【らーめん世界】~60歳からの金沢外食日記~
 場所・電話番号 インターネット情報  時間 ・休み 料金 (2人分税込)
●らーめん世界福久店

  金沢市福久町
    ト8ー1

  ☎076-257-8313

  イオン金沢店の
  すぐそば

●公式HP

https://shop.ra-
 mensekai.co.jp/

  

●営業時間
  
  午前11:00~

    午後11:30



●定休日  なし

●極醤油ラーメン
    790円

●半ちゃん焼きめし
    210円

●加賀れんこんギョーザ
    420円

●しろくまくんアイス
    120円

合計 1540円


昔(1990年代終わり頃~)、夫の会社の近くにらーめん世界(西泉店)があって、

夫は毎日のようにここでラーメンを食べていたそうです。

らーめん世界の焼き豚はものすごく美味しくて、やみつきになったらしいです。

そしてその結果、夫の血液は大変なことになりました。

中性脂肪が400になってず~っと下がりませんでした。

朝食と夕食は私と同じものを食べていたので、原因は昼食だったということです。

ラーメン(炭水化物)+豚骨(脂肪)+焼き豚(脂肪)ですからね。

そしてそれから20年以上、夫はらーめん世界のラーメンを食べていませんでした。

なぜならば、私が豚骨ラーメンが苦手だからです。

ところが、豚骨じゃないラーメンもあることがわかって、早速行ってみました。

 

1996年創業のらーめん世界さんは石川県を中心に、富山県、福井県、

そして滋賀県にまで進出しているようです。

石川県……西泉店・松任店・福久店・桜田店・小松店・加賀店

富山県……呉羽店・魚津店

福井店……開発店・敦賀店

滋賀県……長浜店

金沢ではハチバンラーメンと並んで、知らない人はいない有名ラーメン店です。

 

らーめん世界福久店は

8号線バイパスを津幡方面から

金沢方面に向かうと左側に、

大きな派手派手な黄色い看板が見えるので

わかりやすかったです。

 


 
看板にはラーメン屋さんなのに

あえてラーメンではなく

絶品やきめしの写真がありました。

夜になるとさらに目立つ看板になるんでしょうね。

 









お店のあっち側にはなんと

れんこん畑が広がっていました!











ここで獲れたれんこんを

れんこんギョーザに使っているとしたら、

まさに産地直送ですが

まさか使ってないですよね。

加賀れんこんの産地は

この近くの小坂という町です。

   
 
福久店はテーブル席が多いので

家族で行っても食べやすいです。

私たちは2人でしたが、

まだ時間が早くてお客さんが少なかったので

テーブル席に座らせて頂きました。



調味料の横に

ブロック焼き豚 1本1580円という札を

ピンク豚ちゃんが持っていました。

この焼き豚が夫おすすめです。


 




次回来た時には、

加賀味噌温野菜らーめんに

しようと決めています。



らーめん極み醤油豚骨 690円
創業1996年からの秘伝タレの深い味わい
このらーめんが一番人気です。


チャーシューらーめん 990円
一頭からわずかしか取れない自慢の霜降り

こってりらーめん 690円
甘い厳選旨脂がスープに深いコクを活かす旨味

コーンバターらーめん 840円
とろ~りバターとコーンの甘みがベストマッチ

加賀味噌らーめん 790円
旨味濃厚 だしは干し貝柱と加賀鶏野菜味噌

加賀味噌温野菜らーめん 970円
旨みたっぷりのシャキシャキ温野菜


極醤油らーめん(細麺) 790円
醤油の旨味、風味が自慢です

 
セットメニューのいろいろ



ところで”がっつり”を食べられる人って

お相撲さん以外にいるんでしょうか?


半ちゃんセット

ラーメン+やきめし(ミニ)

やきめしが430円→210円になります。

私たちは年寄りなので半ちゃんを注文し、

2人でこれで充分でした。

「極醤油らーめんとやきめしを

組み合わせても大丈夫ですか?」

と聞いてみたらOKでした。

790円+210円=1000円です。


レギュラーセット


らーめん+やきめし(普通サイズ)

やきめしが630円→300円に


がっつりセット

らーめん+やきめし(大盛)

やきめしが830円→590円に

 
 

2人に1人は注文するというやきめしについてネットで調べてみました。

「やっぱりこの絶品やきめしを目当てに来た。」

「一口食べて、うま~い!!!」

「何度食べても飽きない美味しさだ。」

「僕の場合、らーめん世界へはラーメンというよりやきめしを目当てに行っている。」

らーめん世界を知っている人と話しをすると、みんなが口を揃えていうのが、

「あそこのやきめしはうまい!」だそうです。



 

チャーハン製造機で作っている

8番ラーメンと違って

こちらは昔ながらに、人が

重いフライパンをふって作っていました。

本当のところはどっちが

おいしいのでしょうか。


来ました! 

