【客野製麺所のあっさりラーメン】2019年10月
 場所・電話番号 インターネット情報  時間 ・休み 料金 (2人分)

●客野製麺所

  通称「きゃ」

金沢市西都1-69

石川県庁横の
”すし食いねえ”のすぐ裏

☎076-267-5011

店の前の駐車場と
広い第2駐車場あり




●石川県庁展望台カフェ


●公式HPはないようです
  

●営業時間
  
  11:00~14:00

  18:00~20:30


●定休日

  木曜日

  第3水曜日

●客野製麺所ラーメン

ラーメン(薄口醤油)750円

中華そば(濃口醤油)750円

チャーシュー 300円

ねぎ     100円

合計     1900円


●県庁展望台カフェ

タピオカミルクティー
 (テイクアウト)
       500円


総合計  2400円




今月の外食は、石川県庁すぐそばのラーメン屋さん「客野製麺所」に行ってきました。

2009年にオープンした個人経営のお店で、ちょうど今年で10周年になるそうです。




石川県庁です。

金沢市の中心部から2003年に

こちらへ引っ越してきてもう16年になります。



向こうに県庁が見えます。


こちらのお店の名前ですが、

実は宮野(みやの)製麺所だとばかり思っていました。

やはり私は目の悪いおばあさんです。

でもインターネットで「宮野製麺所」と検索したら

ちゃ~んと出てくるんですよ。

途中で、この「きゃく」の

ロゴマークを見てやっと気づきました(笑)。


 どなたがデザインしたのかはわかりませんが、

「きゃ」が入ったラーメン丼の看板が素敵です。

下の中華模様もかわいい。

   あまるほどスープも麺も作らないで、

なくなったら終了というスタイルがいいですね。

円八のあんころさんと同じです。



 トンコツ(濃厚) VS 鶏ガラ魚介(あっさり)


皆さんはどちら派ですか?

私は昔、人気のトンコツラーメンを食べて食後どころか一口食べただけで気持ち悪くなった経験があり、

それ以来、トンコツラーメンは避けてきました。

豚の骨からは大量のたんぱく質(コラーゲンやゼラチン成分ー胃で消化される)が溶け出すので、

胃に負担がかかるんですね。

 
   
食券の券売機です。

無駄に人手がいらないし

お金に触らないので清潔でいいと思います。

初めての店の場合だと、メニューの選択に時間が

かかり、人が後ろで待っているとプレッシャーですが

私たちはあらかじめネットで見て

決めてあったので、すぐでした。

でもトッピングの食券があるという情報は

ネットでは見なかったので急きょ買いました。

   
11時開店で11時きっかりに行ったので

窓際のテーブル席に座りました。

私はここでとてもうれしかったことがありました。

この席の窓が開くんですよ~!!!

涼しい秋の風がサ~っと入ってきました。

今の季節はクーラーも暖房もいらないのですが

でも窓を閉めきるとムッとしてしまいます。

ところが普通の飲食店は絶対といってもいいくらい

窓は開けられません。

なぜならば網戸がないということと

開けられない窓が多いからです。

ちょっとしたことですが、

ご主人の自然な生き方に賛成です。



 

とてもかわいい手作りメニューです。


私たちは食べくらべたかったので、

ラーメンと中華そばにしましたが、

ラーメンには チャーシュー

中華そばには ねぎ

をプラストッピングすることにしました。





ここのお店で楽しみにしていたことのひとつは

メニューの略称でした。

従業員の方たちが略称で注文品を

厨房に伝えるそうです。



らーめん     らー

中華そば   しな

パーコー麺   ぱー

中華パーコー麺   しなぱー

香味ねぎらーめん   ねぎらー

香味ねぎ中華そば   ねぎしな


楽しいですね~。
 
全て税込みの値段です(2019年10月9日時点)

使っているお醤油が薄口か濃口かで

名前が変わるところがなかなか面白いです。

各種大盛りは+100円です。


●らーめん  750円(ミニサイズ580円)

   薄口醤油のあっさりラーメン

   当店のシンボル。あっさりと奥深い味。

●中華そば  750円(ミニサイズ580円)

   濃口醤油のあっさりラーメン

   醤油のコクと煮干しが効いたくせになる味



●パーコー麺   950円(ミニ730円)

   特製たれに一晩漬けこんだ豚のから揚げを

   チューシューのかわりにのせた

   ボリュームあるらーめん

   スープはらーめんと同じ薄口醤油味

   石川県では珍しいメニューだそうです。

●中華パーコー麺   950円(ミニ730円)

   豚のから揚げのせ中華そば

   スープは中華そばと同じ濃口醤油味

   パーコーは漢字で排骨と書きます。

   中国語で骨なしの肉という意味です。




●香油ねぎらーめん  880円

   こんもりねぎの上にアツアツの香油をジュっと

   かけたアツアツの香ばしいらーめん

●香油ねぎ中華そば  880円

    スープは濃口醤油味



●担々麺       830円

    ごまとピーナッツの風味に魚介スープが

    加わった新感覚の味わい



※トッピング

   半熟煮たまご    100円

   ねぎ盛り      100円

   香味ねぎ盛り    130円

   メンマ       200円

   チャーシュー    300円

   パーコー      300円

 
●パーコー丼  650円(ミニ250円と350円)

