【なぎさガーデンで焼き能登カキ】2020年2月21日
 場所・電話番号 インターネット情報  時間 ・休み 料金 (2人分)

カフェ&炭火焼き

  ”なぎさガーデン”


石川県穴水町
    曽福ネ-8-5


  ☎0768-52-1221


金沢からは車で1時間
  ちょっとでした。


能登鉄道能登鹿島駅そば
  (能登さくら駅)


駐車場はお店の横


●公式HP

  なぎさ水産のHPが
  あります

http://nagisa.
blogdehp.ne.jp/

  

営業時間
  
  11:00~15:00

  日曜日は17:00まで
  

  17:00~20:00

  冬季は要予約



定休日

   毎週水曜日


焼き牡蠣20個 3000円


刺身定食1人前 1300円
  (コーヒーつき)


おかわりご飯 100円


ブルーベリー
 アイスクリーム 400円


合計  4800円(税込み)



1月、中日新聞に能登牡蠣のことが特集されていました。


石川県の七尾湾で養殖が盛んな「能登かき」。

旬を迎え、あちこちで「かき料理」や「焼きがき」といった看板が目に入る。

七尾湾でかきの養殖が本格化したのは、明治や大正の頃とされる。

七尾湾は能登島によって波が穏やかで養殖に向く。

山が近く、海水の養分が豊富で、エサのプランクトンにも恵まれている。


どうして穴水産かきはおいしいんですか?

  「かき独特の嫌な匂いがない。苦手だった人も食べられる。」と

出荷の最盛期で忙しい漁師さんが誇らしげに特徴を語る。

「焼いたかきをたらふく食べたい」「かきフライやかきご飯もほおばりたい」

そんな欲求を満たしてくれるのが、町内飲食10店で行う

  「穴水まいもんまつり ”冬の陣” かきまつり」(穴水町観光物産協会主催

http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/
seisaku/fuyunojinnkakimatsuri.html


  殻つき15~20個の炭火焼きに加え、炊き込みご飯やフライなど全六品で税別3800円。

10店とも統一したメニューと価格で提供する。

「まいもん」とは地元の方言でうまいものを表す。


  「民宿かき浜」はかきを炭火で焼く食べ方を始めて提供した店で、

家庭でしていた炭火焼きを店で紹介し、それが口コミで広まった。

  「どんどん穴水店」  かきと野菜、うどんが入った味噌仕立ての

かき鍋(ごはんと小鉢つき税別1300円)が人気。


名物イベント 「雪中ジャンボかきまつり」 今年も33回目を迎える

  2月8日と9日に穴水港あすなろ広場で、催される。

  2日間で穴水産かき120000個を用意。殻付き1袋(8個)を1000円で購入すれば、

総延長400mの炭火コンロで自分で焼いて食べられる。

昨年は人口8000人の町に57000人が来場し、過去最多を更新した。

 
 
 

能登島大橋、

そしてその向こうに富山県の立山連峰が見えます。


七尾湾の穏やかな海が一望できてのんび~り。

 

2月には能登へ

美味しい牡蠣を食べに行きます。

今年はネットで見つけたんですが、

野外バーベキューができる

”なぎさガーデン”へ行ってきました。

カフェだけの利用でもできます。



なぎさガーデンは単線の能登鉄道の線路に平行する道路沿いにあるので

とてもわかりやすかったです。穴水の少し手前、能登島の左側です。

透明度の高い海がすぐ至近距離にあるとても魅力的な場所。

 


この看板が好きです。

昔のフォルクスワーゲンでその色も素敵。

そしてナンバープレートは NAGISA。




スクッと伸びる1本杉に

”焼きかき”の看板がいいですね。



向かって左のオレンジ色の建物がなぎさ水産です。

お隣から持ってくるので新鮮なはずですよね。

高齢化が進む能登で35年前から

移動販売車でお年寄りを支えていらっしゃるそうです。



また東京から穴水に移住してきた若者を

支援したいとの思いと新鮮な魚を料理して食べてもらう

スペースを作りたいとの思いから、

敷地の一角にCafé&炭火焼「なぎさgarden」を開設し

北川氏が共同経営者となって

運営を委ねているとのことです。



なぎさガーデンの木の壁がユニーク。

ブリやタイや飛び魚が泳いでいます。

 
以前、この近くの”海”という焼き牡蠣のお店に

行ったんですが、室内なので、暖房もしてないのに、

真夏のような暑さで、しかも隣の人との間が

ほとんどないので牡蠣の殻がパチンと

飛んできて危ない思いをしました。


そこでアウトドアで焼き牡蠣を食べられるお店を

探して見つけたのがここです。

真夏は暑いと思いますが、冬は炭火の熱で

適度に温かく、隣の人もいなかったので

殻も飛んでくることなく、ゆっくりと

食べることができました。


 


店内はカウンター席と

牡蠣貝を焼く炭火焼用テーブルがあります

  お店は、使用されてなかった倉庫を

自分たちの手で改修して作られたそうです。



メニューは黒板に書かれています。

今日は牡蠣やホタテの他にタラが入荷したようです。



冬は牡蠣、夏は岩ガキやイカなどの海鮮を

炭火で焼いて食べられます。


 
 

