【加賀丸いも麦とろ・流木ギャラリーの陽菜】 ~60歳からの金沢外食日記~ |
場所・電話番号 | インターネット情報 | 時間 ・休み | 料金 (2人分) |
●陽菜(ひな) 金沢市伏見新町255 サンピア泉が丘2F (円光寺にあります) ☎076-280 -3334 |
●公式HP http://www.hinahina.jp |
●営業時間 11:30~16:00 とろろがなくなり次第 終了 ●定休日 毎週日曜・月曜 |
●加賀丸いも麦とろ定食 800円 ●加賀丸いもとろろ焼き 500円 合計1430円 (税込み) |
”加賀丸いも麦とろ流木ギャラリー陽菜” 長~い名前のお店です。 実はこのお店の名物の ”加賀加賀丸芋麦とろ” がお店の名前になっています。 |
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赤ちゃんの頭くらいの大きい丸いお芋です。 旬は11月~2月頃で、 スーパーでは大きいもので 1個600円くらいします。 |
石川県の南部、能美市を中心に 作られている加賀丸芋は、 山芋の一種で、粘り気が強く、 味も濃厚で栄養価も高いのですが、 収穫量が少ないからでしょうか、 金沢市内のスーパーで買うと高いです。 加賀野菜のひとつです。 加賀丸いもは山芋の中でも 自然薯(じねんじょ)の次に 粘りが強く、でも自然薯のような 独特の苦みがないので食べやすいです。 でも形が丸いので皮をむきにくく、 すりおろすのも結構大変なお芋です。 こちらのお店では加賀丸いもに かつお・昆布・椎茸などを合わせた 出汁を加えて出しておられます。 |
HPの動画をチューチューブで見ました。 |
「当店オーナーもチンピラ役で 出演しました。」 と書いてありますね。 どの方でしょうか? |
ショッピングセンターの サンピア泉が丘店の2階にあると 書いてあったので 車を1階の駐車場に停めました。 1階の主な部分はスーパーのアルビスです。 1階のどこにも看板がなかったので (もしかしたら見落としたかも) ぶらっと立ち寄るお店ではありませんね。 インターネットで見たお客さんか 近隣のお客さんのどっちかでしょう。 |
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2階の駐車場へ歩いて行きました。 どこかに階段があるのだとは思いましたが ちょっとわからなかったので。 |
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2階の駐車場に上がってきました。 するとマンションがありました。 マンションの1階のテナントの 中にあるのでしょうか。 |
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公文の塾がありましたが、 陽菜さんは見当たりません。 |
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ずっと奥へ進んでみると、 それらしきお店が……。 |
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ありました!!! 駐車場の一番外れにありました! スーパーに買物に来た人が 2階の駐車場に停めて、 たまたま見つけた~ということも ありうるかもしれません。 |
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お店の前にテナント専用の 駐車場が数台分がありました。 1階に駐車しなくても 車でそのまま屋上に来て ここに停めることもできるようです。 |
陽菜という名前の通り、 外観もあたたかい、いい雰囲気でした。 11時15分くらいに行きましたが、 すでにお客さんが前のベンチで 待っていて、私たちと同じく遠い所からいらっしゃった方のようでした。 |
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”加賀丸いも麦とろ流木ギャラリー陽菜” が正式名称です。 早口ことばになるくらい長い。 |
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陽菜の入り口はあっちダヨ。 と猫ちゃんが教えてくれました。 この石の絵もオーナーさんが描いたのか プロ並みに上手な絵でした。 |
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私たちが行ったのは開店時間の 11時半前だったので 看板は充電中になっていました。 11時半にお店の方が出ていらっしゃって 看板をつけ替えました。 つけ替えた看板が春夏冬中。 「え?どうして秋がないんですか?」と 聞いてみたら、 「秋ないー飽きないー商いなんです。」 だそうで言葉遊びも楽しい看板でした。 コロナ完全収束までは お昼のみの営業です。 |
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お店の中へは玄関で スリッパに履き替えてあがりました。 靴を脱ぐと一気にリラックスしました。 やっぱり日本人です。 |
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和の雰囲気で、とても素敵なお店でした。 |
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店内は窓際の小上がりに 2つテーブルがあって、 2組が食事できるようになっていました。 スリッパを脱いで上がるので さらにリラックスできました。 |
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こちらはテーブル席ですが、 壁に素晴らしい絵がかけてあって、 ほんとにお洒落なお店で気に入りました。 |
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店内あちこちに飾ってある 流木作品も販売なさっているようです。 流木アートっていいですね。 流木でこんなに素敵な作品ができるとは これまで知りませんでした。 日本で唯一の流木作家の 北海道の村本さんの作品です。 金額も手頃らしく、 今度来た時に、買いたいと思っています。 |
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調味料置きまでが木で作られていました。 ガラスの器に生けられていた もみじが素敵でした。 |
