【外食が苦手な5つの理由】~60歳からの金沢外食日記~


1 スパイスが辛くないから(気が抜けている)

    コショウ・一味唐辛子・わさび・辛子・タバスコ・

    ラー油などが辛くないのは、使うお客さんが少ない

    のでどうしても古くなってしまうからと考えられますから、

    それは仕方がないことだと思います。

    でも辛くなくても、まだテーブルに用意されているのならば、

    まだましなのですが、全く用意されていないお店もたくさんあります。

    仕方がないので、厨房のコショウなどを小皿に入れて持ってきて

    もらうこともあります。

    これが自宅なら、辛い新鮮な香辛料をたっぷり好きなだけかけられる

    のに…と思ってしまいます。


2 薬味が少ないから

    例えば、お蕎麦屋やラーメン屋で、ねぎがちょっとしかついてないことも

    よくあります。ああ、家ならたっぷりのせられるのに……と思ったら、

    なんか損したような気分になります。材料費のこともあるので、

    まさかもっと増やしてくださいとか、わがままも言えません。

    自宅ならば、そういった不満は全部解消します。

    青じそ・生姜・ねぎ・大根おろし……などたっぷりのせられます。

    その他、味噌汁には美味しくない乾燥カットわかめを使うお店がほとんどで

    これも生わかめを使えばもっと美味しいのに…と思ってしまいます。

    自宅なら、いい材料を安く、好きなだけ使えるということです。


3 自分にぴったりの量が盛りつけられていないから(当たり前のことですが)

    例えば、カレーライスを自宅で食べれば、自分の食べられるだけを

    お皿に盛りつけますが、それでも途中でもっとカレーをかけたいなと

    思えば台所でかけてくればいいし、辛くてごはんが足りなくなったと思えば、

    ごはんを足せばいいのですが、外食ではそういうわけにはいきません。

    しかも私たちのような老人はたくさん食べられないのに、山のようなごはん

    を盛りつけてくれるところもよくあります。

    サービスだと思いますが、残すのもあまりいい気持ちではありません。


4 ”炊き立てのご飯”じゃない、”好みの硬さのご飯”じゃないから

    家でごはんを炊けば、本当に炊き立てのごはん粒が立っているような

    ご飯が食べられます。ご飯が炊き上がるぴったりの時間に

    おかずができるように微妙な調整ができるからです。

    たくさんのお客さんが相手の外食ではそうはいきません。

    これまで経験した中では、唯一、瀬戸内海の大三島の民宿で、

    「何時に夕食にしますか?」と聞かれて本当にぴったりの時間に

    炊き立てのご飯を炊いてくれたという経験がありますが、

    そんなことはまずあり得ません。

    家でご飯を炊く……これは最高のぜいたくだと思います。


5 チャンポンじゃないから

    家庭料理は自由に組み合わせることができます。

    例えば、魚の塩焼き(和食)、中華スープ

         クリームシチュー(洋食)に、あっさり酢の物

         海老チリソース(中華)に、味噌汁とかです。

    和洋中チャンポンの方が、おいしいし、ヘルシーだし、栄養的にも

    偏りがなくなると思います。


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