電車で下今市駅へ。

この電車の中の三人掛けのシートに座っていたら、

後からじいさん2人が乗ってきて、そのうちの1人は向かい側の席に座れたのですが、

もう1人のじいさんは座れず、私に「どけ!」みたいなジェスチャー。

私もばばあで疲れて座りたいんだよ……フンっと、知らん顔して、どきませんでした(笑)。

そして下今市駅で乗り換えて、東武日光駅へと向かいました。

鬼怒川温泉駅から東武日光駅までの乗車券330円×2人=660円


11:50に東武日光駅に到着



 

ここから新幹線の出る宇都宮へ行くにはJR日光駅に行かなければなりません。

東武日光駅からJR日光駅までは200m、歩いてすぐです。

  

例によって我らが方向音痴の見方 グーグルマップの”青い矢印アプリ”使用したら

すぐにJR日光駅(元、国鉄日光駅)がわかりました。


  

東武日光駅に比べると、人もほとんどいなくて静かな駅です。

明治時代からある駅ですが、1912年(大正元年)に、現在の2代目駅舎ができました。

ネオ・ルネサンス様式の木造洋風建築2階建てです。



天井には日光東照宮で見た「鳴き龍」がありました。


日光といえば、東武鉄道を思い起こしますが、

実は先に日光まで列車を走らせたのは、国鉄(現在のJR)でした。

その後、東武鉄道も日光まで走らせるようになり、
国鉄と東武の競争が始まり、

観光客を奪い合っていましたが、結局、運賃・所要時間共に
東武に負けてしまい、

東京の上野駅から直通の列車が全廃となり、

現在では宇都宮駅との間を走る短距離普通列車のみとなっています。

でも、ビジネスでは負けてしまっても、
美しさの点では勝っていて、

一見の価値があると思います。

  

外観もハイカラですが、駅舎に入ると、壁や柱の色使いや看板の字体が

きちんと統一されていて、いい雰囲気です。

この駅では、ばばあまで
上品なおばあさまのような気になってきます。

  

レトロなみどりの窓口で金沢までの乗車券を買ってしまいました。

2人で13360円。

新幹線特急券は宇都宮に行ってから買いました。


  

売店とゴミ箱までハイカラな……

    

  

窓の影がビューティフル!

  

    

    

柱ひとつひとつにランプがつけられているので、いい雰囲気で夜に来ればよかった。

  

  

宇都宮駅に午後1:00に到着。

日光駅だけでなく、宇都宮駅も日光線なので、デザインが統一されていました。

  

  

宇都宮ギョーザのお店 ”香蘭”に向かっています。

    

ちょっと遅いお昼になりましたが、香蘭で宇都宮ギョーザを食べます。

  

  

  

焼きギョーザ1皿と水ギョーザ1皿とライス(小)を1つ(シェア)注文。

あっという間に出てきました。

合計950円!……安いです。


  

    

栃木と言えば、イチゴなので、デザートにいちごたっぷりのとちおとめソフトを食べることに。

630円……さすがにお高い。

    

  せっかく宇都宮に来たので、一番人気の店の「みんみん」で

焼きギョーザを1人前(380円)食べました。

注文を受けてから、包むので8分かかりました。

香蘭が早かったのは最初から包んであるからでしょうか?

昔ながらの町中華かと思ったら、ジャズが流れるハイカラなお店でした。


    

宇都宮駅のみどりの窓口は大変な混雑でした。

2:20から3:10までなんと50分間待ちました。

宇都宮駅から大宮駅までの新幹線自由席特急券と

大宮駅から金沢駅までの新幹線指定席特急券を買いました。

2人で17120円。


   

お土産は買いませんでしたが、ギョーザ関係がほとんど。

  

鬼怒川のホテルのお茶菓子に出た「きぬの清流」がありました。

 

  駅通路のいちご案内板がかわいい。 

  

宇都宮駅を午後4:00発の東北新幹線東京行きに乗って

大宮駅に向かいます。


  

それまで新幹線の自由席に乗ったことがなかったので驚きましたがすごい満員でした。

通路がいっぱいでトイレも行けないくらい。でも大宮まではすぐなので我慢です。


大宮駅4:49発の北陸新幹線で金沢駅へ6:50に到着。

金沢駅構内のスーパーで夕食と翌朝の朝食を買って(1991円)

タクシーで(2300円)で家に帰りました。

やっぱり家がいいな……と思ったばばあでした。

今回の旅で一番は江戸村のさむらい修行体験でした。

 
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