【はいだるいカレー&能登ミルクジェラート】2018年5月 |
場所・電話番号 | インターネット情報 | 時間 ・休み | 料金 (2人分) |
珈琲レストラン はいだるい 石川県七尾市石崎町 タ―2―13 電話 0767-62-2356 和倉温泉駅前にある のでわかりやすいです 右横に駐車場あります |
はいだるい 公式HP http://haidarui.com/ Welcome.html |
はいだるい営業時間 9:00~20:00 定休日 火曜日 祝日は15時まで |
はいだるいカレー 850円(税込み) 2人でシェアー |
能登ミルクファクトリー 石川県七尾市和倉町 ワ―13-6 和倉温泉総湯からすぐ 電話 0767-62-2077 お店の裏に駐車場あり |
能登ミルク 公式HP http://www.notomilk.com/ |
能登ミルク 営業時間 9:00~19:00 定休日 日曜日 |
ジェラート 能登ミルク 350円 宙(そら) 450円 合計 800円 |
大きな岩の上から温泉の湯気がのぼっています。 今月の外食はちょっと遠出して 能登の和倉温泉にやってきました。 日本一の温泉旅館の”加賀屋”で有名な温泉です。 金沢からは車で1時間ちょっとです。 私は長い間石川県に住んでいながら、和倉温泉に 来るのは、実は今日が初めてでした。 |
この場所が源泉です。 地名の和倉はもともとは「湧く浦」 つまりお湯の湧く浦(入り江)のことでした。 開湯1200年の歴史の古い温泉で、 白鷺(しらさぎ)が傷を癒しているのを 漁師が発見したと伝えられています。 つまり、海の中から発見されたということです。 昔は、潮が引いている時でないとお湯を利用できません でしたが、江戸時代に七尾城主であった畠山氏、 加賀藩の前田氏によって温泉が整備されました。 |
お湯は無色透明ですが、塩分は非常に強く、 よく温まります。 神経痛や関節痛、腰痛に効能があります。 試しに飲んでみたら、塩から~かったです。 |
|
ここに卵を持ってきて温泉たまごを作ることができます! いいですね~。きっと塩味もしっかりつきますよ。 家から卵を持ってくればよかった(ああ悔しい)。 卵を入れる ざるが用意されていますが、 今日作りに来ていらっしゃった方は 網を持参されていました。 |
|
和倉温泉に行こうと思っていたら、ちょうど中日新聞とネット記事に 次の様な記事(一部省略)が掲載されていました。 せっかくなので、青林寺客殿 御便殿ごべんでん(皇族の休憩所)へも行ってみることにしました。 大正天皇が皇太子時代の1909年に和倉温泉を訪問時、 現存する御便殿は、島根県浜田市とともに、全国で二件しかありません(浜田市の方は見学できません)。 青林寺では、五月には真っ赤に咲く能登キリシマツツジ、秋にはモミジの紅葉が見頃を迎えます。
|
|
和倉温泉の温泉街からわき道に入り、住宅地を抜けた 高台にあります。 石段を上り、門をくぐると青林寺客殿です。 駐車場はこの階段の下の広場みたいな所にありました。 きれいな公衆トイレもありました。 |
事前に青林寺さんに電話で問い合わせてみました。 私達が行った前日の日曜日は70人の団体さんが、 そしてあくる日は40人の団体さんが来るそうで、 私達が行った月曜日は団体さんの予約はなしでした。 団体さんとぶつかると写真どころでないですからね。 見学客はその時、私達2人だけでした。 |
静寂に包まれた境内。青林寺の黒い屋根瓦に 5月の新緑の楓がよく映えていました。 曹洞宗のお寺です。 個人的な感想ですが、曹洞宗のお寺は美しいと思います。 |
5月だというのに、こんな真っ赤な紅葉も。 境内は季節を感じさせてくれる草花でいっぱいです。 |
この不思議な情景は一体全体 どうなっているんでしょうか? |
種明かしは、庭園の木々がテーブルの上に敷かれた ガラス板に映っているからなんですよ。 ”逆さ庭園”です。 新聞の写真を見てもどうしてもわかりませんでした。 自分の目で確かめたかった。 |
住職の奥様でしょうか? いろいろ案内して下さいました。 掃除が行き届き、季節の生け花の センスがよく素敵でした。 |
一応拝観無料ではありますが、お忙しい所、見学して 説明して頂いたり、写真を撮って迷惑をかけたので、 厚志(こうしー感謝の気持ち)として お金を置いてきました。 |
こちらが大正天皇が休憩されたお部屋です。 畳の上にさらにぶ厚い畳が置かれていました。 百人一首の天智天皇などが座っているあれですね。 |
菊のご紋です(菊菱ーひし形の菊)。 昔は一般の家でも菊紋を使いましたが、明治になり、 菊は皇室の紋章として制定されたので、 一般人の使用は禁止されたそうです。 |
向かって右が上り、左が下りになっています。 順路と書かれた立札があるので、わかりやすかったです。 |
青林寺さんの脇からは階段が続いており、 竹林の中を散歩しながら展望台まで行けました。 |
青林寺という名前の通り、青々とした竹林が続きます。 竹林に響く小鳥の声は、聞いたこともないような 透き通ったものでした。 また、この季節(5月下旬)は竹の子が竹になっていく 過程を見ることができました。 茶色い皮をかぶっているのがそうです。 |
茶色い皮があるうちは大きくても「竹の子」、 そして皮がむけたものを「竹」というそうです。 大人以上にヒョロヒョロと背が伸びた小学校6年生が それでも「子ども」と呼ばれるのと同じですね。 |