これが”うわさのやきめし”です。

量はミニといっても結構ありました。


具材は焼き豚・卵・

ねぎ・人参だったように思います。


最初はそのまま食べて、

あとコショウをふったり、

ラー油をかけたりして楽しみました。


期待し過ぎたせいでしょうか。

普通においしかったけども

特別、これを目当てに来るほどのものでは

ないように思いました。

ラーメンの方がおいしい。

もちろん人それぞれですが。

でも絶品やきめし……というのは

やはりほめ過ぎではないでしょうか。

 

 
極(きわみ)醤油ラーメンです。

焼き豚3枚・ねぎ・もやしが

トッピングされているシンプルな

あっさり細麺のとてもおいしいラーメンでした。


注文時に「ねぎは多めに」と言ったら

無料で多めにしてもらえました。



夫が大絶賛の焼き豚は

確かにとても美味しかったです。


 

お客さんひとりひとりの立場になって

お好みの味にしてくれるなんて

何てきめ細かい配慮でしょうか!!!

感動しました。

 
お好みに応じますー無料



麺(硬め、軟らかめ)

味(濃いめ、薄め)

ねぎ多め

細麵に変更

紅生姜

こってり


今度来た時には、

麺は硬め、ねぎは多めにしようと思います。
 
 







今度来た時は他のトッピングも

プラスしようと思います。


コーン100円

極太メンマ100円

プラスして

790円+200円=990円になりますが。

 
 
   
窓際にれんこんの大きな箱が

置いてありました。

 


加賀れんこんの特徴は

一般的なれんこんと比べ、

粘りが強くもっちもっちなことです。


茨城のれんこんと比べて、

そんなに違うものなのか

同時に食べ比べたことがないので

本当のところはわかりませんが。

 
 

加賀れんこんギョーザは

季節限定メニューなので

どんな歯ごたえなのかな~と思い

一つだけ追加注文してみました。

季節限定でいつもは

10月からですが、

今年は8月からスタートです。

 
JA金沢のれんこん部会と

協力して作られたコラボ商品だそうです。

1皿 6個で420円でした。

皮が黄色いのはかぼちゃを

練り込んであるからで栄養たっぷり。

 
 
 
普通に酢醤油とラー油で

食べようと思ったら、塩がついてきて

高級塩でも食べてみて下さい

ということで食べてみましたが、

夫も私も「うわ! しょっぱいだけ~」と

いう感想でした。

もったいないので、塩だけを

なめてみたら、美味しい塩でした。

普通に酢醤油とラー油で食べたら

れんこんがコリコリして

歯ごたえがよかった。

 
 
 



 
デザートには私の大大だ~い好きな

”白くまくん”キャンデーを夫と

2人で仲良く分け合って食べました。

久しぶりに食べてほんとに

美味しかったです。

夫に「幸せそうな顔して~」と言われました。

120円でおばあちゃんは幸せになれました。


白くまくんは

パイン・黄桃・小豆が入った

フルーティーな九州のアイスです。

特に小豆がおいしい。

 
 

夫が通い詰めていたのは

多分、社長さんがこの写真の頃だと思います。

ものすごく威勢のいい”あんちゃん”で

「いらっしゃいませ~」と

言ってくれたそうですが、

その時はそのあんちゃんが、らーめん世界の

社長だとは、夫は知りませんでした。
 https://shoushi.jp/about/profile.php


新聞に何回も紹介されている

社長さんです。

とてもドラマチックでかっこいい。


午前11時開店ですが、9時~11時(2時間)と15時~17時(2時間)の

計4時間が仕込みの時間だそうです。

午後の仕込み時間には、もちろんお客さんの対応もしながらということですね。


焼き豚の仕込みはどんなんでしょうか?  職場体験のホームページを見ました。

焼き豚はラーメン1000杯分以上(1日に消費)を煮ます。

煮込んで、その後、さますことで味がしみ込むそうです。

1996年の創業以来、つぎ足してきたタレでじっくり煮込みます。

社員の中でも選ばれた職人さんだけが、焼き豚を作れます。


おいしいスープはどうやって作っているのでしょうか?

豚のげんこつ・豚の頭・鶏のもみじと共に、

生姜・ねぎ・にんにくなど野菜を加え、形がなくなるまで時間をかけて煮込みます。

各店ごとに前日の閉店後から下処理して手作りスープを作っているそうです。


 
豚の”げんこつ”とはどこの部分でしょうか?

調べました。

豚の足の膝関節部分のことでした。

人のげんこつの形に似ているので

この名まえがついています。

質のいい骨髄がいい味を出します。

 

 
 
 ”もみじ”とは?

鶏の足のことでした。

紅葉に形が似ているのでこんな名前が

つけられています。

コラーゲンたっぷりの濃厚なスープが

取れるそうです。

以前、香港の食堂に行った時に

もみじが水の入った大きな桶にいっぱいあって

日本では使われないので

日本から香港に輸入しているという話しを

聞きましたが、日本でも使っているんですね。

知りませんでした。

 

現在では、「豚骨ラーメン」は人気ですが、昔、豚骨ラーメンが誕生した頃は

「博多ラーメン」とか「九州ラーメン」と言われていました。

全国で豚骨ラーメンが広まったので、「豚骨ラーメン」になったんですね。

 それまでの一般的な鶏ガラスープのラーメンと違い、

さまざまな部位の豚骨を使用しています。

頭の骨、足の骨(げんこつ)、背骨、首の骨……。

豚骨は豚肉を解体して残った部分で、昔は捨てていたそうです。

今は豚骨ラーメンに利用されるようになって、捨てる所がなくなり、素晴らしいことだと思います。

といっても、私は豚骨ラーメンが好きではありませんが。

 

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