   350円のミニパー大丼はごはん多め

●オニオンマヨパーコー丼   730円

●ミニ炙り肉飯        250円

   バーナーで香ばしく炙った角切りチャーシュー

●日替わりおにぎり(平日ランチ限定)  100円

その他 いろいろ


 
さて、店内はかなり個性的です。

最初、自分の目がおかしくなったかと思ったら

本当にゆがんだ時計が壁にかけてありました。

サルバドールダリの時計です。
(娘から教えてもらいました)

ああ、目が回りそう……。
 

ファンゴッホの 「星月夜」です。
(こちらも娘からです。ありがとう)

ちなみに星月夜はムンクも描いています。

ご主人は不思議なものが好きなんですね。


   
お手洗いをお借りしました。

最初、あれ?電気がつかない……と思っていたら、

夜のような暗い明かりで壁が宇宙でした~。

宇宙体験できるトイレです。

そして帰りの通路には宇宙飛行士たち、

月のポスターも。

 
 

ムーの愛読者は

「ムー民」(ムーミン)と呼ばれます。


雑誌 ”ムー”が本棚に置いてありました。

UFO・超能力・怪奇現象・オカルトなどの月刊誌です。

実はこの雑誌、以前から読んでみたかったんです。

ムーという雑誌名は太平洋にあったと

いう説もあるムー大陸からきています。

反オカルト派の学者として有名な大槻先生が

実はムーの愛読者で、批判材料をムーから

探していたそうです。

またオウム真理教の麻原彰晃が空中浮揚の写真を

掲載したりしていたこともあったそうです。


 
   
北海道富良野の美しい写真です。

客野製麺所のマスターは

脱サラ後、ラーメン好きが高じて

自分の店を持ちたいという夢を持ち、

富良野の「とみ川製麺所」という

ラーメン屋さんで修業なさったそうです。

 

チャーシュートッピングを追加した

らーめん(薄口醤油味)です。


”なると”が揚げてあるということは

インターネットで知っていましたが、

現物を見てなぜ揚げてあるかがわかりました。

これ、揚げるとUFOになるんですよ。

揚げてない”なると”は ”なると”でしかないですよね。

らーめんの海に着陸した未確認飛行物体です。


それにしても”なると”は揚げない方がおいしい!

と感じるのは私だけでしょうか?

 

ねぎトッピングを追加した

中華そば(濃口醤油味)です。


 
こっちの”なると”はさらにまんまるくなっています。

ねぎは普通に小口切りではなく、

もっと細かく切ってあります。

ねぎが苦手な人のための配慮かなと思いますが、

ねぎ大好き人間にはちょっと物足りないような。

最初、「客野製麺所」という名前を見た時、

うどん屋さん?と思いました。

自家製麺のお店ということですね。

麺のゆで方は私の好みの「固め」です。

標準が固めなので、さらに「固め」と

注文しないようにしましょう。

 

この巨大なメンマを見て下さい!!!

こんな歯ごたえのあるメンマを食べたことがありません。

びっくりです。
 
メンマはかつて「志那竹」(シナちく)と

呼ばれていました。

日本では江戸時代から第二次世界大戦まで

中国のことを「シナ」と言っていました。

私の父などは大正生まれなので、

ラーメンのことは「シナそば」と呼んでいましたよ。

でも今でも、東シナ海や南シナ海は

そのまま使われています。

石原慎太郎は現在でも中国を「シナ」と表現しています。

私はシナそばという言葉を使いませんが、

父が「シナそば」と言っていたのを思い出すと

なぜか無性に「シナそば」が食べたくなります。

うどん屋の出前のあっさり味のラーメンです。

 

抜けるような真っ青な秋空で、せっかくなので、

県庁の展望台に上ってみることにしました。


 

展望台は19階でした。

階段を歩いて上りたかった(冗談)。

 
   
 
 

新しくなった県立中央病院を初めて上から見ました。

 

これが噂の屋上へリポートです。

能登の急患の人などを乗せてくるんですね。

 
 

こんなところにカフェーが。

 

今、人気の「タピオカドリンク」がありました。

これ飲んでみたかったんですよ~。

500円と高いので二人で一つをシェアーします。

 
 

一度は飲んでみたかったタピオカドリンクですが、

かなり、がっかりしました。

話題になるほど美味しいでしょうか?

多分、すぐにブームは去ると思います。

夫(私と同じ老人です)は吸い込んで、タピオカが

のどに詰まりそうになったらしいです。

子どもや高齢者は気をつけましょう。

 
タピオカティーについて


ミルクティーに大粒や小粒のタピオカを入れた

台湾発祥の飲み物です。

台湾をはじめ、北米、ハワイ、アフリカ、

東南アジア、そして日本でも大人気です。

タピオカをストローでズズズっと吸い込む感覚と

独特の食感を楽しみます。

特に台湾ではタピオカティーは国民的人気飲料。

台湾政府が武器の予算案を通過させる時に、

国防部は「全国民が毎週タピオカティーを1杯ずつ

節約すれば何とかなる」と言ったそうです。


 



タピオカの原料は、「キャッサバ」というお芋で

原産地は南米です。

 

タピオカは、このお芋から作られたデンプンです。


 

タピオカの元の色は白色です。

黒いタピオカはカラメルなどで色をつけたものです。


 
どうしたら、キャッサバのデンプンは

丸くコロコロになるのでしょうか?

練ったデンプンを特殊な容器に入れて

回転させると遠心力によって丸くなるそうです。

 
緑の丸い緑地は展望台の地図によると

鞍月セントラルパークです。

 
 
   とてもきれいなので、行ってみたくなりました。

上から見ていたら、簡単そうでしたが、

ほんとに行ってみたら、とても迷いました。

 

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