”和みの鐘”は誰でも鐘をつくことが出来ます。 |
和みの鐘にのぼってみると、能登島大橋が架かる 七尾湾が一望できました。 |
さあ、今日の目的 ”はいだるいカレー”のお店は 和倉温泉駅のまん前のこのお店でした 列車の時間が迫っている時には、注文したものを 早く持ってきて下さるそうです。 昔懐かしい喫茶店です。カフェではありませんよ。 |
”はいだるい”ってどんな意味なんでしょうか? 能登の方言で、「くだらない」とか「期待はずれ」とか、 動きが「のろかったり」物事が「思うように いかなかったり」そんな時に使われる言葉だそうです。 多くの意味を持つ「人間味のある言葉」なんですね。 最初はネガティブな言葉かと思いましたが、 親しい相手に対して使えるほのぼのした温かい言葉です。 「はいだるい人や~」というふうに使用するそうです。 ちなみにこの言葉石川県でも金沢では通じませんので。 |
こちらが愛されて30年の”はいだるいカレー”です。 観光客も地元の人もカレーを 目当てにして来るんだそうです ボリュームが結構あるとネットで調べてあったので、 「年寄りなもんで2人でシェアーしてもいいですか?」 ときいてみると、快くきいて下さいました。 ありがとうございました。助かりました。 私達はお昼にたくさん食べると動けなくなるんです。 辛さは4段階から選べました。 多辛・中辛・小辛・辛さなし です。 辛いもの好きの私達ですが、 小辛でも結構辛いらしいので、中辛にしました。 |
イカ・タコ・玉ねぎ・人参・キャベツ・茄子・ ピーマン・コーンなどの具沢山のカレーです。 キャベツ入りのカレーなんて初めてですが、 煮込んであるのではなく、注文を受けてから 炒めたものを載せてあります。 もともとは、まかないカレーとして作っていましたが、 お客さんにも提供を始めたそうです。 独特の歯応えを楽しみにしていましたが、 あくまでも個人的な意見ですが、思っていたよりも 歯応えはありませんでした。 なすびは歯応えがあったのですが、 イカやタコ、キャベツがね。 でも、はいだる~い感じがわかりました。 お店のカレーといえば、具がほとんどないものが 多いですが、ここのは具沢山で栄養たっぷりのところが 食べる人にあたたか~いんだと思います。 今度家でスルメイカを買ってきてキャベツや茄子を 炒めてコーン載せて真似して作ってみようと思います。 歯応えよくなるでしょうか? |
今日のデザートは2018年4月7日にオープンした ジェラート店”能登ミルクジェラート”に行きました。 和倉温泉総湯のすぐそばにあり、 とてもわかりやすかったです。 |
ここの牛乳は、和倉温泉の旅館の朝食やお土産にも 使われているそうです。 |
まさにミルク色のシンプルな外観に、 赤い”能登ミルク”のロゴがかわいいお店でした。 |
お店の入り口にかけられた”能登ミルク”のロゴ入りの のれんもベンチも素敵です。 |
Tシャツやクッションなども販売されています。 |
|
この牛乳ライト、欲しいですね~。 |
|
能登の限定5軒の酪農家が育てる牛の乳牛を 使った低温殺菌牛乳です。 うちにホームステイしていたイギリス人が昔、酪農をして いらっしゃって、海のそばで育った草を食べる 牛のミルクは美味しいと話していたのを思い出しました。 やはりそうなんですね。 |
こんなお洒落な窓側席で頂きました。 シングルで能登ミルクと宙(そら)を注文しました。 食べられるようなら、ダブルやトリプルの方がお得です。 |
私はバニラアイスクリームが好きではないのですが、 この”能登ミルク”味は、バニラエッセンスが 一切入っていませんでした。 シンプルな牛乳の味だけなので好きでした。 市販品でもこういうアイスを販売してくれないかな~。 |
こちらは店主の宙さんの名前からつけた ”宙(そら)”味です。 杏仁、ブラッドオレンジ、マンゴーのミックスです。 こちらは年寄りにはちょっとしつこいかなと思いました。 香ばしいというほうじ茶にすればよかった~。 他にも能登揚げ浜塩や中島菜、柳田産ブルーベリーなど 地元食材を使ったものの他に オーソドックスなチョコレートや抹茶などもありました。 |
小さな頃からアイスクリーム屋さんになるのが夢だった 宙(そら)さんが、東京とイタリアでの修行を終え、 20歳の若さで開業しました。 |
日本最年少でジェラートマエストロの資格を取得した 堀川 宙さんです。 |
外の手洗い場か足洗い場かわかりませんが、 能登ミルク石鹸が置いてありました。 この石鹸は実に1個734円です! 私も牛乳石鹸という石鹸を使っていますが、 こちらは牛乳石鹸でなくてミルク石鹸です。 |
お店の外にもアイスクリームを食べられる椅子や ハンモックが置いてありました。 ハンモックは落ちても大丈夫なことになっています。 |
金沢へ帰る途中、千里浜渚ドライブウェイでひと休み。 ものすご~く美味しそうな貝の焼ける匂いにつられ、 またまた 焼きはまぐりを注文してしまいました。 食いしん坊年寄りです。 |
浜辺で食べる焼きはまぐりは5個で700円でした。 美味しいのですが、たれにお砂糖が入っていたのが残念。 お醤油(磯の香りが生きる)だけで シンプルに焼いてほしかった。 今度来た時には、ぜひリクエストしてみようと思います。 |
60歳からの金沢外食日記 トップページに戻る |