ほんとに役立った現地語(シンハラ語)

 【60歳からのスリランカ一人旅】

スリランカの旅で、本当によく使った言葉だけを書き出しました。普通には英語を使えばいいのですが,簡単な言葉だけは時々、シンハラ語を使うと、その場が和むのが実感できます。ちょっとだけ覚えていけば楽しくなりますよ。シンハラ語は覚えやすい言語だと思います。日本に帰ってきてからもしっかり覚えています。
       
シンハラ語 日本語  
アーユーボーワン  お早う こんにちは こんばんは
 さようなら
 非常に便利な言葉で、何回も使いました。インドのナマステに当たる言葉でオールマイティです
 マ・ゲー・ナマ・●●  私の名前は●●です  
 オヤ・ゲー・ナマ? あなたのお名前は?   
 マ 私   
 オヤ あなた  
 ゲー  
 ナマ 名前  日本語の名前と似ているので覚えやすいですね
 ストゥティ ありがとう   
 ラサ-イ おいしい   
 キリ・ティー・エカック・デンナ  ミルクティーを1杯下さい  ホテル朝食でコーヒーか紅茶か必ず聞かれるのでよく使いました
 キリ ミルク (牛乳とココナッツキリがある) スリランカの牛乳はおいしいです
 ティー 紅茶   
 エカック  1   
 エカック・デカック・トゥナ 1・2・3  
 デンナ 下さい   
 ジャパノ 日本人男性   
 ジャパニ 日本人女性        
 チーノ 中国人男性        
 チーニ 中国人女性        
 マ・ノー・チーニ  私は中国人女性ではありません 中国人とよく間違われたのでよく使った言葉です。テレビ番組の”世界の村で発見 こんなところに日本人”で千原せいじもコロンボで「チャイナ」と言われていました。せいじは「ジャパン」と答え、チャイナと言ったスリランカ人はなぜか日本語で「さよなら」と言っていました。
チャイナージャパンーさよなら……です。
 マ・ジャパニ 私は日本人女性です 
 シンハラ シンハラ人   
 シンハヤ  ライオン  デヒワラ動物園ライオンの檻の前でよくこの言葉を聞きました。

●シンハラ語とタミール語について
シンハラ語は国民の約7割を占めるシンハラ人(仏教徒)が使い、タミール語は約2割を占めるタミール人 (ヒンズー教徒)が使います。スリランカでは公用語をどちらにするかの対立がありましたが、1956年シンハラ語が公用語になりました。するとタミル語を話す人々から強い不満が出されました。学校での勉強でも仕事の上でもタミル人の不利になるからです。両民族の間では、長い間内戦が続いていましたが、現在はとりあえず終結しています。ドライバーにタミール人の多いヌワラエリアに行く時に、タミル語で“こんにちは”を何というか聞いたら、知らなかったのには正直言って驚きました。英語もフランス語も少しの日本語さえも話せる人が、同じ国のタミール語のこんにちはがわからないとは。日本でも私たちがアイヌ民族のこんにちはを知らないのと同じといえば同じですが、スリランカの場合は同じ地域に住んでいるのに知らないということだから、ちょっと違うように思いました。言葉をお互いに知らないということは、争いが起こる主な原因の一つだと思いました。
●シンハラ文字は丸みがあり、本当にかわいい文字です。私はシンハラ文字で書かれている仏教のお経を本屋さんで50ルピーで買ってきました。シンハラ語が書かれたお皿なども欲しかったのですが、重くなってしまうのでやめました。

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