「一杯食べれば一週間元気」 |
このお店の看板メニューの ”加賀丸いも麦とろ定食”です。 古代米入りの麦めし・丸いものとろろ めった汁・サラダ・煮物・漬物です。 800円で 飲み物付きだと950円です。 せっかくなのでやっぱりこれを注文しました。 |
元気の出過ぎに注意して~ |
”加賀丸いも猫とろ丼” もちろん猫肉の丼ではなくて、 丸いもとろろ・納豆・オクラ・温泉卵の丼・ めった汁・漬物です。 元気のでるネバネバ食材4つを 組み合わせた丼ということですね。 |
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お蕎麦の定食には2種類あるようです。 1200円の方は手打ちの二八そばで 900円のは手打ちじゃない十割そばです。 手打ちの方は初心者マーク(笑)がついていて 出来の悪い時は値引きのようです。 そば・とろろ・温泉卵・漬物です。 今度来た時にぜひ食べてみたいです。 |
女将さん手作りの 加賀丸いも麦とろカレーというメニューも ありました。 ネット情報によると、 子どもでも食べられるような 辛くないカレーのようです。 それは多分丸芋と混ぜて食べるので 辛くなくなるんでしょうね。 私は辛いカレーが好きなので これはパスです。 |
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私たちは年寄りでたくさん食べられないので 定食は1つにして、もう1つは 加賀丸いもとろろ焼きに してみようと思ったので注文したら、 「とろろ焼きは時間がかかるので、 定食と一緒の時間にはできませんが、 大丈夫ですか?」ときかれましたから、 「私たちはどっちもシェアーするつもり なので別々の時の方がいいです。」と 答えました。 |
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他に、面白いと思ったのは卵かけごはん(500円)というメニューです。 もちろん普段スーパーで買う10個98円の卵ではありませんよ。 い~い卵でしょうね。 |
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加賀丸芋麦とろ定食です。 前列左から古代米入り麦めし・加賀丸芋とろろ・めった汁・ 後列左からサラダ・煮物・漬物・デザート そして真ん中のとっくりに入っているのがとろろの味が足りない時のつゆです。 |
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ネバネバの力で 元気になる定食。 |
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古代米が入っているので きれいな赤紫色の麦めしです。 |
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うす味に調味してある丸芋とろろです。 高価な丸芋が かなりたっぷりの量なので驚きました。 味が少し足りなかったので、とっくりに 入っているつゆを少しだけ足しました。 |
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本わさびです!!! スーパーで買ったことは ありませんが、このくらいの大きさだと 1本400円くらいはします。 いつもハウスのわさびチューブなので 滅茶苦茶うれしかった~。 美しい木のおろし金で。 ゴリゴリとおろしてとろろに混ぜました。 |
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麦めしにとろろを少しずつかけて いただきました。 上品なわさびの香りがして おいしい~。 古代米の独特の食感もいいです。 こちらもまた木製の美しいスプーンが 添えられていました。 ひとつひとつの物が全て凝っています。 |
(この文章はHPからお借りしました) |
めった汁??? 石川県民なら誰でも知っていますが、 豚汁のことです。 豚汁と違う点は、じゃが芋の代わりに さつま芋を入れることかなと思います。 私は個人的にはさつま芋を入れると 甘くなるのでじゃが芋の方が好きです。 でも陽菜のめった汁は さつま芋が入っていなかったので 甘くなくて、とても美味しかったです。 ユニークな名前ですが 「やたらめったらに具を入れた汁」 ところから命名されています。 豚肉・大根・白菜・ごぼう・人参・こんにゃくと 具だくさんでした。 まためった汁に使われている 味噌は店主さん手作りの味噌です。 ひとつひとつこだわりがあるお店です。 |
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野菜サラダです。 ドレッシングは 金沢の地元の醤油メーカー、大野の 直江屋源兵衛(直源)さんのドレッシングです。 加賀野菜の源助大根の大根おろし 入りのノンオイルの和風ドレッシングです。 |
小鉢は箸休めになる ちょっと甘めの煮物でした。 歯ごたえのある焼きかまぼこと 新玉ねぎがフレッシュでした。 |
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きゅうりと人参のお漬物です。 |
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デザートはこんなかわいい お団子でした。 中にあんこが入ってきなこがかけてありました。 最後にちょこっと甘いものが食べられて 大満足でした。 |
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定食を食べ終わったところで 丸芋とろろ焼きが来ました。 お肉は入っていませんが、 丸芋のモチモチ感がおいしい。 その焼き方も盛りつけ方も 本当にお上手だと思いました。 パーフェクトです。 |
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平日でしたが、帰る時にはお店の中はもういっぱいでした。 こんな不思議~な場所にあるにもかかわらずです。 たとえ立地が悪くても、これだけいろんな点でパーフェクトなら、お客さんは来ますよね。 体が疲れている時なんかには特に、心身共に癒される空間だと思います。 それにしても、チンピラ役の芝居のことを聞くのを忘れてしまいました。 今度また行きます。 |
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