お隣のなぎさ水産から届いた

新鮮な牡蠣が置いてありました。



       【牡蠣の焼き方講座】


①まず殻の平たい方の殻を下にして2分間焼く。

   平たい方に貝柱がついていて

   貝柱側を焼くことによって離れやすくなる

②次にひっくり返して丸みのある方の殻を

   貝が開くまで焼く。


この①と②を逆にするとせっかくのおいしいエキスが

流れ出てしまうので注意。


③左手に軍手をして右手にナイフを持ち、

   開いた部分にナイフを入れてこじ開けて

   平らな殻をはずす。

④平らな殻についている貝柱と身をナイフで

   切り離し、丸みのある方の殻の汁に

   身をのせる

⑤そのままもう1度炭の上に乗せて

   さっと温めて熱々を食べる

   アチチがいやなら⑤は必要なし


 

自分で焼くのが楽しい。

外なので暑~くなくて、炭火で暖か~いです。

 

ナイフで殻を開けて、貝柱つきの牡蠣を

殻から離します。


 
 

プリプリの食感が楽しめて最高!

牡蠣の旨味と潮の香りがジュワジュワ~と、

しかもアチチで美味しいです。
 

程よい塩分で、お醤油などはいりません。

海水が天然の調味料ですね。

以前食べに行った”海”の牡蠣は

塩辛いものが好きな私でさえ

かなり塩辛いと思いました。

どうしてお店によって違うのかな?

 

このアヒルさんのバケツって何だ?

と思ったら………。

 

食べた牡蠣の殻を捨てるバケツでした。

青い普通のバケツと違い、かわいらしい。

 
 
お刺身定食、これで1300円でした。

 しかも素晴らしく新鮮でした。

6種盛り合わせ。

特にカレイのお刺身を生まれて初めて頂きました。

堂々のカレイの姿づくり!です。

金沢の魚屋に並んでいるカレイも新鮮ではありますが

まさかお刺身にはなりません。

ブリもタコも甘海老もアジもみんな最高でした。

そして味噌汁が大きなアサリで美味しかった。

ご飯はおかわり1杯100円で食べられます。

冬の能登はいいですね。

 

こちらがカレイの姿づくりの頭と骨です。

 

包丁さばきが非常に上手なので、

骨にはほとんど身が残っていませんでしたが、

美味しいほっぺたがもったいないので

ついでに焼いて食べました。

魚のほっぺたってなぜか味がいい。

 
 

最高のロケーションの特別席の”赤テラス”です。

こちらにアイスクリームとコーヒーを運んできました。

 
   

赤テラスは赤だけでなく、

赤に似合う緑が使われていて素敵なんです。

センスがいいなあ。

 
   

ブルーベリーアイスはブルーベリーの他に

中に歯ごたえのある何かが入っていて

なかなか美味しかった。


 

海を見ながらゆっくり時間を過ごしました。

 

透明度高し。

 

七尾湾の海は波静かで、海の向こうには

能登島大橋が見えました。

 

他の貝にも言えますが、牡蠣は特に

海の状況を貝の中に蓄積します。

そういう意味でもここの海はとても

きれいなので安心して頂けますね。

別に広島の海が汚いといっている

わけではありませんが……。

 

突然、能登鉄道のディーゼル車がやってきました。

 

普段電車に興味のない私たちですが、

突然、鉄道マニアのように

写真を撮りまくりました。



「どいて、どいて!」と

お互いに邪魔者扱いして写真を撮っています。

鉄道マニアの気持ちがわかります。

 
 

牡蠣を食べたあと、

せっかくなので、近くの有名な駅に行ってみました。

のと鉄道 能登鹿島駅

愛称 のとさくら駅です。

 

桜の花に合わせてさくらまつりが行われます。

4月にまた来てみたいですね。


 

ピンクと白の木造の駅です。

 

屋根の上の風見鶏

 
 

天井から何かブラブラぶらさがっています。

 

大正時代のようなレトロな建物ですが、

実は1988年(昭和63年)に建てられたようです。

 
   
 
   

この子が好きです。

 
   

駅のトイレでこんなにきれいなトイレを

見たことがありませんでした。

ピッカピッカでした。

 
 

こんなに小さなかわいい駅の

待合室を見たことがありません。

手作りのざぶとんなんかが置いてあります。

落書きボードもあって好きなことを書けます。

 

”つこうてくだしフリーきっぷ”

つまり  「使って下さいフリー切符」 です。

能登弁は金沢弁に似ています。

昔、ばあちゃんが 「~くだっし」と言っていました。

今の年寄り(例えば私)は残念ながら使いません。


 
   
 
   
 
   
 
   

冬ですから裸の桜です。

ホームに沿って何本も桜の木が植えられています。

桜の季節の4月には美しく、ニュースで何回も

見たことがあります。

 .
 

ブランド牡蠣の”能登かき”

エサのプランクトンが多いので、

わずか1年で出荷できます。

肉厚で甘みが多いのが特徴です。

 

牡蠣の名産地といえば、

広島県、宮城県などが有名ですが、

能登牡蠣も日本海側の産地なんです。

 
 
 

七尾湾は波が穏やかで養殖に向きます。

山が近く、海水の養分が豊富で

エサのプランクトンに恵まれています。

 

手前のブイみたいなところが

牡蠣の養殖地です。

 
   
 

ゆったりした時間が流れ、おだやかな空気が流れる能登で

美味しい牡蠣とお刺身を頂きました。

来年もまた来たいです。

 

60歳からの金沢外食日記 トップページに戻る