【大野醤油ラーメン&玄米ソフトクリーム】2017年7月
 場所・電話番号 インターネット情報  時間  料金(2人分) 

大野湊食堂


金沢市大野町4-125

電話 (090)8262-5661


グーグルマップ地図

すぐ近くに駐車場
お店の前に地図あり

 
 

湊食堂 facebook


大野湊食堂


昼 11:30~14:00
夕 17:30~21:00

定休日 月曜日
 月曜が祝日の場合
 翌日


  

大野湊食堂


大野醤油ラーメン 650円

  ×2=1300円







ヤマト醤油糀パーク


金沢市大野町
     4ーイー170

大野湊食堂から橋を
渡ってすぐ

電話 0120-12-1248

  (076)268-5289

お隣に駐車場があります
 
ヤマト醤油公式HP

ヤマト醤油糀パーク


10:00~17:00

定休日 水曜日
    年末年始

  7月26日~8月16日
  は水曜日も営業

ヤマト醤油糀パーク


玄米ソフトクリーム350円
       (税込み)

玄米甘酒ドリンク 200円
     (税込み)

合計      550円



2店総合計  1850円




金沢市大野港

金沢市大野町は、金沢の海の玄関として繁栄してきた

醤油作りの港町で、その歴史は400年前に遡ります。

昔、母の実家(金沢です)へ行くと、お醤油の味が、

家の味と違っていました。それは金沢大野のお醤油

ではなく、関東のキッコーマンを使っていたからでした。

大野の甘口醤油で育ってきた私には、キッコーマンは

きつい味だったのをよく覚えています。

さて実は大野町は醤油の5大名産地の一つとして知られて

います。あとの4つは千葉県野田(キッコーマン)・

千葉県銚子(ヤマサ)・兵庫県龍野・香川県小豆島です。




橋のすぐそばに大野湊食堂はありました。



木の看板と緑の窓枠がノスタルジックで素敵です。


店の前に駐車場の地図がありました。

”煙草屋さん”と書いてありますが

今は”煙草の自動販売機”なのでご注意(笑)。










 


私達は大野しょうゆラーメンを頂きましたが、

サラリーマン風のお客さんは常連さんみたいで

担々麺を注文していました。

辛さを選べるようで、今度来た時は、

担々麺にしてみようと思います。



フレンドリーな店主さんです。

フェイスブックをなさっていて、その中に次の様な

ことが書いてあり、温かい人柄がにじみ出ています。

この場をかりて) 昨日の午後買い物から店に帰ると
店の裏口のドアの側に、たくさんの野菜がありました。
おそらく大野町の農家をなさっている方だと思いますが
野菜を置いて行ってくれた方どなたかわかりませんが
とても嬉しくありがとうと言いたいです。
改めて有難うございました。
早速水菜をナムルにして、蕪の葉はザーサイと鷹の爪で
炒めました。大根はコンニャクと出しで炊きました。
お店で使わせていただきます。
野菜を持ってきていただいた方さしつかえがなければ
お声をかけてください。



お昼の無料サービスお惣菜3種類です。





 


ザーサイ



もやしとなすの炒め物


レバーときゅうりの炒め物







厨房もお運びさんも全部一人でしなければならないので、

大忙しなんですが、きびきびと仕事をなさっていて、

その合間に私達とも親しく話して下さって人格者ですね~。

 


ここの看板メニューの”大野醤油ラーメン”です。

焼き豚・ゆで卵・ねぎの具です。

美味しい焼き豚でした。

私はねぎ好きで、ねぎがちょっと少ない様に思ったので

別にねぎをもらってしまいました。有難う!


コショウより、辣油をかけて食べるのがおすすめです。



この香り高い辣油(ラー油)は、店主さんの手作りです。

いつも私が使っているスーパーの辣油と全然違って

いたので、どうやって作るのかきいてみたら、

発火寸前まで油を熱くしなければならないので、

作る時は集中する必要があり、お店をその間、

お休みするそうです。

家に帰って、フェイスブックで見てみたら、

次の様なお知らせが確かに出ていました。

7月4日火曜。本日の夜営業は、ラー油を作る為、
全神経を集中することになりますので、誠に
申し訳ありませんが、お休みをさせていただきます。


は~。本当だ。その辣油作り、見てみたいものです。



お店の中にショーウインドウがあって、

中に何か入っていたので、見てみたら……
 


こんなにかわいいお祭りの屋台が何種類も。

店主の娘さんが全部、作られたそうです。上手ですね。



昔懐かしい卵くさいベビーカステラ。

カステラ売りのおじさんの顔、今もはっきり覚えています。


 
 




 

本当にかわいいです。ひとつひとつ実に凝っています。

 





 

壁のボードに新聞が貼ってあったので、見てみたら……

 
 

ここは映画「しあわせのかおり」で

ロケに使われたお店だったらしいです。


監督が旅の途中で見つけたそうです。

 

主演は中谷美紀さんと藤 竜也さんでした。



ラーメンのあとは、おまちかねのデザートです!   大野湊食堂のすぐ近所にヤマト醤油があるはずです。 
 
 
この煙突でヤマト醤油さんの場所がすぐにわかりました。

ノスタルジックな街並みの中にあるお醤油屋さんです。


 

ヤマト醤油初代は、船乗りで、北海道との商いなどを、

そして2代目が醤油醸造をはじめ、3代目が味噌醸造を

はじめ、現在の4代目が米糀を使った発酵食品や、

糀ソースなどの調味料の製造をはじめたそうです。



糀パークには、直売所の「ひしお蔵」、寝かせ玄米と

糀料理が頂ける「発酵食美人食堂」「キッチンスタジオ」

糀体験「糀蔵」と、糀について、見て、感じて、

楽しめるパークとなっています。



 

糀パークの入り口です。




 

ソフトクリームや甘酒ドリンクは食券をこちらの

自動販売機で購入してからお店の人に券を渡して

作ってもらう方式でした。

 


ソフトクリームや玄米甘酒はテイクアウトコーナーで。











 

「糀カレーコロッケはアツアツをお渡しするために、

お待ちいただく場合がございます。あらかじめ

ご了承下さい。」と書いてありました。

ラーメン食べてなかったら、糀カレーコロッケ

食べてみたかったです。

 
 

これが玄米ソフトクリームですが、大変美味しいです!

アイス用醤油をかけない方が美味しいと思いました。

玄米の甘さと濃厚なクリームが、そのまま楽しめます。


 

お醤油といっても黒蜜のような

トロッとした甘いお醤油です。


 
   
   
 
 


ヤマトの玄米甘酒は3種類ありますが、その中の

一つ
「一日一糀」を炭酸で割ったドリンク、

さっぱり甘酸っぱくて夏においしいドリンクでした。



ノンアルコールなので、酔っぱらいません。

ヤマト醤油には日本初の甘酒博士がいらっしゃるそうです。

先代社長の「発酵食品のまだ解明されていない良さを、

お客様に解る形にして商品化してほしい」という願いを

受け、現在の工場長が糀甘酒に関する博士論文を

まとめたそうです。


 

食堂の前の廊下には、休憩できる椅子があり、

お醤油を作る仕込み水が無料で飲めます。

 

この商標、なかなか素敵ですね。
 
 
この発酵食美人食堂には、平日にもかかわらず

お客さんでいっぱいでした。 

何年か前にここに来た時には、なかったので

驚きました。こんなお店が出来たんですね。



それにしても……食べると美人になる食堂………

 来月の外食はここに決めました(笑)。



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